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「推しをすすめる」最終課題 チェアリング

[さとゆみビジネスライティングゼミ] 3期生のシマです。ゼミで学んだことを、即アウトプットする80000字チャレンジ(1日1000字×80日)noteを毎日更新中 80000字チャレンジ73日目/のこり7000字 

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「推しをすすめる」最終話 チェアリング
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気温34度。照りつく太陽と青い空に、入道雲が広がる8月初旬。

蒼く澄んだ秘境の清流で、椅子に座る。

目の前では、鮎が苔を食んでいる。魚体をうねらせる度に、ギランギランと鱗が光る。水面にあたる日の光が水面に反射し、ユラユラと揺らいでいる。水の流れる音、木々が風に揺れる音、セミの大合唱。そこにある、全てが重なりあい「夏」をつくっている。椅子に深く腰掛け、大きく伸びをしながら、瞳を閉じる。「ふっー」と体いっぱい、新鮮な空気を吸い込んでいく。そして、数秒後に「ふぅー」と体の中から、ゆっくりと息をはきだしていく。そんな深呼吸を繰り返していくうちに、自然を感じる「感度」があがっていくのだ。あまりの気持ちよさに、思わず靴を脱ぎすて、裸足になる。そして、足裏に砂利の凸凹を感じながら、清流に足をつける。ヒンヤリとした水の流れを足に受けた次の瞬間、思わず椅子を手に持ち、1歩、また1歩と歩きはじめた。そう、清流の中に椅子をおくために。「ザザっ」と川底の砂利に4本の椅子の脚がうまっていく。倒れないようにうまくバランスをとり、腰をおろす。すると、そこは観光ガイドにも、SNSにも載っていない、私だけの「特別な場所」となるのだ。自然と一体化するような感覚になる。そんな、ぼっーと目の前の「景色」を眺める時間が、とても好きだ。

折りたたみ椅子を持ち、自然の中に、私だけの心地いい場所を見つけて座る遊び、チェアリング。椅子に座るだけだから、楽しみ方は百人百通。なぜなら、場所も時間も人数も、椅子に座り、何をするもしないも、自由だからだ。私は、山へ川へ海へ出かけ、ミルで豆を挽き、できたてコーヒーを味わっている。

そして、チェアリングをしながら、よく未来のことを妄想する。車に自転車を積み、1人旅をしてみようかな。この夕焼けのような色の絵を描いてみようかな。仕事のことから、遊びや学びまで、思いついた「ワクワク」を、その場で手帳に書きこんでいく。綺麗な景色をみて、妄想し、文字にすると、自分の「その気スイッチ」がオンになる。すると1年後に「できた」に変わっている。だから、私にとってチェアリングは、人生を豊かにしてくれる遊びなのだ。

書いた字数 864字
書いた時間 1時間30分

MEMO
今日はラスボス課題で使う、チェアリングの「推しをすすめる」を再考してみた。「映像をたちあげる」「犯人しか知らないこと」などなどモリモリしちゃったかなー。ちょっと、クドいかもなー。ここから推敲して、言葉を削っていこうー

にしても、一番はじめに書いた「推し記事」もチェアリングだったんだよな。最終話もチェアリング。俺、チェアリング大好きなやねんなー。「あっ、いいこと思いついた」と「あれもこれもしたい問題」を整理してくれる遊びだったんだと気づきました。すなわち、センターピンだったんだと。

最終課題(ラスボス)と戦うためには、ゼミで学んだ一つ一つ、身につけた一つ一つの「力」を発揮する必要があるんだな。意識することだらけやん。だけど、めちゃくちゃ面白いな!最後は、やっぱりホームラン打ちたいぞ!

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