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純度100%の暗闇の中で

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

というイベントに行ってきました


暗闇の中 視覚障害の方のアテンドで 

視覚以外の感覚で 参加する方と対話をしながら 様々な体験をする

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純度100%の暗闇の中

私が感じたのは

なぜか「安心感」でした

暗闇の中では 上も下も 右も左も 

 他の物体・気配・音・声・温度・風などがなければ

自分の存在すら わからなくなりそうな不思議な空間

「自分の中」と「外」の繋がり 感覚の世界…

自分という存在が 「ちっぽけすら無い」とも 「無限」とも感じられる


そんな暗闇の中

私が「安心」を感じてるそばで ひとりの女性が とても怖がっていた

「つ…つかまっていてもいいですか?」

可愛らしい声の響きとともに 温かな手が肩に触れる…

「自分」と「人」の存在が 確かなものになる瞬間

思わず 「キュン ♡」 としてしまった… ふふ


そしてこの暗闇の世界は なんだかとても「フラット」だ

フラットなぶん 少しの揺らぎが ダイレクトに響き 自分の中を出入りする

感情も 声も 体温も 触感も 匂いも 優しさも 戸惑いも

いろいろ…


通常 コミュニケーションにおいて
言語情報が7% 聴覚情報が38% 視覚情報が55%
のウェイトで影響を与えるという「メラビアンの法則」

ほとんどの人の日常は そんな視覚が大きく影響する世界

私の場合

見えるもの・見られることに囚われ過ぎていたのかもしれないし

見えないものを 見ようとすることに 疲れてしまっていたのかもしれない


普段私は 相手のことを「見る」のもドキドキしてしまうし

「見られる」ことも苦手で 注目されると委縮してしまう自分がいる

(自意識過剰と言われればそれまでかもしれないが 誤解・判断する・されることに戸惑うことが多い…)

だからなのか この「見えない」「見られない」暗闇は 

とても心地のよい空間だった

もちろん この「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という

安全が前提であるイベントの中だったからだとは思う

(ちなみに 安全なイベントであっても お化け屋敷は苦手だ…
 安全でも 基本は安心させないものですものね…
 急に飛び出しビックリさせるとか 考えただけで動悸がする…うぅ…)

これがもし 危険が伴う コト・モノ・ヒト の中だったら…

と ここまで書いていて ふと思った

アテンドしてくださった視覚障害の方の存在

暗闇の中のエキスパートではあるが

見えることがほぼ前提でできている世界 での日常は

安心・安全なのだろうかと…

それを思うと…なんて同情のような感情が浮かびかけるが

いや 違う

目が見えていたって同じことだ

安心か 安全か 不安か 危険か なんて日常の中で割り切れやしない

もちろん 目が見えないことによる「不便」や「制限」などは あるとは思う

だから 本当は どの世界も 違いはあっても 人は「フラット」なハズ

「フラット」という表現が どう伝わるのかは分からないけれど…


そして それは 理想論 なのかもしれない

ただ そうであっても やっぱり この暗闇の中での対話を体験したことで

「自分」と「人」そして「存在するもろもろすべて」

との繋がりを「フラット」に感じたのは確かだ…

(クリフトンストレングスⓇでいえば まさに「運命思考」だな…)


そんな繋がりを感じる中

見える世界にいる 日常の私は 今までどんな「存在」でいたのだろう…

暗闇の世界を知って あらためて どんな「存在」でいたいのだろう…

そしてそれは 見える・見えないだけじゃない


自分の「在り方」については 以前から色々と模索して

ワークをやってみたり それとなく言語化したりはしている

それも 時代や環境 もろもろの変化とともに

すべては自分の中に答えがありつつも 変わっていくことなのだろうと思う

 
ただ 自分の存在が 「フラット」な状態で 他と共鳴していたい

なんて 言葉にしてみる 今

何が良くて 何が悪いかなんて 言いきれはしないし

言いきることに意味があるかも 疑問だけど

自分にとっての なんかいいな…とか なんか違うな…とかを感じる

センサーは 整えておきたいとも思う

それは きっと 見える世界の話じゃない気がする

なんていうと スピリチュアル的・抽象的に聞こえるかもしれないけど

どちらかというと 「don't think feel」 ブルース・リー かな(笑)


「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」

この体験は 私の人生において 素晴らしく そして

かけがえのないものになりました ♡

めちゃくちゃに楽しすぎたし ♪ 癒されたし ♪


今回は 「夏バージョン」への参加 でした
        ※ 神宮外苑(18歳以上・大人)の方

また 季節によって?新しく変わるようなので その時にはまた

大切な人と 参加したいと思います♡

あ、参加している「対話のコミュニティ」でイベントやらないかな(笑)


なお 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の詳しい内容に関しては

ネタバレするのがもったいないので ぜひ「体験」していただきたいっ!

大切な人・友人を誘って もちろんひとりでも!大丈夫!

ここまで読まれたのも何かの ご縁?(笑)

ぜひぜひ 体験してみてください(^^)/ 


最後に・・・

記事の画像は 「にしはらあやこ」さんの「夜のあわいに立つ」

「絵」だけでなく キーワードや説明の素敵さにも感動…!
ありがとうございます♡

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