安倍首相、日韓会談見送りを示唆
安倍首相は、6月に大阪で行われるG20の場での日韓会談の見送りを示唆しました。
韓国側は3月19日に李洛淵国務総理が、4月12日には趙顕外交部第一次官がG20での首脳会談に期待を示していました。
安倍首相の発言はそれを袖にするものです。
嫌韓界隈では、韓国側のこの秋波を米朝会談が不調に終わったため、日本へのすりよりの一環と見なし、韓国の反日外交に利用されるのを阻止し、久々に「遺憾砲」以外の対応を見せた安倍首相の対応で溜飲を下げているようです。
しかし、平昌オリンピックの開会式の際も、当初参加見送りを示唆していたにもかかわらず、実際には参加したというできごとをよく思い返していただく必要があるかと思います。
単純に、会談を行わないのであれば、このような示唆自体行う必要は無いはずです。この示唆行為の狙いは観測気球とPRであって、見送りを示唆したからといって実際にそうするかどうかは不明であるととるべきでしょう。