人恋しくなる時期に、改めて結婚を考える。
12月。街にはイルミネーションやクリスマスツリーが溢れ、ちょっと人恋しくなりますよね。
そんな時期だからこそ、改めて考え直してみてほしいこと。
「そもそも、なんで結婚したいんだっけ?」
これにちゃんと答えられる人は、成婚率がぐっと上がります。
以下、よく耳にする結婚したい理由と、それに対するプランタンの思いをざっと書いてみます。あくまで一意見ですので気楽に読んでみてくださいね。
①好きな人と一緒に生きていきたいから
街中を歩くカップルを見ると羨ましくなりますよね。まずはそんな気持ちをごまかさず、「自分には今、一緒にお出かけするようなパートナーがいない」ことに正直に向き合うことが大事。心がヒリヒリするかもしれませんが、「幸せになるんだ!」と自分に誓うことが最初の一歩です。
結婚相談所には、惚れにくい人や受身な人が多いです。自分の想いを相手に受け取ってもらう、もしくは相手の想いを受け取る。このどちらかをしない限り、いつまで経ってもパートナーは得られません。
ちなみに「お見合いは恋愛と違って相手を好きになれないのでは」という意見をたまに聞きますが、いくらお見合いでも苦手な人と結婚するケースはありません。あくまで「好き」の濃淡が違うだけです。
②幸せな家族をつくりたいから
クリスマスやお正月に、幼少期の楽しかった出来事を思い出すことはありませんか?
家族という居場所は、なかなか替えが効くものではありません。体調が悪いときに家族のありがたみを感じる方も多いでしょう。
まずはパートナーに恵まれる必要がありますが、「幸せな家族像」には子どもが含まれていることが多いです。自分が子どもだった頃をイメージしているなら、なおさらですよね。次に続きます。
③子どもが欲しいから
クリスマスのディナーを楽しんだり、サンタがきた! とワクワクしたり。そんな経験を子育てを通してもう一度体験できるのが、子どもをもつ醍醐味です。
ただ、ご存知の通り女性には出産適齢期があります。そして女性だけの問題と侮るなかれ、男性の生殖機能も加齢により低下するという報告があります(注1)。
また現在の日本では、結婚せずに子どもを持つという選択は社会的にも金銭的にもハードルがとても高いように思います。
嘆きたくなるかもしれませんが、これが現実。自分の子どもが欲しい方は、一日でも早く婚活を始めることをおすすめします。
④子どもは望んでいないが、人生をともにするパートナーが欲しいから
この場合はある程度時間をかけて、じっくりお相手を探してみるのもよさそうです。これからの人生で起こりうる困難も、心強い味方が隣にいれば一人で抱え込む必要はありません。
「子どもが独立したので残りの人生を新たなパートナーと過ごしたいが、将来相続で揉めるのは避けたい」という方は、ぜひ事実婚という選択も視野に入れてみてください。
⑤世間体が良くないから
「いつかは結婚するものと思っていたが、気づけばこの年齢になってしまった。なんだか肩身が狭い」と仰る方、とても多くいらっしゃいます。また親御さんから「自分の子どもがなかなか結婚しない」と相談を受けることもあります。
必ずしも世間体を重視した結婚が悪いわけではありませんが、特定のパートナーとこれから先の人生をともにするのが結婚です。なにかあっても世間は責任を取ってくれません。結婚に限らず「自分はどんな未来を築きたいのか」をじっくり考えてみることをおすすめします。
⑥もう独身には飽きたから
身も蓋もないように聞こえますが、これも立派な理由のひとつ。生涯未婚の方が増えているとはいえ、39歳以下の未婚の男女で「いずれは結婚したい」「2~3年以内に結婚したい」「すぐにでも結婚したい」と考えている人は75%を超えるというデータがあります(注2)。
結婚や子育ては、きっと今までの暮らしをガラリと変えてくれるはず。ただそれには譲歩や我慢も必要で、自分本位になってしまっては結婚する意味がありません。お互いを尊重しながら、思いやりを持って一緒に暮らせそうな相手を見つけたいものです。
他のケースもまだまだありそうですが、いずれにしても「なぜ結婚したいのか」、そして「いま自分には結婚を考えるパートナーがいない」ことにちゃんと向き合うこと。これが幸せな結婚につながります。
そうして一歩を踏み出せば、きっと来年にはパートナーと過ごす幸せなクリスマスが待っていますよ!
注1)日本生殖医学会HPより
注2)内閣府HPより
結婚相談所プランタン HP