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大海賊時代を生きる皆様へ

るしあ

はじめに

皆さんあけましておめでとうございます⛩
初めましての人は初めまして！
Team RiV/Laurel 所属のるしあです
皆いよいよ明日、明後日に迫るRAGEに向けてギリギリまでデッキ探し、リスト調整をされている所だと思います。その手助けに少しでもなればと思い本日は財宝Rに関するノートを書かせて頂きました。初めてのnote作成というところもあり拙い部分をあると思いますが最後までお付き合い頂けると幸いです

各カードの採用枚数について

正直どのリストが1番強いか断言する事は現状出来ません。殆ど確定で入っていた騎士見習いでさえ、最近抜く形が流行り始めています。
なのでこの40枚が答えという結論ではなく1枚1枚の採用理由について述べさせていただきます。

  • 確定枠

財宝Rを支える基本の27枚

  • 選択枠

一生悩める選択枠

以下確定枠の説明は省き、選択枠の採用、不採用を決める利点、欠点、自分なりの採用枚数の結論について記載します。

騎士見習い

・利点
最近では巷で1t"だけ"は最強と言われてしまっているカードです。結論からするとそんな事はありません。もちろん1tにプレイする事は強いですが大参謀の連携10、オクトリスの連携8という条件がある以上中盤でも1c1連携というのは思ってる以上に価値があります。

・欠点
わかりやすい欠点は財宝を加えない事、進化前ターン以外での使い方が難しい事です。1c1連携を先程利点として挙げさせて頂きましたが大参謀、オクトリスをアクティブにすると言った点では利点になりますが副船長をプレイするターン等にはハンドから出ていかないのが現実です。ハンドが減らないのも評価を落とす場面が多いです。

・筆者の結論
2〜3枚採用を推します
正直な話抜けても問題無いカードの筆頭候補ではあります(実際流行ってますし)。しかしスペルW.武装D等対面の早期盤面形成に対して大参謀の連携10の達成は皆さんが思ってる以上に価値が高い。実際プレイをして連携が足りないと少しでも感じるのであれば3枚採用する事をお勧めします。抜くのは『連携余裕すぎるんだけどww』って感じてからで遅くありません。

ギルネリーゼ

・利点
言わずもがな最強2c6回復カードです。財宝Rは後半になればなるほど打点の出やすいデッキなのでデッキのコントロール性能を高めるこのカードはデッキに非常にマッチしています。直接召喚を狙うゲームはそこまで多いとは言えませんがプランの１つとしてあるか無いかでは雲泥の差があります。

・欠点
財宝を加えない点、序盤ハンドに被ったら動き辛くなる点。2tに渋々出さないと行けない場面がごく稀にあります。

・筆者の結論
2枚を固定で入れる事を"強く"推します
被ったら弱いのに2枚入れるの？って突っ込まれるかも知れませんが2枚採用で序盤2枚引くのは運が悪いので素直に自分の運の悪さを受け入れるべきです。3枚採用で被ったら運の悪さに流石に文句言えないので2枚を推しています。スペルW.八獄W.ディスカDetc…主にW対面で大きな役割を持ちます。現環境Ratings等においてもWは圧倒的な使用率を誇っている為採用必須級のカードだと考えています。他の対面でも1枚目が腐る事はほとんどありません。

メタトロン

・利点
PPブーストが出来るという点が目立ちがちですが1番はやはり"守護である点"です。財宝Rは守護がない事で有名(?)であり対面目線盤面トレード、顔詰め共に簡単なデッキになっています。そこを補えると言った点でPPブーストが出来る点では無く1/4守護である点を強く評価。
後攻でも盤面形成する為2tにプレイすることも多いです。

・欠点
財宝を加えない点。中盤以降使い辛さが目立つ対面が多い点です。中盤以降使い辛い点で特に目立つのは体力が4であるという点です。W.Dから飛んでくるウーラノスの当たり先として1枚で完結してしまっている為ケアがし辛い要因になっています。序盤は1/4守護であってほしいが後半は1/3だったらなって思う時が多いです。

・筆者の結論
1〜2枚採用を"弱く"推します
序盤の盤面を守ると言った点で非常に優秀なカードです。メタトロンに杯を打ちながら処理のし辛いボードを形成する事で試合を優位に運ぶことが出来ます。加えて主に八獄W対面で守護があるか無いかという点は相手のリーサルラインに関わってきます。しかし慣れない内は上記の欠点の通り負け筋を生むカードでもあります。なのでRAGE持つデッキ無くて仕方なく今日から財宝を使うという人にはあまりオススメできません。後攻も脳死でPPブーストすれば良いわけじゃ無いので使い方が非常に難しい一枚です。強く使う自信のある人は採用しましょう。

アサルトバンデッド

・利点
3/1突進の盤面トレード性能が高い。
マキシマムジェネラルから出る時、2cの中で唯一財宝が手札に加わるカードである点
加わる財宝が杯である点。

・他の2c財宝カードと比べて欠点
"潜伏じゃない点"
序盤にプレイできなかった時ハンドから出て行き辛い。2tに確実に財宝が加わるカードじゃない。

・筆者の結論
0〜2枚採用を推します。
他の2c財宝と比べると潜伏じゃないというだけで劣るカードであると考えています。財宝Rは八獄W対面、ミラー等後半潜伏を生かす事でプレイの幅が広がるデッキです。加えて序盤は財宝を絡めながら1コスをプレイする事もある為2tに財宝が加わらないのは致命的な事が多いです。マキシマムジェネラルから出た時は他と比べると強い場面が多いので絶対減らせとは思いませんが他のカードより採用が多くなる事は環境的に無いと考えています。

グレートシーフ

・利点
"潜伏"
全体面2tに1枚財宝を加えるといった点で確実に最低限の仕事を果たす点。
2/2/2も地味に偉い。
進化時効果で大きな事故を緩和できる。

・他の2c財宝カードと比べての欠点
加わる財宝が靴である点。

・筆者の結論
2〜3枚採用を推します
個人的には2c財宝カードの中で目立ちはしないもののルパンと並び評価が高いカードです。2t目2/2で1財宝を加えるカードとしてとして確実に仕事します。対面によってはハンドを入れ替えながら4点を進化起き(環境的に体力4は偉い)で予約出来るなど勝利貢献度が高いカードです。加えるカードが靴なのは少し残念ですが序盤確実に仕事を果たせる潜伏というだけで評価せざるを得ないカードだと感じています。

アルセーヌ・ルパン

・利点
"潜伏"
対ラスワNc.武装D等特定の対面で進化時効果が大きな役割を果たす。
加わる財宝が首飾りな点

・他の2c財宝カードと比べての欠点
体力が1であるため人形Nmのカシム、ミラーの砲手等を考えると主に後攻でテンポを落とすきっかけになりがちなカードである。マキシマムから出て進化起きした際も体力が3でありミラーなら海賊旗、スペルWのブレードレイン、八獄Wのオリシル等取られやすい値になってしまう点。

・筆者の結論
2〜3枚採用を推します
2c財宝カードの中でも評価の高いカードです。
2t目だけを見れば少し不安定さはあるものの首飾りでの自由度の高い盤面形成は魅力的です。特定の対面では進化時効果も強く活きてくる為替えがきかないカードになっています。EPを奪って相手のリーサルを無くす事もでき、非常に動きの自由度が高い。

カゲミツ

・利点
0cで2点〜6点の打点を生み出せるカード
7tにもOTKをする事が可能になる。
相手の盤面が強い時残光の打点を通しやすく出来る。主に八獄W対面等。

・欠点
序盤に仕込んでおきたいカードではあるが後攻だとテンポを落としてしまっている点。
基本的にマキシマムから出るカードはオクトリスか副船長が良い時が多い為、3cを増やすことによりそれらの確率を下げてしまう事に繋がる。
中盤以降ハンドからプレイするのが難しい。
被ったら強く使うのが難しい。

・筆者の結論
1〜2枚採用を推します
唯一無二の0コス打点です。残光との噛み合いも素晴らしい。ただどうしても序盤にプレイしたい点と被ったら弱い点が噛み合っていない。強いカードではありますが3枚採用は大きな事故に繋がります。0枚でも大まかな動きは変わらない+事故率は下がる為悪くないと思いますが動きの幅を持たせる為に1枚は採用しても損はないと考えています。

ここまで選択枠の利点、欠点、自分なりの結論を挙げさせて頂きました。他にもジャーニーゴブリン、ブレイブヴァンガード、リララ等採用されているリストもありますが採用が少ない点、自分の知見が足りてない点等を踏まえ記述は控えさせて頂きます。筆者が今使っているリストは以下の通りです。どの対面も広くみれる形を意識している為2枚採用が多いです。2枚採用アレルギーの方がいればすみません。2c財宝カードに優劣を付けるならグレートシーフ＝ルパン>アサルトバンデッドです。

3×9+2×6+1

マリガンについて

続いてマリガンについて軽く触れて行きます
筆者の自論として『マリガンに絶対は無い』というものがあるので自分なりに手探りで探すのが1番良いと思います。リストにもよりますが今日から使う、何もわからんって人向けに参考程度に軽く記載します。

全体面単キ(各1枚まで)

・崇拝者
スペル対面単キープ
全体面1or2の財宝カードとセットキープ
崇拝者×2隣が1or2の財宝カードなら持って良い
基本的に単キープであまり怒られないカード悩んだならキープしましょう。

・アサルトバンデッド
財宝R、スペルW、結晶B、人形Nm対面先行以外は他の2cが無い時持っても良い
先2通りやすい、後2当たれるかどうかで判断
基本的にマキシマムから出るのが強い為持たないよりです。

・ルパン
財宝R後手、人形Nm以外は単キープでOK
返しのターン1点ダメで取られるかどうかで判断しましょう。

・カゲミツ
財宝R先行以外先行単キープ、後手は返す
後手はテンポ負けしてる事が多い為返してます
ミラーに関してはオクトリスで奪われたら最悪です。気合いでマキシマムから出しましょう。

・マキシマムジェネラル
先行、序盤やる事が決まっている時セットキープ
正直最低保証カードではあるので返しても大丈夫です。自分は怖いので持ってます

他のカードは全てマリガンで返しています
もっと細かく対面毎に知りたい等の要望が有れば自分個人にDM頂ければお答えします。

財宝Rの打点について

基本的には7t以降に大量打点を叩き込む事を目標としているデッキです。いかに打点を溜め込むかが重要になってきます

Twitterにて昨日基本的な打点の計算例が出ていたので参考にしてください。(本人から掲載の許可を頂いています。)
複雑な場面のリーサルを取るのが難しいデッキではありますがこればかりは数をこなすしか上達する術はありません。かと言ってノートなのに丸投げも良くないので数をこなす上でのヒントを記載しておきます。

・副船長について
打点を溜め込むと言った点で準備段階で複雑なカードの１つです。このカードは財宝1枚を永続的に1c下げる事が可能です。つまり何が言いたいかと言うと8PPでしか出せない打点を7PPで出す事ができます。具体例を出します。

後6t 残光融合3 対面次リーサル無し
ターン終了時

上記の通り副船長を使用し盤面を除去しながら副船長から加えた海賊旗(or残光)のコストを下げる事が出来ています。こうする事により次のターン
バルバロス4c+海賊旗1c+海賊旗0c+残光2c
7+3+3+8＝21点で後手7でOTKを達成する事が出来ます。ミラー後手や先行有利な対面を捲る為に非常に有効な手段です。自然に出来るように練習しましょう。
まぁ簡単に言うと副船長で事前に財宝を下げてOTKに備えるという手段を知っておく事が大事であるという事です。

過去の自分のツイートからもう1つ例を出すので考えてみてください。
慣れないうちは打点表を見ながら手札でどうすればOTK出来るのか考えながらで大丈夫です。

・バルバロスが手札で被っている時
財宝使い始めの人はバルバロスは疾走でしか使わないから2枚目も大事にするという固定概念を持ってる人が多いのではないでしょうか。これははっきり言って間違いです。手札で被った時2回疾走する機会は現環境ほとんどありません。1枚は4c又は1cで出せる時に海賊旗に変換してしまいましょう。先行序盤で被ってしまった場合は4tでプレイしても良し、中盤で被った場合は条件を達成させながら1cで海賊旗を加えても良しです。先程の副船長の例につながりますが先4で抱えた海賊旗を先5で副船長をプレイし0cにしておくなど海賊旗がハンドに1枚あるだけで広がるプレイもあります。あまりにも択が多いデッキな為ケースバイケースと言わざるをえませんがプレイの幅はどれだけ広くても良いと考えています。被ったバルバロスはプレイしないという固定観念を捨て、綺麗に場に出せるターンは無いか探す癖をつけましょう。

簡単に対面毎の戦い方と相性

・ホズミE
不利〜微不利対面です。
基本的に最速ホズミされると勝つのが難しい。最速ホズミは割り切ってボードからしっかり打点を出す意識を持ちましょう。最速ホズミって思ったよりも決まりません。ホズミされたら仕方がないので砲手でのリーサルを目指しましょう。回復量も2枚目のコスモスファング、ギルネがない限りそこまで多くありません。ホズミの返しに打点を詰めたら分割で次のターン意外と勝ってたって事も少なくないです。

・スペルW
有利対面です。基本的に負けません。
相手が相当上振れてOTKをされない限り負けにくい対面です。序盤はテンポムーブを仕掛けます。ボード作りは叡智の神鳥で返しにくい盤面を強く意識しましょう。下記画像大参謀置きが通りそうな盤面ですがマジミサ+鳥で破産しています。メタトロン崇拝者などで3面以上を意識して鳥を強く使わせないようにするのが大事です。
盤面をチャクラム等で返されても落ち着いてしっかりと処理×回復を両立できるハンド造りを心掛けます。極意たる空絶の雑混ぜなどは絶対だめです。序盤のアグロが通らなくても後半の打点で勝てる対面です。対面が打点使い切ったからと言って油断せずウーラノスケアだけ忘れないように。

鳥意識！！

・八獄W
微有利対面です。
OTKのターン、回復力は互いに同じぐらいではありますが序盤のテンポ、盤面形成の自由度は財宝側に分があります。後半は盤面ロックを意識しながら戦いましょう。バイヴカハのスペルがない限り八獄Wは手から打点を出す事が出来ません。相手が場を埋めた時5面の攻撃力の合計が自分の体力を超えていない時の盤面ロックは非常に効果的です。対面の盤面の体力を削りながらロックし次のターンのOTKで残光が通りやすいように準備しましょう。この際潜伏で打点を予約しておくと更に良しです。八獄Wは基本的にオリシル以外で潜伏の除去ができないデッキなのでロックされた状態で潜伏フォロワーは除去できません。上記の理由で微有利にしていますが財宝側も守護が少ない為簡単にOTKされるので相手の動きをできるだけ阻害しながら戦いましょう。

・武装D
五分対面です。
バルバロスを結構除去に使わされる対面です。
ディフェンスモード、フォルテと連打されると結構辛い。ルパンを序盤雑に使わずディフェンスモードの事も考えて大切に使いましょう。ディフェンスはルパン、フォルテはバルバロスで返すイメージを持つといいと思います。バルバロスの枚数は有限です。横の盤面がドラズエルとアタックモードでしか綺麗に返らないので序盤は横の盤面を意識します。序盤の盤面を綺麗に返されても焦らず面処理を続けましょう。後半になるとロイヤル側のゲームです。普段は耐え忍ぶ戦いを意識しています。

・ディスカD
五分〜微不利対面です。
フィルレイン激重対面です。序盤アグロも有効的な対面ですがギルネリーゼドラズエルでリセットされるので中盤からは基本的にコントロールプランを強く意識しましょう。ノールブラン×2+フィルレイン(基本負け)に対して何もできないと負けてしまうので多少された時どうするかは考えておくべきです。その山場さえ越えれたら回復しながらウーラノスケアをしているだけで対面がLOします。油断して盤面を出し過ぎないように注意です。対面側のハンド事故で楽に勝てる時も結構あります。

・ラスワNc
先行有利、五分対面です。
財宝側がNcのOTKを防ぐ手段がありません。
ただしNc側の回復もそこまで多くない為OTKを狙わずとも7tにリーサルを取る事が可能です。なので先行有利認識です。ルパンのラスワ消滅を強く使えます。1枚消したぐらいでは7t10破壊の阻害には繋がりにくい為無理に狙う必要はありませんがドローを1枚消すだけでも十分効果があるので狙えるなら狙って行きましょう。
OTKは防ぎようが無いのでOTKを割り切ってプレイする事も大事です。

・人形Nm
五分対面です。
人形側が理想ムーブを押し付けた場合人形に分がある為微不利に傾くかもしれません。とにかくオーキス→キルザエルがキツい。ただ人形側も要求値が高いので落ち着いて見えているオーキス等の公開情報に備えましょう。人形側はリーシェナが無い時の回復量が非常に乏しい為、大きく分けると白黒無い時は打点を継続的に詰めれないか思考する。ある時はOTKを狙うといった思考でプレイしています。人形側の強い動きがわかりやすいので大参謀、ギルネリーゼなどの切り方を事前に考えておくとそこまで厳しい状況にはなりません。
掌握者にゲームをグチャグチャにされたらそれは仕方がありません。疾走つかない、回復無い事を祈りましょう。

他の対面、これどういうこと？などわかりにくいところの質問有ればDMまで！細かく記載します

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました🙇‍♂️
時間もなくて多少書き殴った形になって見にくかったら申し訳ありません…
少しでもRAGEの手助けになれば幸いです。
今季1番難しいデッキであると思うのでみんなで助け合いながら勉強して行きましょう！
自分で良ければDMを常に解放しておくのでマリガンこれでいいですか？このターン何したら良いですか？リーサルありますか？等財宝に関する質問してもらって大丈夫です。自分も勉強になるのでしてもらった方がありがたいまであります。
明日、明後日これを読んでくれた皆様が良い結果を残せるよう心から願っています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　るしあ

バルバロスは今期一番の推し


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