さまざまなクライアントの業務を経験することで自分自身が格段に成長できるのがアウトソース業務の魅力
リアライトにパート入社後、現在は正社員として働いている野口さんに、これまでのご経歴や、簿記・会計士資格の勉強を始めたきっかけ、現在の業務内容などについてお話を伺いました。
数字を扱う仕事をきっかけに簿記と会計士資格の勉強をスタート
―リアライトに入社される前までのご経歴を教えてください。
大学では生命科学科を専攻していて、タンパク質のDNAの研究などを行っていました。体に関係があるものだったり化学物質だったりを扱う分野でした。研究室では実験をしながらデータを扱って分析するなども行っていました。
卒業後はコンタクトレンズの販売や眼科の検査をする仕事に就きました。大学での学びを活かして何かしら体のことを扱う仕事に就きたいというのと、もともと通っていたコンタクトレンズ店で仕事の内容や雰囲気もわかっていたので、ここで働きたいなと思って決めました。コンタクトレンズを扱う店舗での販売と、眼科での視力測定やレンズの提案などを行っていました。
仕事で月次報告書など数値を見る機会が増え、変動費や固定費などお金のことについてもっと理解できるようになりたいと思ったのが簿記の勉強を始めたきっかけで、始めてみると結構面白かったんです。損益計算の問題などで、借方と貸方の左右の数字がきれいに合うと気持ちよくて。仕事をしながら勉強をして、2回目の受検で簿記2級に合格しました。そのあともっと経理の知識を身に付けたいと思い、公認会計士の資格取得を目指すことにしました。
―簿記だけでなく公認会計士の勉強まで…！経理の知識を身につけるのが本当に楽しかったのですね。
本当にその通りで、もっと知りたいと公認会計士を目指すことを決め、集中して勉強をしないと無理だなと思い仕事も辞めて予備校に通いました。3年間予備校に通い、途中で簿記1級も合格しました。公認会計士の試験も短答式は合格し、その次の論文式の試験を何度か受験したのですがなかなか難しくて。一度短答式をパスすると数年間免除されるので論文式試験の対策に集中的に取り組んでいたのですが、免除期間中に合格できず、また一からやり直す余裕もなかったので断念しました。
業務の範囲も幅広く、新しいことがひとつひとつ出来るようになる毎日が楽しい
―仕事を辞めてまで資格取得に向けて勉強されていたのが素晴らしいですね。その後リアライトに就職されたきっかけは何だったのでしょうか？
せっかくずっと会計の勉強をしていたので、知識を活かして仕事をしたいと思い就職先を探していました。未経験OKの会社や経理のアウトソーシングの会社をメインで探していて、１社面接に行った会社があったのですが勤務日数が合わなかったんです。その会社からリアライトを紹介していただきました。
簿記や会計の知識があると言っても実践経験がなかったため、経理のアウトソーシングで色々な企業様での経験を積むことが出来るのが魅力に感じたのと、公認会計士の方が多く在籍している会社なので会計士としての考え方や知識に触れることが出来そうだと思い、リアライトに入社しました。
―多くの企業様とお取引をしているリアライトならではのご縁ですね。リアライトでの業務内容を教えてください。
今は2社を担当しており、売上・仕入管理の入力や記帳代行、連結パッケージチェックなどを行っています。また、会計システムの比較調査や企業様へ実施する会計システムについてのセミナー実施サポートなども任せてもらっています。仕事をしていくにつれて、勘定科目の分け方など資格勉強をしていた時に学んだ知識が出てきて、実務に活かせているなと感じられて楽しいです。
企業様によって使っている会計システムが異なるので、それぞれの操作を覚える必要もあります。現在はメインではfreeeとPCAを使うことが多いです。基本的にはマニュアルがまとまっているのでそれを見ながら進めています。
―わからないことも出てくるかと思いますが、そんな時はどうしていますか？
私の場合は直接周りの人に質問しています。リモートでの勤務も可能なのですが、わからないことがあった時に周りにすぐに質問しやすいようになるべく出社をするようにしています。オフィスのみなさんはとても話しやすいですし、温かい雰囲気なので質問もしやすく助かっています。
先程も触れたように、監査法人出身の社長をはじめ、公認会計士や税理士の経験が豊富な方が多く、プロの方々に教えてもらえるので学ぶことがとても多いです。常に新しい業務が入ってきているので新しい学びがたくさんある環境で、ひとつひとつ出来ることが増えている実感がありやりがいを感じています。
やりがいがある反面、難しいことももちろんあります。経理の業務の中では3ヶ月に1回しかやらないこともあるので、せっかく教えてもらってもなかなか覚えるのが難しいです。アウトソース業務と言っても、単純作業をこなすだけではないので、進め方のフローや仕訳の考え方などを考えながら進めなければいけないことが多く、チャレンジが多くあります。
―会社の雰囲気はどうですか？
オンオフともに全力で取り込む会社だと思っています。みなさん経験が長いので仕事がめちゃくちゃ速いんです。社長からインターン生まで気さくでコミュニケーションもとりやすく、山登りを企画してみんなで行ったり、仕事以外の場でも仲の良い環境です。
プロの会計士のみなさんに囲まれて、日々成長できる環境
―最近、パート勤務から正社員勤務に変更したと伺いました。働き方などは変わりましたか？
基本的にはそれほど変わっていません。社長から「正社員にならない？」とお声をかけていただいて、会社の雰囲気も好きですし、仕事にも慣れてきたタイミングだったのでそのまま社員になりました。
クライアントをまるまる1社担当させてもらうようになり、責任のある仕事を任せていただけているので、成長している実感がありますし簿記を実践できているのがうれしいと感じています。社員になり、さらに責任感を持って、レスポンス等のスピード感を意識しながらきちんと自分で完結できるようにしようと思っているところです。
前職ではパソコンはテンキーで数字を打ったり簡単な資料を作ったりするくらいだったので、パソコンスキルが格段に上がったのもかなり自信につながっています。スプレッドシートというものをそもそも知らなかったんですが、今ではワード、エクセル、パワーポイント、スプレッドシートなど使えるようになりました。経理なので関数を使うことが多いのですが、周りからいろいろな関数の技を教えてもらい、これも日々勉強中です。
―今後取り組みたいことを教えてください。
担当クライアント数を増やせるようにしたいというのが直近の目標です。個人としての処理能力を上げたいというのもありますし、会社としてクライアント数が増えるように貢献したいというところも考えています。そのために、リアライトをより多くの企業様に知ってもらえるように広報したいですし、社内で巻き取るスピードを上げるために自分自身の管理能力も身に付けて多くのクライアントを受け持てる仕組みも作っていければと思っています。
リアライトでは一緒に働く仲間を積極採用中です！
いかがでしたか？記事を読んで当社に興味を持っていただいた方は是非、お気軽にお問い合わせください！
▼企業ページ
▼採用ページ