すいません、串お任せ5本盛り一つ。
バンドマン、それは付き合ってはいけないと言われる3Bのうちの1人とされ、普通に生活している人間に擬態して生きる生物である。世間一般のバンドマンのイメージとして、酒を浴び、煙草で肺を真っ黒にし、女遊び(金の浪費)が激しく、節操のない生き物という考えが蔓延っている。私が経験した限りでは間違いではないし、最低でも、酒、煙草、女どれかが色濃い生き物であった。楽器を趣味としているならともかく、バンド活動というものが生活を侵食すれば侵食するほど世間のイメージ通りになっていく。例外もあるが。
私は変な人が好きなので、バンドマンとされる生き物に対して特に不快感はない。他の人間に対して基本興味が湧かない事も理由として挙げられる。そして私自身バンドマンである(あった)事で、バンド活動がどれだけ生活に侵食するかであの節操のない3つの項目が人間性に色濃く残るかも知っているし、正直世間のイメージ通りになってしまうのは仕方のない事だろうなとも思う。果たして私は私自身の愚行を“バンドマン”という固有名詞を免罪符にしようとしているが、これもまたバンド活動が故である。
例のアニメの影響かどうかはわからないが、最近楽器店にも高校生らしき人達が店員に楽器のお勧めを聞いているのを見る機会が多くなった。その熱意がどこまで続くかは難しいところではあるが、是非とも死ぬまで続けて欲しいと切に思う。
最近酒を飲み合わせる頻度が増えているが、大人数での飲み会の疎外感はなかなか計り知れるものではない。特に歳をとって来てからはその疎外感が心に響き、自分の話す能力の無さが垣間見えてきて普通に辛い。ライブ等で後方彼氏面する人間の隠された意図も見えそうである。
バンドマンの節操のない3つの項目のそうなってしまう理由について書こうと思ったが、本当に長くなりそうなので暇があったらまた書く。
そして1人か2人ぐらいでゆっくり飲む日本酒がやっぱり1番美味い。