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人生の仮想世界

 再加熱珈琲という人間が雑記を書き始めてざっくり3年ほど経っているのだが、基本的に私のSNS活動の拠点はX(Twitter)になっている。Instagramはアップロードする画像が特にこれといってなく、また長い文章を書くのに適していないのもあいまってアカウントの所持だけしていたものの、文章を書く事に専念する為に削除した。世間からもよく言われているが、Instagramのストーリーやポストはキラキラした自分を表現する為の場所であり、病んでいるお気持ち表明の文章は受け入れられる筈も無いので、今後もアカウントを再作成する事はないだろう。

 X(Twitter)には様々な思い出があり、ここで知り合った人も多い。自撮りを投稿していいねを稼いで承認欲求を満たしていたあの頃から、今のアカウントまで付いてきてくれた人がいる。私のインターネットの世界はそこまで広くない十数人の人間で構成されていたと言っても過言ではなく、彼女もまたその一人で、最近はあまりツイートもしなくなっているけれども稀にツイート(空リプ)で声をかけられるのが嬉しかった。
そして、この人とは面と向かって会った事も無い訳だが、本来であればタップ一つで破壊する事も出来てしまう様な関係でも続けてくれているのは、これを読んでいてくれているのは非常にありがたい話である。逆に私のどんな所をもってここまで来てくれたのかを問うてみたい。
偶にリプ欄で会話したり、DMでやり取りするぐらいでも、私はあなたと会話するのが楽しかった。この再加熱珈琲というアカウントはまだ運用していくが、他の繋がっていたアカウントはあのツイート通り削除して長い文章を書く事に専念する予定である。

 私の周りでもインターネットを卒業する流れはここ1,2年の間でよく目の当たりにしていたが、遂に私もこのインターネットの世界から卒業してXをクリアする日も近いのかも知れない。

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