「何をやるか」より「誰とやるか」。社長の熱意に惹かれ入社、軸にあるのは「人との繋がり」。
がむしゃらに努力を。
学生時代に飛び込んだ会計の世界
ー本日はよろしくお願い致します。まずはじめに、簡単に経歴と公認会計士を目指された理由を伺ってもよろしいでしょうか。
関西大学の工学部土木学科の3回生修了後、飛び級の制度を使って、大学院(アカウンティングスクール)に進みました。3回生の秋、土木業界のインターンシップに参加して「一生、この仕事するのは違うな」と感じて、別の道に進みたいと思ったというのが理由です。
ーなかなか思い切った方針転換ですね。
確かにそうかもしれません。でも、ふと自分の人生を振り返ったとき、誇れるぐらいの努力や、何かに打ち込んだことあったかなと思ったんですね。世の中には、それこそ自分より優秀な人たちが多くいて、彼らとの違いを考えたときに、本質的にはこれまでの努力の差だと感じたんですね。そして、当時の自分にはそこまでの努力をしたことがないな、と感じました。
なので、21歳のその時から、死ぬほど努力できる何かを見つけようと思って、色々業界を調べたり、話を聞いたりした結果、会計士を目指そうと決めました。
ーということは、大学院で会計を学びながらご自身のキャリアを固めていったと。
そうですね、思い返せば、小さい頃から数字が好きでしたし、何より、会計士という目標に対して、全力で打ち込むこと自体が楽しかったんです。なので、当時はすごく充実していました。
仕事の中で変わっていく価値観。
何事も「結局人」。
ー新卒で、そのまま会計の世界に進まれていますよね。実際にお仕事されてみて、充実度はいかがでしたか?
監査法人に入所し、さまざまな会社の会計に関わらせていただいたことで多くを学ぶことができ、楽しかったです。ですが、元々3年程度働いたら、独立しようと考えていたんです。
ー独立!早いですね!
はい。ただ、当時の上司に「いま辞めて、社会にどんな貢献が出来るの?」と言われた時にハッとしてしまいました。たしかに自分はただのひよっこだし、外に出ても何者にもなれないなと気づきまして。
なので、会計士としての力を磨きたいという一心で、仕事をし続けました。
最初の4年間は監査事業部にいて、そこからアドバイザリー事業部(コンサルを行う部署)に移ったんですが、これが転機でした。担当する仕事も幅広くて、今までの業務とは全く違う経験をして、そこで一層、会計士の楽しさを体感することができました。
ー具体的にどのような点に面白みを感じたのか、もう少しお伺いできますか?
元々やっていた監査という役割は、いわゆる「チェック側」なので、先方も僕たちに気を使って話し、粗が見えないようにコミュニケーションをとってくるように感じたんですね。
それに対してアドバイザリー事業部となると、「相手をもっと良くするために」という姿勢で僕たちも接するので、先方とのコミュニケーションも深くなります。この結果、監査時代には聞けなかった情報も聞けたりして、今まで見えてなかったことも色々見えてきました。
監査は、言うなれば、お互いに向き合って対峙しているイメージですが、アドバイザリーの時は、一緒の方向を向いている感じでした。
ーどんどん役割が広がっていくのは楽しいですね。当時は、何か悩みや困難はありませんでしたか?
仕事内容というよりは、当初、上司との関係性に少し苦労した時期もありました。でも、その後に配置転換され、新しい上司からはものすごく愛を感じて、自分のことを想ってくれてるんだなと感じていました。やってる業務は同じなのに、なぜか耐えられる。これはなぜだろう、と思ったときに「結局人か」と思って、そこから価値観が変わっていきました。
人を軸に仕事を。
代表の考えとバランスを取りながら社員をひとつに。
ー色々な困難に向き合いながら、仕事の軸が、どんどん「人」へと変化していったのですね。
そうですね。何をやるかよりも、誰とやるかの方が大事だなと思いますし、仕事内容が嫌だなと思うときはあっても、人が良かったらやりたいなと。人が集まるのが組織ですし、気が合う仲間たちと色んなことを成し遂げていきたいなと思います。
これまで代表の山本と難しい仕事もたくさん受けてきましたが、山本とならやっていけると思いましたし、しんどい時にも支え合うことができました。なので、人との相性が良ければ、ある程度のことはクリアできるんじゃないか、と思っています。
ーそういった価値観をベースにしつつ、今後成し遂げたいことなどはありますか?
自分自身が、何か大それたことをというよりは、山本が目指していること、ここに突き進んでいきたいなと思います。その中で、社内の団結力を高めて、潤滑油的な存在になることの方が自分にとっては大事ですね。人との繋がりを凄く大事にしているからこそ、その役割をきちんと全うしたいという気持ちです。
ー代表の山本さんと、凄く素敵な関係性のように思えます。
正反対のタイプですが、それが良いのかなと思っています(笑)。
山本が戦略的に色々思考している一方で、自分が対社内に対して気を配り行動していく方が、バランスも良くなるし、会社としても良い景色を見られそうだなと。なので、これからも自分なりのやり方で、会社に貢献していきたいなと思っています。
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