ばら をみたかい
大勢の人に紛れて桜をみる、公園の芝生にレジャーシートをひいて、お寿司やらお菓子やらを食べて家みたいにゴロゴロする、などの我が家の春の恒例行事は、粛々と来年に見送ることになりました。
関西で緊急事態宣言が解除されてから初めての週末は、見頃を迎えた地元近くのばら園へ。
レモン・フィズという品種の黄色いハマナス(バラ科バラ属)。さわやか‥
初めてみる、変わった姿のばら。花々が丸く房のように形作っているのです。
その名もブーケ・パルフェ。なるほどなぁ
黒猫ちゃんも静かにばらを鑑賞。
「白い蝶々が気になるのです」
ニゲラもはかなく風に揺れていました。
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緊急事態宣言を受けての休園のなか、例年通り花々を楽しめるように、変わらずお手入れをしてくださった皆さんに感謝します。
駅前の飲食店の植え込みも、自粛休業されている間はゴミやら木の葉やらが集まっていて、いつもお店の方がきれいに掃き清めてくれていたのだと、恥ずかしながら気がついた。
人の手を借りずに当たり前に存在するものって、無いに等しい世の中なのですね。
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優しくなれない時は安静を。元気がでたら手を繋ごうよ、と思います。
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今日のタイトルは渡辺美里さんの「虹をみたかい」を文字ったもの。どんな曲だったかなぁと調べたけれど、失礼ながらうろ覚えでした。好きなタイトルとして頭の片隅にあったようです。