婚活で「会員数が多い」のは良いこと?
こんにちは、結婚相談所プランタンです。
今回は、婚活で気になる「会員数」についてです。
会員数が多いといえばマッチングアプリ。プランタンが加盟している日本ブライダル連盟(BIU)の会員数が約5万人であるのに対し、日本で最も使われているといわれるマッチングアプリ「Pairs」は2022年4月に累計登録数2,000万を突破したそうです(株式会社エウレカ プレスリリースより)。複数回登録者(一度退会したのち再登録)もそれなりにいると思われますが、やはり会員数の多さは目を引きますよね。
基本的なマッチングアプリの仕組みは、相手から「いいね」が届いたときに自分からも「いいね」を返す(承認する)、もしくは自分がいいなと思う人に「いいね」を送って相手から承認されることでメッセージ機能が開放され、メッセージのやり取りができるようになるというもの。今日はこのマッチングアプリを例にとってお話します。
例えばある方がAさん・Bさん・Cさんの3人と並行してメッセージのやり取りをしていたとします。ある日Aさんと実際に会ってみたら、話は盛り上がったけれど写真ほど見た目が好みではなかった。そんなとき「次はBさんと会ってみよう」という気持ちになるのはやむを得ないかもしれません。そしてBさんと会ってみたら、今度はお酒の飲み方や好みが合いそうにない。次はCさん……とやっているうちに、気がつけば誰とも2回以上会ったことがない、なんてことも。
マッチングアプリの最大の難点は、お相手の欠点が些細なものであっても許容できなくなり、「また次があるし!」というマインドになってしまうことではないでしょうか。これではなかなか結婚にはたどり着けません。
(もちろん、ちゃんとお相手に向き合って関係性を築いていく方もたくさんいらっしゃると思います!)
特に女性は登録直後から「いいね」が多く届きがちです。よく分からず「いいね」をたくさん返したら収集がつかなくなり、全員にコピペで同じ返事を送った……なんてこともあるかもしれません。
そんな風にしてつなぎ止めたご縁も、実際に会った後にちゃんと次につなげなければ、厳しい言い方をすれば「一人ひとりと向き合わずに理想を追い求めて時間を無駄にした」ことになります。
選択肢の多さよりも、まずは自分自身が結婚に求めるポイントを理解し、現実も踏まえて独りよがりにならないよう整理しながら、自分だけのオリジナルの判断基準をつくっていくこと。結婚相談所のカウンセラーはそのためにいると言っても過言ではありません。
その上で多くの会員の中から「時間をかけて関係を築いていきたい」と思う人にアプローチすれば、きっと理想の結婚にたどり着けるはずです。
これはマッチングアプリだけでなく、結婚相談所でも同じこと。相談所の登録者数が5万人でも10万人でも、自分なりの軸が決まっていなければ、ふらふらと理想を追い求めているうちに気がつけば一年経っていた……なんてことになりかねません。
どうしても「会員数が多い=出会いが多い」と捉えてしまいがちですが、最終的にたった一人と出会えればいいのです。一つひとつの出会いをどれだけ深いものにできるか、ぜひその視点で婚活を見直してみてくださいね!
結婚相談所プランタン HP
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