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超少額だけど1年半くらい株やってる話
(自己満note#5)
【注意】
社会人のお兄様、お姉様方各位
これはあくまで学生による学生に向けたnoteだと思って、お読みいただく際は温かい目でよろしくお願いします^^;
大学生、一緒に株やらない?
金が欲しいけど働きたくない!
怠惰すぎる自分は、常日頃これをモットーに生きています。
働きたくないけど金がないと遊べないから仕方なくバイトしてる同士いませんか?
僕は常に思ってます。できるならバイトも労働もしたくないし、ずっと旅行して生活したい。
金を稼ぐ方法は大きく分けて3つ。
1つ目は、自分で働く(=労働)
2つ目は、他人を働かせる(=経営)
3つ目が、金を働かせる(=投資)
昔、何かで見たこのフレーズにすごい納得をさせられてから、恐ろしく不純な気持ちで株とか投資に興味を持ち、20歳の誕生日を迎えた翌週くらいに申請、その翌週くらいから少しずつ株を始めました。
【持論】少額投資・少額利益で十分おいしい理論
そんな私の実現損益(お金を運用していくら稼いだ?orいくら失った?)は…
ぶっちゃけ直近1年で約¥300,000 です。
そんなに大きな額じゃないなって思ったでしょう?
確かに、よくTwitterとかYouTube広告とかで謳われている "投資始めて1年で1000万円!"とかに比べたら本当に大したことないし、少額投資中の少額投資だからこれだけで生活できるってほどではないのは間違いない。
だけど、こういう胡散臭い広告とかのやつは(実際に1000万稼いでいる人はいるだろうし、理論上は全然可能だけど)色々な前提条件を無視してるまさに誇大広告で、、、、
例えば、
1000円の株に1000万円(1万株)投資→翌日1050円になったタイミングで売却
これで50万円の利益が出ます(税、手数料等は非考慮)。
正直、株をやっていればわかるけど、株の値動きで50円なんて当日中でもギリ起こりうるし、一回購入金額を割っても一週間後にはプラスに転じているなんてザラにあります。
要するに、投資できるお金が多ければ多いほど、リターンも必然的に多くなるんです。実際に、大金を動かして購入金額と売却金額の差額(キャピタル・ゲインと言う)で稼いでいる個人投資家も大量にいます。
この前提を隠して、あたかも誰でも1000万円稼げますみたいに書いちゃってる
だから、こういう広告のやつは、『誰でも1000万円稼げます!』って意味ではなく、『僕は1000万稼いだよ!自己資金いっぱいあるもん!けど金のないお前らでも運用すればどうにか数万、数十万でも稼げるんだから始めれば?俺が教えてあげるよ!まあ指導料はもらうけどね!W』的な意味か、ただの詐欺かの2択だと僕は考えてます。
しかもこういう『株だけで生きていこう!』というタイプの方々(個人投資家とか)は、投資を始めるまでにたくさんの金融知識を身につけた上で、よく証券取引所のドラマとかであるような「デスクトップpcを3台駆使して、市場が空いている平日の9時から15時までpcに張り付き…日本の市場が閉まったら海外の株を…」みたいな、実質お前働いてるやん!くらいガチでやっているケースも少なくないと思います。
こういう人たちは別世界の人間。
現実的に、一般的な学生に出せるお金なんて数十万円が限界(でも結構節約しないと貯まらないレベル)だし、学校なり遊びなりで9時から15時まで毎日値動きを見張っているわけにもいかないよね。
僕が主張したいのは、「学生のうちに、めちゃくちゃさわりだけでいいから少額投資を始めようぜ!」というお話です。
以下、投資(特に株)を勧める理由を書いていきます^^
投資の中でも株(特に日本株)を勧める理由
一口に投資といえど、種類は色々あります。
外貨と日本円の為替差で外国為替証拠金取引(通称FX)も投資だし、不動産投資、公社債・社債(債権)、暗号資産、投資信託とか、捉え方によっては年金の積立も投資になる。
その中で自分が株を選んだ理由は、
① 少額で始められる
② いつ買っていつ売ってもいい
③ 比較的安心して取引できる
の3つです。特に大きかったのが③。
まず、素人ながら不動産投資のイメージが「土地を買う→他人に貸すor売る」で利益を得ることだと思って、さすがに少額で始めるのは無理だなって。
FX、暗号資産は『なんとなく怖い。』
公社債は満期までの期限が決まっている、利率がバカみたいに低い(銀行預金よりはマシだけど儲からない)から論外…
と、除外に除外を重ねて残ったのが株式投資でした。
米国株でもアジア株でもいいじゃん!って思うかもしれないけど、やっぱり日本で生活している以上日本の情勢が一番キャッチしやすいし、日本ではわからないリスクが現地で発生している可能性がある。何らかの要因で現地株価が急落した時に、否応なく対応が遅れてしまう。さらにそこに(やり方によるけど)為替差を考慮しなくちゃいけないパターンもある…って考えると、学生、少額投資という観点からはハイリスク・ローリターンすぎるなって考えた次第。
株もゆうて怖くね〜〜??って思っている人へ
ここまで、あたかも株だけは絶対安心安全!みたいな論調で書いてきたけど、もちろん株にもリスクはあります。
預金は、100万円預けたら1年後には利子がついて100万10円になりました!
みたいな、絶対に自分が出した額(元本)を割ることはないけど、今の日本の利息だとプラスになることもほとんどない、つまり、本当に銀行に今は使わないお金を預けているだけ。ただの金庫。
一方で株は時価(その時その時で価値が変動する制度)なので、場合によっては100万円出して買ったリターンが80万の場合もあるし、130万になる場合もあるように、元本を割ることも、大幅に利益を得られることもあるよっていうシステム。
人間の心理的に、『同じ額であっても、得られた幸福よりも失った損失感の方が大きく感じる』という行動経済学の理論があります。これを「プロスペクト理論」というんですけど…(下図参照、気になったら以下URL参照。自分の専攻学問の性質上、個人的には結構面白い、納得のいく理論だと思ってます。)
おそらく、株を始めるのを躊躇う理由がここにあるんじゃないかなって思います。
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もちろん、株を適当に買い続ければおそらく総合収支はマイナスになるでしょう。
それは競馬でもパチンコでも一緒。(ギャンブルと株を並列したくはないが、)こういうギャンブル類であっても予想屋がいたり、打ち方のコツがあったりと、プロたちは少しでも勝つ確率を上げるために試行錯誤しながら向き合っているわけで、
それで実際に稼ぐことができている人も中にはいるわけです。
ここであんまり並べたくないギャンブルを引き合いに出してまで僕が言いたいことは、ギャンブルですら期待値をあげれば勝つことができるんだから、ギャンブルよりよっぽど理論通りに動く、賭博性のない『株』であれば、最低限勉強すれば絶対プラスになるに決まってる!ということです。
とは言っても勉強するのすらめんどくせー!って思う人いるでしょう?
安心して欲しいのは、僕自身ほとんど株の勉強してない(上部だけの知識で生活している)ので全然余裕ということです^^;
世の中には損する人がいるから得する人がいる!勢への反論
言い分、わかります。
競馬で全員がプラスになってたらJRAが破綻するよね。
パチンコで全員がプラスになってたらパチ屋なくなるよね。
では、投資で誰が損をして誰が得をしているのか。
結論、得をしている人は『正しい知識をつけて投資をしようとしている人』
損をしている人は、『適当にその場のノリで投資している人の一部(それでも運良くプラスになれば得してる)』と、『投資という概念を知らない、もしくは踏み出せていない多くの人間』だと思います。
多くの人が参加していないからこそ、参加している少数の人間で利益を独占できているのが現状だと思います。つまり、手を出し得ってわけですね。
株で得られるもの
株はキャピタル・ゲインだけが目的ではない、ということが大事。
株は、保有しているだけで企業からギフトがもらえたり(株主優待)、お金がもらえたり(株主配当金)します。
株主優待は、企業により異なるけれど、大体業績にかかわらずコンスタントにもらえるイメージ。
配当金は、ない企業も多いけど、あるところは業績とかによって結構上げ下げが大きいイメージ。
両方あるところも、両方ないところももちろんあるし、株主優待として自社サービスの割引券がもらえる(けど使う機会がほとんどない…)というパターンもあるので、その辺は情報収集で解決。
学生のうちはそんなに気にしないけど、主婦層とかは結構優待メインで株取引をすることで、普段の支出を減らしている賢い方も多いようです。
自分は、例えばカタログギフト(好きな商品を1個選んで贈ってもらえる)と配当金がもらえるオリックスを買って、ビールを注文しました^^
(※2024年以降はカタログギフト廃止だそうです、、、悲しい、、、、、(売り払いました))
他にも、今は伊藤園(安くなってた&権利付確定日までに100株持ってれば1500円相当くらいの自社商品もらえるらしい)を買ってたりします!
(ここはそこまで商品目的ではないから、権利付確定日(4/30)前でも上がったら売っちゃいます^^)
どうやってやればいいの?
さっき、株が一番安心!って話をしたと思うけど、安心の理由はもう1つあります。
これは自分の投資スタンスだからこその安心ではあるし、
大量に利益を上げたい人からしたら受け入れられないと思うけど、あくまで
・他のことに色々時間を使いたい
・あまりお金がない学生
という前提のもとの投資だから、ご容赦ください。
僕の投資スタンスは、
① 自分が買った額より上がるまで待ち続ける
② 絶対潰れない会社(銘柄)にしか投資しない
です。
これは、正直ガチの投資家の皆さんとか、もしかしたらここまで鼻で笑いながら読んでくれている社会人のお兄様たちに大笑いされるかもしれませんが、あくまで僕のスタンスなので許してください^^;
ざっくり解説です。①と②を加味して銘柄と購入タイミングを決めていると言った方が正しいかもしれません。
自分の投資ケース -ANAホールディングス-
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僕、初めて買ったちゃんとした企業の銘柄がANAだったんですけど、
2022年3月に買ってます。売却が2023年6月なので、1年と3ヶ月保有していた形になります。
買った時が、1株あたり2208.00円(これ購入手数料込の値段だったので、正確には2200.00とかで買った気がします。覚えてないですが)
売った時が、3209.00円なので、15ヶ月で1000円も株価が上昇していることがわかります。
正直これは上がりすぎなので、毎回こんなに利益が出ると見込んではいけないと思います。
ここで考えたいのは、なんで2208円で購入できたのか、という話。
株を買う際に投資家が見ているものっていっぱいあるんだけど、
例えば
・財務諸表(企業がどれだけ利益を出しているか、借金があるか、資本があるかなど、企業が会計士を通じて世間に出している情報)
・チャート(株価の推移 / 下図)
・決算短信(今期の売り上げとか、来季の予想とか)
・PER(株価収益率、企業が出している利益に対して株価が割安かどうか)
・PBR(株価純資産倍率、企業の資産と株価の適合性)
・機関投資家(莫大なお金を動かしている投資会社、もしくは金融機関の投資部門)などが出している予想
・出来高(一定期間に株価の売買が成立した量)
など、挙げたらキリがないです。これらの膨大な情報と世界情勢等を加味して、各投資家は自分でリスク、リターンの基準を判断し、買い、売り、中立(様子見)を決定しているんだと思います。
本題。
自分が特によく見ているのが、(本当はよくないけど)チャートです。
本当は出来高とか財務諸表、ニュースをしっかり見るのがいいんだけど、時間をあんまりかけたくないしかけられないという制約があるから、チャートから見るようにしています。
失敗の可能性を減らすために、チャートを見て何を判断しているか?
これは、『高値掴み』をしないことです。
高値掴みは、名前の通り株価が比較的高い時に買ってしまうことです。
デイトレーダー(1円の株価の動きで莫大な金額を動かし、収益を上げる人たち)にとっては関係ないのかもしれない(よく知らない)ですが、自分は安定志向なので極力リスクを減らすことを念頭にしています。なので、高値で買ってしまうことがないようにものすごく慎重になっています。
同じ2000円でも、上がって上がって2000円のパターンと、2500まで上がって、1500まで下がって、また2000円まで上がってきたパターンと…色々あります。そういうのを確認できるのがチャートであり、大幅に下がったり上がったりしている理由をニュースとか財務とかで確認できれば、その株を買うかどうか判断することができます。
下図は、直近5年くらいの推移。急落している箇所が確認できると思います。
航空業界、2020年あたり…間違いなくコロナですよね。
コロナで全体的に株価は下がった(らしい)ですが、世界との繋がりを絶たれた点で航空業界は他の業界よりも大打撃を受けたので、その業績悪化に連動して株価も激下がりしたと…。
これを見ると、元々3000円後半で推移していたものが、2000円前半まで下がり、現在は3300円まで復活したと解することができます。
僕がANA株を買った時が、出来高の山が2番目に高い12/01のあたり。コロナの最大のピンチを乗り越えて、これから業界的にも復活していくであろうという期待を込めての購入だったので、無事上がってくれて安心というか、予想通りというか。
僕の中では、ANAはJALと並ぶ日本の二大航空会社の1つだから、まあ潰れることはほとんどなさそう(220,000円→0円はないだろう)という点(日本航空の経営破綻から目を背けながら)が1つ。
コロナショックというのもあり、今株価が下がっているのは当然だから長い目で見れば多少上がるだろうというのが1つ。
めちゃくちゃ単純な理由で買った結果、たった100株(投資金額:220,800円)で売却金額320,900円(手数料差し引いて実現損益99,825円)、簡単に言えば+45%の利益がでたということになります。
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ちなみに、直近1年の推移。上がりすぎ。(もっと保有しておけばよかったというのは結果論。ナンセンスだけど、株やってるともっと持ってれば、買ってれば、売ってればの繰り返しなので妥協するしかない。)
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他にも何個か紹介しようと思ったけど疲れてきたのでやめます。。。
一緒に株やる仲間を常に募集していたりするので…興味あったらなんか一緒に協力できることあればやりましょう^^
最後に、証券口座の開設方法だけ載せて終わりにしようと思います^^
証券口座の開設方法
開設はマジで簡単。
証券会社を選ぶ→必要事項をインターネットで入力する→審査を待つ
たったこれだけです^^
ネットは簡単だけど審査に時間かかるって聞いたので、自分は郵送したような記憶があります(あんまり覚えてない)
審査に通ったら、銀行口座から証券口座にお金を振り替えればおっけー。
証券会社もいっぱいあるから、どれで始めればいいかわからない〜〜という最初の躓き、自分も結構悩んだ(結局楽天証券にした)けど、比較サイトを参考に決めればいいと思います。
ネット証券前提で話しておりますが、今の時代個人で細々やっていくならネット一択だと思います。(あんま詳しくはないので異論は認めます)
確認するべきは取引手数料の安さ、取り扱い銘柄の多さとサービスの利便性だと思います。
正直、SBI証券が圧倒的に人気だし、一番開き得だと思います。
楽天証券を選ぶ理由は大きく2つ(だけ)。
1つ目は、アプリがめちゃくちゃ使いやすいこと。パソコンで開くと特に使いやすさを実感できるんだけど、マジでめちゃくちゃ見やすくて初心者に優しい気がします。
2つ目は、楽天ユーザーであればあるほど得をする、いわゆる「楽天エコシステム」の恩恵を受けれること。
僕はそんな楽天使ってないので、iSPEED(アプリ)の使いやすさとあとはその場のノリで開設しました〜^^
真面目な話、どこ選んでもそんなに大差ないし、迷ってる暇あったら一刻も早く取引始めたいと思うのでSBIでも楽天でもなんでもいいと思います^^
最後に
みんなも株を始めましょう。以上です🫡