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別にそれが偽善でも

先日、あるツイートを見かけました。福岡県議会議員の佐々木允さん(@sasakimakoto)が骨髄移植の提供手術を行ったという旨のツイートです。7.6万件のいいねがついていたので、もしかしたら目にした方もおられるかもしれません。

なんとなく気になった骨髄バンクという言葉。私は調べてみることにしました。

骨髄バンク ドナーになるには

サイトに飛んでみると、とても分かりやすく書いてありました。ここで書くと又聞きみたいになっちゃうので、ぜひ気になった方は見てみてください。私は骨髄移植についても骨髄バンクについても何も知らなかったけど、それでも分かりやすい説明でした。

初めての献血センター

私自身、こういうことになると行動力を発揮する人間だと思っていて、今回もその日のうちに同意書を書いて献血センターへ向かいました。

人生初の献血センター、思っていたよりも人が多くてびっくりしました。もっと無機質なイメージを持っていたけど、そんなことはなくて、インテリアに積極的に暖色を取り入れていたりなんだか温かみを感じるような空間でした。

まずは、同意書を職員の方に渡して血圧を計り、お医者さんの診断を受けます。高血圧かどうかや、普段飲んでいる薬や今までの大病や、副作用等について聞かれました。
そして、2ccの採血です。

なんといっても注射嫌いの私。大学生だというのに予防接種が痛すぎて不機嫌になって帰るような人です。でも、全然痛くなくてびっくりしました(採血してくれた人、ありがとうございます)。やっぱり注射に慣れてる人は上手いんですかね。

こうして無事にドナー登録が終わり、私は献血センターを後にします。

ドナーになれるのは20歳からということで、(登録は18歳からできる)20歳になるまで私はドナーになることはありませんが、もっと周りの人にも知ってほしいなと思います。
まぁ、血液であれ骨髄であれ「自分の身体の一部」を他人に提供する行為なので強く勧めたり、しないことが悪い事だとは思いませんが、これを見て私のことを偽善者だと思う人は、勝手に思っててください。

大人になるってなんだろう

私は19歳になってから、この1年後には大人として扱われることに対してどのような違いがあるのだろうと考えていました。

大人になるって何だろう。そんなことを1年かけて考えて実行していこうと決めました。

そのうちの一つが、「誰かの役に立てるような人になる」ということです。
自分の身をもってして誰かの役に立てること、自分に責任が取れること、そんなことをできる人になりたいと思っていました。

それが偽善と言われたって構わない。

私は私がなりたい大人になるんだ。

そう思っていた矢先に見つけた骨髄バンクの存在。

私がドナーになるかもしれない、ならないかもしれない。でも、そこじゃない。ドナーにならなかったから意味が無いなんてことは無いと思うんです。
まだ未成年の私が偉そうに言ってすみません、でももしこれを見て気になった方はサイトを見てみてください。


大人になるための自分なりの一歩が踏み出せたようで、私は嬉しいです。自分の生きる道を自分でちゃんと開拓しているような、そんな気持ちです。全然偉いわけじゃないけど、自分なりに悩んで決めて行動出来た私を、少しだけ誇りに思います。

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