スイスの山小屋
2016年、友人が駐在していたスイス・ジュネーブに遊びに行き、山小屋1泊登山をしてきた。片道3時間と聞かされていたけれど、実際かかったのはなんと6時間。笑
Grindelwald側から登れば、ゴンドラもあるし、ゆるやかなハイキングコースの途中に美しい湖があり、放牧された牛が草を食んでいて、アイガーも見えて、片道3時間くらい。でも何を血迷ったか計画されたのは、Interlaken側からFaulhornを目指す超マイナーコース。それがまさかの6時間だった。。。
眠っている写真が沢山あるので、写真記録を!
いままでに見たこともない強烈な夕日に照らされ、太陽が沈む一刻一刻が目にも刻まれる。太陽が沈む前に到着できて、安堵を覚えた。
本当にこの道が正しいのか、そもそも到着すべく場所は存在するのか、ずっと不安だったことに気づく。登山は人任せにしてはいけない。。。
宿泊したのは「Berghotel Faulhorn」
日本にも素晴らしい山々や自然はたくさんあるけれど、スイスの山は桁はずれのスケール。これは唯一無二だなあ。
澄んだ空気、冷たい雪解け水
湖面をなでる穏やかな風
細かい波が立ち、生まれるリズム
はやい雲の動きをぼーっと眺める
時折、姿をみせる4,000メートル級の山々
ベルを鳴らしながら、ゆっくり草を食む牛たち
その土地に根をはって、日々の生活を営む人々
印象的だったのは、地元の人々の生活と観光業がうまく共存していたこと。街では車は走っておらず(交通制限してたのかも)、渋滞することもない。
すべて公共交通機関で完結してしまう。
街中のオーベルジュやホテルの近くから、唐突にゴンドラやケーブルカーが発着していたり、レンタサイクルやエコな乗り物がたくさんあって、山へのアクセスが簡単な上、移動手段が多かった。
自然だけではなく、観光業の捉えかたやスケールも桁はずれだったように思う。