結婚相談所の費用のカラクリ
こんにちは、プランタンです。
今日は結婚相談所でかかるお金についてお話します。
(業界のタブーに触れてしまうかもしれませんので、記事が消えたらお察しください……)
以前の記事で「本気で結婚を考えるなら結婚相談所はおすすめ」とお伝えしました。
しかし、気になるのはお値段。
月会費数千円のアプリとは異なり、一般的に結婚相談所で成婚までにかかる費用は、どんなに安くても10万円単位でかかるはずです。
その理由は、信用できる情報のみ集まっていることと、カウンセラーのサポートがあること。
結婚相談所を使う場合は「情報と時間をお金で買う」と思っていただくといいかと思います。
多くの相談所には以下のような料金項目があります。
①入会費
②登録費
③月会費
④お見合い費
⑤成婚料
それぞれ紐解いていきましょう。
①入会費
相談所に入会する際に要する費用です。無料のところから十万円単位でかかるところまで、相談所によってさまざま。キャンペーンや紹介特典などで割り引かれるケースもあります。
②登録費
●ネットや●エージェントなどの大手相談所では登録会員同士のみでマッチングをすることになりますが、それ以外では全国共通のデータベースを使用している相談所が大半です。
・IBJ(日本結婚相談所連盟)
・BIU(日本ブライダル連盟)
・JBA(日本結婚相談協会)
あたりがメジャーどころでしょうか。
これらのシステム登録にかかる諸費用、相談所側で記載する推薦コメント、会員が用意したプロフィール紹介文の添削などに要する費用が登録費です。
この登録費を込みで「入会金」と表現しているケースもありますね。
なお、プランタンでは入会時に必ず
・独身証明書
・戸籍謄本の写し(婚姻歴などの証明)
・源泉徴収票の写し
・卒業証明書の写し又はそれに代わるもの
の提出をお願いしています。
ある相談所によると、過去にはこれらの情報が間違っていたため訴訟に発展したことがあったそう。それほどまでに気にする人もいるということです。
③月会費(+カウンセリング費)
これも②同様、共通データベースを使用するうえで発生する費用です。日々更新される新規登録者を閲覧できるのに加え、自身のプロフィールも相談所経由でアップデートできます。
さらに、月会費は会員の活動サポート全般にかかる費用でもあります(これを「カウンセリング費」として別途設けている場合もあります)。日々のカウンセリングはもちろんのこと、例えば仮交際から本交際に進みたい場合に「相手が自分のことをどう思っているか」を相談所経由でヒアリングしたり、どんなプロポーズを希望しているか? なんてことも事前に確認できたりします。
一般的な出会いから結婚までの数年間を数ヶ月に圧縮するのですから、不安やストレスは出てきて当然です。結婚相談所を利用するのであれば、カウンセラーにはどんどん頼る(使い倒す)ことをおすすめします。
④お見合い費
基本的に自分から申し込んだお見合いが成立した場合にのみ発生する費用です。ざっくり言うと「お見合い調整にかかる手間賃」です。オンラインお見合いで使うテレビ会議システムの使用料などもここに含まれます。
⑤成婚料
結婚相談所のミッションは「幸せな結婚をしてもらうこと」なので、成婚料は相談所の成功報酬のようなものですね。
もちろん、相談所経由ではない場でお相手が見つかり退会されるケースでは、成婚料は発生しません。
これらを踏まえた上で料金体系を見ると、その相談所の思惑が見えてくると思います。
例えば「入会金は高いけれど成婚料が安い」場合は、なにかと物入りの結婚前に出費を抑えられてありがたいように思えるかもしれません。しかし相談所側は最初の登録の段階で売上が立っているので、あとはずっと登録してくれている(=成婚しない)ほうが月会費が入ってくる……と考えている可能性もあります。
他にも「月会費は安くて成婚料が高い」場合は、実績多数で成婚に導く自信のある相談所が大半かと思いますが、一方で情報のアップデートやカウンセリングにあまり力をかけていないという可能性もゼロではありません。
ちょっと性悪説に傾いてしまったかもしれませんが、せっかく高いお金を払うのであれば、ちゃんと納得できる相談所を選んでいただきたいと思います。
記事内でも言及したように、相談所の大半は共通データベースを使っています。そのため、2つの相談所で迷っていたとしても出会える人は同じ、なんてことも……。「高いお金を払った分、より良い出会いがある」とは限らないのです。
カウンセラーとの相性もありますので、入会する前にしっかり話をし、疑問点をクリアにしてから検討されることをおすすめします!
※本記事の内容は、あくまで相談所プランタンの見解です
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