就職前にインターンを経験することで「経理の仕事に就きたい気持ち」の本気度を確かめることができた
簿記の授業をきっかけに、数字を通して経営を理解する経理の仕事に興味を持った
ーまず初めに、簿記を勉強し始めたきっかけを教えてください。
大学に進む際、何を勉強しようか考えたときに、経営に関する実践的な知識やビジネスでお金を動かすことについて学べる商学部に魅力を感じました。将来に直結しやすい学問で良いなと思い、商学部に進みました。
1回生で必須だった簿記の授業を受け、四則計算で会社についてわかるところや、数字がそろった時の達成感に楽しさを覚えて、簿記は自分に向いていると思ったんです。そこで簿記の授業を多めにとりはじめ資格取得を目標にしました。1回生の終わりで簿記3級を取得して、より深く知識を身に着けたいと思いそのまますぐに2級取得に向けて勉強をし始めました。2級は3回生の夏に無事合格しました。
ー資格の学校などに通われていたのですか?
いえ、学校などには通わずに独学で勉強していました。わからないことがあったら自分でひたすら調べたり、テキストを何回も読み直して理解するまで勉強するということをやっていました。決算書などを見ながら問題をたくさん解いて、長いときは1問に20~30分くらいかかることもありましたが、数字がそろって正解していた時にはものすごく達成感がありました。
勉強を続けるにつれてどんどん楽しくなって来たので、資格の勉強がつらいといった気持ちは特になく、もっと専門知識を身に着けるために勉強したいという気持ちのほうが強かったです。
簿記の良いところは必ず決まった答えがあるところだと思っています。例えば国語などの教科では「自分の考えをまとめなさい」といった設問が出てくると思うのですが、私は自分で答えを考えるものは苦手なんです。決まった答えを探し出す方が得意だと感じていて、簿記は勉強すれば必ず応えを見つけ出すことができるので頑張ろうと思えます。
ー大学では簿記以外にどのような分野を選考されているのですか?
マーケティングを専攻しています。会社の経営が上手くいくにはどうすれば良いか考える際には、お金の流れだけでなくマーケティングの視点も大切だと思い、マーケティングからキャッシュフローのところまですべての流れを勉強しています。
ー「会社を良くしたい」という経営の視点をお持ちなのですね。
経理の仕事は淡々と作業をするだけではなくて、会社の数字を把握しビジネスに役立てることだと思っています。経理として経営者に一番近い存在で経営戦略を立てながらサポートができる人材になりたいと考えています。
経理の仕事のイメージが漠然としたまま就職したくなかったのでインターンに参加
ーリアライトのインターンに参加したきっかけを教えてください。
日商簿記2級の取得をきっかけに自身の専門性が向上する過程や経験にやりがいを感じ、そこから更なるモチベーションに繋がることを実感しました。簿記の資格取得を通して、経理実務の考え方はマスターできたので次は実務経験を積みたいと思い、経理のインターンを探していた中でリアライトを見つけました。
当時は就職活動真っ最中だったのですが、自分がどんな会社につきたいのかイメージがなく、経理をやりたいという気持ちだけを持っていたんです。漠然としたイメージのまま経理になるのではなく、実務を経験することで経理の職種には何が必要なのかであったり、業務内容の解像度を高めたいと考えたため、インターンシップの参加を決めました。
ー就職活動中にインターンを始めたのですか?
そうなんです、1月から本格的に就職活動を始めるにあたって、実務を知っているほうが志望動機なども明確になると思い、インターンを探し始めました。経理の仕事に就きたかったので、経理職のインターン経験があったほうが有利になるだろうという気持ちもありました。
経理の仕事と言っても幅広いので、経費精算や在庫管理といった経理事務のポジションから、財務会計まで携わるポジションまでいろいろあります。私は経営に近い立場での経理をやりたいと思っていて、それができるところに就職したいと思っていたのですが、その気持ちが本物かどうかをインターンを通じて確かめたいと思っていました。
ーリアライトでの経験は就職活動の役に立ちましたか?
はい、とてもためになりました。自分が本当に働きたいと思った2社だけに絞ってピンポイントで就職活動をしていたのですが、希望の会社に受かったのは本当にリアライトでのインターンのおかげだと思っています。
面接ではインターンで学んだことや大変だったことを伝え、それを通じてどうして経理の仕事をしたいのか自分の想いをきちんと伝えることができました。
ーリアライトでの業務内容を教えて下さい。
3社ほど担当し、経費精算や棚卸計上など本当にいろいろな業務に携わらせていただいています。これができるようになったら、次は記帳もやってみる?という感じでいろいろと新しいことにチャレンジをさせてもらえている環境です。任せる範囲を少しずつ増やしてもらっているので、成長している実感があり楽しいです。
複数の企業様を担当させてもらっているのですが、会社によってマニュアルも全然違っていてそれも面白いです。1つ1つの業務を終わらせるにもマニュアルの中のチェック項目をクリアしないといけないのですが、見過ごしやミスがないように細かくチェックが必要です。責任を伴う業務なので緊張感もありつつ、自分が会社の支えの一部になっているというところにやりがいを感じながら仕事をしています。
ー学校との両立はどうしていますか?
テスト期間などには融通をきかせてもらっていて、学生なので学業はおろそかにしないようにね、と社員さんから言われています。現在は就職活動は終わり、これから卒論に着手しなければいけない時期になってきましたが、上手く両立しながら進めて行きたいと思っています。
経理の仕事に大切なのは数字を見る力だけでなく、コミュニケーションも不可欠
ーリアライトでのインターンを通じて、経理の魅力を再発見しましたか?
経理職というのはひとつの業務がいろいろな業務につながっていて、業務と業務の間には必ず人がいるということを知りました。経理の仕事をスムーズに進めるには人も大切だなと感じるようになりました。
リアライトの場合はアウトソーシング業務ということもあり、相手企業様との丁寧な確認や連携が必要ですし、丁寧なコミュニケーションが求められます。リアライトで働いて、コミュニケーションがすごく大切だと感じました。リアライトは皆さんとても温かくて、インターンも会社の一員として接してくれるので、私も社会人になったような感覚で業務に携わらせていただいています。
ーリアライトで働く魅力を教えてください。
魅力は本当にたくさんあります。インターンを始めたときは全くの実務初心者だったので、わからないことが山ほどあったのですが、質問をしたら理解できるまでとことん説明をしてくれるんです。作業内容の説明だけでなくて、どうしてこうなっているのか経理の知識などと照らし合わせて、紙に書いたりしながらこちらがわかるまで説明をしてくれます。本当に向き合ってくれているんだなと感じられますし、どこまでもつきあって教えてくれるので自分の知識レベルが上がっていくのを実感でき、安心して業務に取り組むことができています。
また、イベントやご飯会などはインターン生にも必ず声をかけてくださり、いい意味で社員のように扱ってくれて、サークルや部活に所属してこなかった私にとって、新鮮ですごく楽しいです。会計士の方などがいるのでかたい雰囲気の会社かなと思ったら全然そんなこともなく、とてもアットホームです。
最近は山登りやバーべキューに行ったり、社員さんの結婚式の2次会にインターン生も招待してもらったり、インターン生のこともメンバーの1人として見てくださっているのが嬉しいです。
そんなアットホームな環境ではありますが、お金を扱う職種である以上皆さんしっかり責任感を持って仕事を全うしているなと感じます。程よくリラックスする時間も設けながらやるときはやる、このメリハリを皆さん持っていて素敵な職場です。
ー最後の質問です。今後チャレンジしていきたいことを教えてください。
私は経理として経営戦略を立案する部分をやっていきたいので、就職後は会社全体の動きを把握できるような大きな仕事にチャレンジしていきたいと思っています。
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いかがでしたか?記事を読んで当社に興味を持っていただいた方は是非、お気軽にお問い合わせください!
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