はじめての鑑別書。
こちらの素敵なブルーグリーンのネックレストップ。譲ってもらったものなんですけど着け心地が良いのと色が好みで年末年始赤いトルマリン(金のチェーンのもの)と交互にずっとつけていたんですが、お迎えした時にパライバと書かれていたんです。
そういえば鑑別書って作成したことないなーと思い、まず宝石つむりさんに軽く聞いて(ここに小心者感)アクセサリー状態でも鑑別してもらえると聞き、ドキドキしながら中央宝石研究へ電話で問い合わせ。いやここが一番家から近いんですよ。そうして電話で聞いたところ、いつでも良いですよとのことだったので今年(2020年1月)に出してきました。
中央宝石研究は仲御徒町駅2番出口を出た目の前に看板がありまして、ドキドキしながら受付の2階へ行きました。中には番号札の機会と個別の受付カウンター。白衣を着た人達。待っている人は他にいなかったのでここぞとばかり壁へ貼られた告知を眺めていました。
最近聞くようになった人工宝石(ラボグロウン)のことや、コバルトスピネルや真珠、コランダム系の告知がたくさん。そうこうしているうちに呼ばれたので行きました。
対応してくださったのは優しそうなお姉さん。あの、初めてなので分からないことも多いと思いますが宜しくお願いしますとご挨拶してお願いしようと思っていたものを出しました。1つはダイヤの指輪(これは本物と知ってるから参考に)もう1つはこの謎の石のペンダントトップ。
ダイヤの方はスムーズに依頼できたんですが、問題はペンダントトップのほう。パライバかどうか判断するのに鑑別書代(3600円税別)+分析報告書代(4000円税別)更に産地を知りたい場合は+産地検査代(3000円税別)が必要。しかもこのペンダントトップ、実は周りにダイヤが結構埋め込まれていたらしく(4粒と思ってた)この場合、同質のものと思われる場合は1つだけ調べて50円✕個数の価格になると説明を受けました。もちろんやりました!!(鑑別してから知ったんだけど11個でした)
この時、産地特定はお願いせずあくまでパライバかどうかの鑑別のみ依頼。期間は2週間ほどとのこと。ちなみにダイヤは1週間なので大変なんだなあ…という感想でした。ちなみにダイヤの4Cを知る鑑定はルース状態でないとできないそうで、知らないこと多い…と思った次第です。
そして出来上がったのがこちら。2週間ほどでできました。そしてパライバトルマリンではなくトルマリンでした!(実は受け取りに行く前連絡を頂いて鑑別書どうしますか?と聞かれたので知ってた)
と、ここで気になったのが透明青緑色という文字。これパライバトルマリンでも同じ表現するよねえ…?
不思議に思ったので、このトルマリンはなぜパライバでないと判断されたのでしょう?と聞いてみました。
答えは「出ている色が何を主な成分として出ているかということ」
このトルマリンは鉄の成分によってこの色が出ていたそうです。パライバの場合、銅が色の成分になると。
鉄のトルマリンということはクロムトルマリン?クロムトルマリンってもっと暗い色という印象があったので石って凄い…。
なお、パライバトルマリンでなかった場合検査代は取られなかったのでなんて優しい…!と思いました。いいのかなそれ。調べ損になっているのでは。
というわけで、はじめてのおつかいことはじめての鑑別書作成依頼はこんな感じで終わりました。受付のお姉さんに他にもパライバのように色々分析できたりするものあるんですか?と聞いたら料金表いただいたのでそのうちまたやってみようと思います。
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