月姫リメイク~始まりの日へ帰る日へ~
一番最初は赤単バーンかなんかの記事書こうと下書き放置してたら、とうとう月姫リメイク発売日が来てしまいました。
自分の中で一番思い入れのあるキャラで、型月にハマったきっかけのアルクェイドのリメイク版の大幅なビジュアル変更をまだ全部受け入れきれていません。実際にリメイク版プレイしていると手のひら返しそうなので、アルクェイドが出てくる前に今の気持ちを忘れないように、自分語りでもなんでもまとめないとこれ以上先に進めれそうになかったので書くことにしました(現在2日目朝登校シーン)。
(思っていたより時間がかかって発売日の木曜にプレイして以降、金土日と全く進められてない...)
型月沼に入っていくまでの道のりも書こうとしましたが、思っていたより長くなりそうなので別の記事に分けてそのうち投稿します。
2007~2008年:初めての月姫とリメイク発表
アーケードのメルブラAct Cadenzaで月姫の存在を知り、初めてプレイしたのが2007~2008年にかけてのことでした。当時の記憶とセーブデータの日付を見ると3月頃には全ルートクリアしていたと思います。
それから数ヶ月後、月姫リメイクの制作が発表されました。初期型月を知る何年も待ち望んでいた人に比べれば小さいものかもしれません。ですが自分も「なんていいタイミングで始めたんだ!!」と喜びました。
あれから10数年も待ち、田舎の中高生だった自分が東京でサラリーマンやって若手とは言えなくなる歳になってようやくプレイすることができるとは思いもしませんでした...
2008~2020年:リメイク続報
リメイク情報を求めて不定期刊行のTYPE-MOONエースを毎号購入し、新ビジュアルのキャラクターイラストが発表されたときはアルクェイドの服が別物になってしまった違和感を受け入れなかった部分はありましたが心踊らせながらも楽しみにしていました。しかし、Fateに関してはExtra以降全くの未履修でFGOも未プレイの身故に刊を重ねるごとにどんどん欲しい情報がなくなっていきました。そしてついに後半漫画パートからメルブラやアーネンエルベが消えコハエースも消え月姫キャラが全くでなくなり、読んでてわかるのはえみやごはんだけになり、リメイク情報も見開き2ページで「今頑張って作ってます!!!(要約)」になったときはもうFateエースかFGOエースに誌名変えろよと思いながらハイライトの無い目でパラパラとページをめくるだけになっていきました。
2020年1月30日:TYPE-MOON展
気がつけばTYPE-MOONのメインヒロインがセイバーどころか自分がよく知らないFGOのキャラといった感じになっていたころ、TYPE-MOON展(https://type-moon-museum.com/)で細かい部分までよく見えませんでしたが初めて見るイラスト(立ち絵)が写った開発中の月姫リメイクの画面を見て本当に作られているんだと安堵し、生原稿と並んで見れて良かったものだとよく覚えています。
2021年1月1日:リメイク発売発表
大晦日、昼は「恵比寿さんちの琥珀さん6本買った」と頭の悪いツイートしながら買い物し、夜は年の瀬の挨拶で出かけていたため、日付が変わる頃遅めの夕食に手巻き寿司食べながら日本酒も開けちゃう~~~とか言ってるとき(0:20頃)にはすでに事件は起きていました。
FGOをやっていない身なので特番配信を見ていなかったため30分程の浦島太郎状態でTwitterを見ると一部の方々が大騒ぎしていて何かと思えば月姫リメイクの発売発表という思いがけないニュースに衝撃を受け、正月三ヶ日で何度解禁映像をリピート再生したことか...
2021年冬~春:発表されるリメイク情報
最初のうちは「ほんとに夏に出るのか」「まほよのときみたいに年単位で延期するんでしょ。知ってる」「でもちょっと素直に予定通り出ずに延期してほしい(後述)」と思っていましたが、TYPE-MOONエースやYoutubeのTYPE-MOON TIMESの配信などリメイクが本当に出るんだと現実味を帯びてきたのを感じながらも、アルクェイドのビジュアル変更をまだ受け入れられずにいました。
2021年夏:発売間近、Twitterに流れるイラスト
この頃になると公式からの情報量も増え、Twitterで絵師の方々のイラストも多く流れてくるようになってきていたので新アルクのイラストを見る機会も増えてきました。自分が見慣れてきたのか書いてる人が旧アルクに寄せているのかはわかりませんが、発売1~2週間程前には新アルクの違和感が急激に減っていきました。
2021年8月26日:月姫リメイク発売日の朝
長らく待ち続けた発売日当日となり、今日帰って荷物を受け取れば待ち続けた月姫リメイクが手に入るという実感が湧かないままふわふわとした気持ちのまま出勤していました。
当然ながら月姫リメイクが本当にできるというのはとても嬉しいことでしたが、同時にこれまで待ち続けてた時間が終わってしまう永遠性が失われるようななんとも言えない虚無感に包まれてていました。自分の勝手な解釈ですが昔の人が完成した瞬間から崩壊が始まるので建物を建てるときあえて瓦数枚を残して未完成のままにしていたのに近いものだと思います。
以前から自分は好きな作品ほど"終わってしまうこと"を嫌い終焉を受け入れないため、歌月十夜を15年近く積み(まだ未プレイ)、空の境界の未来福音も5年程積んで劇場版直前まで読まない、Fate/stay nightもUBWの劇場版直前になってDEEN版を視聴、月の珊瑚も原作も漫画も愛蔵版も買ってあるけど坂本真綾の朗読配信(2021/3/29)直前まで読まないというのをくりかえして来ました。未来福音も月の珊瑚も読了後もっと早く読めばよかったと後悔し、終わることを受け入れる辛さよりも未知の物語に触れる楽しみの方が遥かに大きいと知っているはずなのですが未だに終わることを忌避している自分がいます。
まだ遠野家ルート版の発表が無いので月姫リメイクの終わりは当分先のことですがそれでも、リメイクを待ち続ける時間この時間が終わってしまうのは先のことですが...
新アルクにも慣れ違和感が薄れてきてはいるものの、どうしても自分の中で同一人物っていう実感が湧かず、色々な作品のキャラクターがいるなか間違いなく一番自分に影響与えたキャラクターである旧アルクが過去のものになって公式から新規絵などが絶たれ、これからは新アルクだけになっていくんじゃっていく不安が残っています。
新アルクは新アルクで好きなのですが、自分が好きだったアルクェイドは旧アルクだったので、メルブラのコンパチキャラ/別衣装など旧アルクの存在はなにかしらで残して欲しいというと切に願っています。
(シエルに関してはインテーク無くなったけど今風にアレンジされてるなという印象なので特に違和感だったり別人のような感覚は無い)
余談:始まりの日へ帰る日へ
発売日の朝出勤中上記のようなことを色々考えていると、丁度イヤホンから平沢進:オーロラの「キミの始まりの日へ帰る日へ」というサビのフレーズが流れてきて今日が長年待ち望んだあの十数年前の始まりの日へ新たなカタチになって帰る日が本当に来たんだなと感慨深くなりました。
お前平沢でオチ付けたかっただけだろといわれたら否定できないけど、実際にあのタイミングで流れてきたのは本当。
余談2:月姫リメイクをプレイして
冒頭に書いたとおりまだアルクェイドの出てこない2日目朝の登校シーンまでですが、原作をやっていると「あーはいはい、あの選択肢ね」に混ざって「1と2はあったけど3はなかったぞ!?」とか、多分何かで名前出てたんでしょうけど自分の知らないキャラが出てきて「誰?ねえ…!!だれなの怖いよおッ!!」ってなったり。社長絵がいっぱいみれてうれしい(消失する語彙力)ってなってます。
アルクェイドどこ
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