2024.5.19

就職して丸3年が経った。そんなもんかという感覚とそんなにかという感覚がふたつある。昨年末あたりから仕事が増え、溜まり、まだ十分に消化できないでいる。新年度の異動で後輩が入ってこなくてよかった。

就活のとき自分の長所として「情緒が安定しています」などと話していた私は、それは甘やかされた環境にいたからこそ安定していたものだったと気がついた。そんなことにも気がつかないでぬくぬく育った私なんかを採用するからこの会社は質を落としていくんだ。知らないけど。私だけの質が悪いのかもしれないけど。

一人暮らしの部屋で泣いたり、読まずに5冊溜めた新聞を一気に破り捨てたりすることが週に1回ほどある。泣いても気持ちは晴れないけど、新聞紙を破るのはけっこうよかった。

ただ、楽しいこともちゃんとある。好きなアーティストのライブに行ったり、友達が家に来てくれて一緒に料理したり夜中にコンビニ行ったり、一人でカラオケ行ってこの曲まあまあ歌えるじゃんと思ったり。漫画読んだり人生で初めて音ゲーにハマったりもしている。

お仕事漫画を読むと、自分も仕事頑張るかという気持ちが少し湧く。自分の職業と遠い題材の作品を選ぶのがポイント。今週はアンサング・シンデレラを3巻まで読んだ。職業は全然違うけど、私の仕事もそうだなという言葉がちらほらあって、ほどよく刺激を得た。絵柄もかわいい。軽率に医療従事者への憧れも湧きかけたけど、理系科目がてんでだめだったと思い出せたので事なきを得た。