私にとって大切なこと
私にとって、一番大切だと思うことはのめりこめるものがある、という事です。
私は、基本的に無気力な人間でした。することも無いしとりあえず漫画でも読もうかな、小説でも読もうかな、YouTubeで何か動画を見ようかな、と過ごしてきました。
これらのことが悪いというわけではなく、それぞれ素晴らしいものではあるのですが、やはり惰性で行っていることは否めませんでした。
惰性で行う、という事をすると、やはり何をしていてもためになることは少ないのです。自分から積極的に行かないと、どうしても途中で気力が持たずに中途半端になってしまうと思うのです。
しかし、何かにのめりこむと、そのことについて自分から知りたい、やりたい! と本気で取り組むようになるので、たとえそれが将来なんの役にも立たなかったとしても何かに熱中して過ごしていた、という時間は後から振り返ってみても輝いて見えると思うのです。
実際、私も去年の春頃まではただただ無為に過ごしていたな、という自覚があります。そんな中で私は小説投稿を始めました。
当時、小説家、というのは文才もあってセンスもあるような、天才にしか出来ないと思っていました。しかし、やってみて損は無いのだし、と思って試しに書き始めてみたのです。
すると、まだ始めたばかりで拙いだけの文章にも応援してくれる人がいたのです! その応援を見た時、私は心の奥底から歓喜の感情が湧き出てきました。
そのおかげか、私は小説を書くことに夢中になって、今でも楽しく書いています。当時の気持ちはそのままに、今でも評価されるという事はとても嬉しいですし、より一層頑張って話を書き上げよう、という気持ちにもなれるのです。
まだ書き始めてから一年と経たない若輩ではありますが、それまでのことを考えてみても小説を初めてからの私はそれまでの私に比べてみても輝いているとはっきり思います。
これからも、もちろん夢としては小説家になって本も出せるようになりたいな、とは思いますが、たとえその夢が叶わなかったとしても執筆活動をしていたことを公開するようなことは無いと、この時の自分は輝いていたんだぞ、と自慢できると思っています。