途中下車の魅力
途中下車が、好きだ。
そもそも途中下車という言葉、もともとはきっぷの規則に基づく表現だと思う。
都市圏内では適用されないので馴染みのない人も多いと思うが、長距離を移動するきっぷだと、"有効期限"がある。2日間有効、などだ。
そうすると、必然的に途中で列車を降りる必要がある。こういう長距離の移動の場合、目的地に着くまでの駅で、下車しても切符は回収されない。これが途中下車である。
各駅停車の旅といえば、青春18きっぷだろう。これほど自由度の高い切符も珍しい。特例はあるものの、基本的にはJRの各駅停車はどこをどう乗っても良い。
今回の旅行でも活用したかったが、時期が合わなかった。そこで、長距離切符の途中下車の機能を利用して、出雲からの帰り道、京都で宿泊し、それ以外にも途中下車で楽しむ計画を立てたのである。
計画を立てた、と言ったが、どこで降りるかなどは決めていない。それがいいのだ。
どういうことか。
今日、近江長岡駅に降りた。
理由は、なんとなく景色が綺麗だったからだ。
改札を通り、少し歩く。
降りて良かった。そう思った。
新幹線停車駅である米原からそう離れていないのに、一気に山となるエリアだ。
秋の日差しが大自然に降り注ぎ、心が洗われる気持ちがした。
風情のあるガードがある。何度も歩きたくなってしまう。都会もいいが、地方もいい。
こういうところで、生きている人がいると思うと、なんだか羨ましい気持ちにすらなる。
もちろん苦労はあると思うが、外から来た人が思うことは気楽である。
あっという間に後続の電車の時間だ。スキーも楽しめるという山々を眺めつつ、駅に戻る。再び電車に乗り込む。
同じ電車だが、外を見る自分の目が、少し変わった気がした。
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11月8日(日)
○最後まで無事に旅行終了!
○明日の社長さんとのアポに向けた準備もした
○noteも無事(?)更新
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では、また。
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