【産後の妻の支え方】出産までにパジャマと手紙を準備する
現在進行形で子育てに悩みながらも、二児の父となり、多少なりとも経験値を積んだ私が、これから父親となる方に自分の経験を語る。
生活が一変するなかでこれまでのプレゼントが通用しない
無事に出産が終わると、しばらくは病室での生活となり、退院後も母子の体力の問題や風邪などの恐れから、自宅に引きこもりがちな日々が続く。
産後にサプライズで何かプレゼントしたい!
そう思っていても、これまでのようなプレゼントはあまり意味をなさない可能性がある。
アクセサリーは子どもにひっぱられたり誤飲の恐れがあったりするのでつけにくくなる。外出も減り、歩きやすい靴以外は履きたくなくなる。赤ちゃんと出歩けるようになっても荷物がとても多くなり、おしゃれな鞄は使いにくい。授乳に影響があるため、あまり贅沢な食べ物は避けがちになる。
出産という大イベントを終えた(終えてくれた)妻に対して、何かお礼の気持ちを形で示したいと思っても、これまでの生活の延長からは喜んでもらえるプレゼントが考えにくい。
ものすごく使えるアイテムが授乳用パジャマ
私が妻に贈って喜ばれた物が、パジャマだった。産前にパジャマを贈ったことはないが、産後はとにかくパジャマで過ごす時間が増えるのだ。
妊婦用のパジャマは授乳がしやすいように工夫がされているし、ほとんど1日中着ているような状態になるので素材感も大切になる。ここはぜひ、良いパジャマを贈りたいところだ。
普通(かどうかはわからないが少なくとも私の場合)、パジャマにお金をかける経験はあまりしてこないと思う。
しかし、産後は言ってしまえば「睡眠の質と時間を確保する闘い」である。そういう意味でもパジャマは重宝する。
それに子どもがいる生活は本当に服が汚れる。授乳後に吐き戻しがあるなんてのは日常茶飯事だし、食べ物や飲み物はこぼされないことがない。
洗い替えのためにもパジャマがあると便利だ。
出産当日に贈れるように準備しておくとベスト
出産直後は、妻はもちろん、自分も普通の気持ちではいられないので、事前に準備をしておけるとよい。
産後、病院や妻の体調にもよるが、落ち着いていれば、子どもは新生児室で預かってもらいつつ、夫婦ふたりでいられるような時間もある。
そこでさっとパジャマとお礼の手紙を取り出せると、出産がより思い出深い日になると思う。