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「忙しさの調節」ができる社会になってほしい

どうも、ryoseiです。
現在大学一年生と二年生の間の春休みでございます。

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毎日起きるまで寝る。
夜は寝るまでゲームしたりスマホをいじったりする。
友達と遊んだり、趣味を楽しむ予定がいくつも控えている。


自由で楽しい日をここ最近過ごしているため、ついつい

「一生休みがいいな。」

と思ってしまいそうになる。



実際不可能なことだけど、一度、すべての人が仕事や勉強を辞めて、ずっと休むことになったとしよう。


それは「終わりの始まり」だ。
日常が崩壊する。食べるものもない。電気・水・ガス・通信は使えなくなってしまう。趣味なんてする余裕もないし、娯楽を提供してくれる人もいなくなる。いままで積み上げられてきた人類の知や技術も止まってしまう。明日も生きていられるかも危ういくらいだ。


自分が今自由に楽しく過ごしていられるのも、私の知らない人達が仕事を通して、社会を支えてくれているからだ。

いずれ私も社会人になる。
何かの専門家になって、その知識や技術を通して、世の中をより良くすることに、微力ながら貢献できるようになる。


とても楽しみだ。楽しみなことには違いない。


だけど、ふと「社会に出たくない」という思いが脳内に出現する。


その理由はいくつかあるけれど、その一つが「忙しくなるから」だ。


人によっては、社会人の時の方が時間ができるのかもしれない。


しかし多くの職種では、労働時間に生活のすべてが支配され、自由も楽しみもぐっと減ってしまう。要は忙しくなってしまう。


今は春休みで怠惰を満喫しているが、私は忙しいことはそんなに嫌いではない方だ。

進んで何かの役職についたり、活動をしたりしたことも多い。

忙しいことは別に悪い事ではなく、限られた時間の中でより多くのことをやろうとする結果だということも実感している。

忙しい日々を頑張り抜いた後には、成長した自分が待っていることも経験している。

忙しい理由は、自分のためや、誰かのための結果であることも知っている。


ではどうして「社会人の忙しさ」を嫌に感じているのか。



それは、「忙しさの調節の自由度」が低いからだ。


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学生の頃は、忙しくなると言ったって、私の場合はそれが数か月~数年で終わるものが多かった。いざとなったら辞めるなど、自分である程度忙しさを増やしたり減らしたりできた。

社会人の場合、デフォルトの忙しさを簡単には調節できない。
重い責任。時間も人員も余裕のない現場。厳しすぎるノルマ。削られる睡眠時間や自由時間。休める仕組みが整っていない体制。

私の大好きな長期休みなんて夢のまた夢になるのだろう。


現実を知らない甘ったれた学生の子供じみた文句を聞いていて、イライラしている読者の方もいると思う。ごめんない。私も社会人になって頑張りますので、今は文句を言わせてください。


鬱などの病気になって仕事を休んだり辞めたりする話をよく聞く。

だけど、冷静に考えたら、鬱などの病気にならないようにするために、そうなる前に休みが必要ではないだろうか。

順番が違うように思うのは私だけだろうか。


まあ好き勝手言ったけど、社会人の方には頭が上がらない。感謝や尊敬、憧れの気持ちを持っている。

社会人の方の労働の結果を、私は一方的に享受している。
私もいずれ社会人となり、世の中に貢献できるようになる。いや、貢献できるよう、今その準備を頑張っている。

「働き方改革」が少しずつだが進んできているようだ。まだまだ十分とは言えないが。


だらだらと話したが、そろそろまとめに入ろう。

私は「忙しさ」が嫌いではない。忙しいことが悪い事と短絡的にみなされることも多いが、忙しいことにだって意味やいい面は大いにある。

大事なのは「忙しさを調節できること」だ。

緩い職場でバイトしたことしか無い私だが、文句や不平不満を言うだけ言っておしまいだときまり悪いので、少し提案できることがあるとすれば、

〇機械や新しいシステムなどを導入して負担を減らす。しかし賃金は下げない
〇人員不足にならないようにする。人を増やすor仕事を減らす
〇生産性が上がって浮いた時間に仕事を詰め込み過ぎないようにする
〇要領をよくする(情報共有、取捨選択、分担等上手くできるようにする)
〇効率化・工夫等

とまあ、社会に出たことのない若造がイメージで適当に書いた。
このことに関しては私は学ぶ立場なので、今後勉強していこうと思う。

あ、消費者やお客である時に、働いている相手に不必要に忙しくさせないこと、意味のないクレームをつけないことなど、逆の立場でできることは以外と多くあるかもしれない。


余裕のない環境で働いてくれている方に注文を付けるのは心苦しいが、ぜひ、働き方改革の一つとして、「忙しさの調節」の自由度を上げてほしい。

そうすればさらにより良い社会になると私は思っている。


今の私のできることは、社会を知らない今のうちに色々考えておくこと、社会に出るまでにできる限り準備をしておくことなどだろう。

残りの春休みを有意義に過ごして、新年度に備えよう。


今日の記事はここまでです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。


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それでは、また別の記事でお会いしましょう。



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