「PERSONA SUPER LIVE P-SOUND WISH 2022 ~交差する旅路〜」DAY2 感想
2022年10月9日、南圭介さんがゲスト出演した「PERSONA SUPER LIVE P-SOUND WISH 2022 ~交差する旅路〜」DAY2へ参加してきました。
6月に圭ちゃんが出演すると発表されてからとても楽しみにしていたペルライ。
とは言え、現地へ向かうかずっと悩んでいましたが…出番が一瞬だとしても圭ちゃんの鳴上悠をまた生で見られる可能性があって、もし1曲でもダンサーとして踊ったら?と考えると現地で見ないと絶対に後悔すると思い、本人からも背中を押して頂いたのでライブ3週間前ぐらいからチケットを探しはじめました。
とても楽しかったので久々にブログとして感想を残しておこうと思います。
チケット探し
フラットな幕張メッセなので、VIP席は2DAYSだから無理だけどせめてS席のBブロックには…と思い手が空いた時にリセールやTwitterを見る日々。そんな中ある日深夜にふと目が覚め、たまたまリセールを見たらこんなチケットが。
おかげさまでとても見やすい環境で圭ちゃんの姿を見ることができました。ただやっぱりフラットな会場な上、基本が横20席×5ブロックだったので詰め込み感は否めず座席間が非常に狭かったです…
会場到着〜開演まで
14時過ぎに現地へ到着。楽しみにしていたDJブースとクマ・モルガナのグリーティングが既に終了していたので少し残念な気持ちになりつつ(もっと早く着けばよかった…)、フォトスポットで何枚か撮影。フラワーアートの前で突然声をかけたにも関わらず快く写真を撮って下さったお姉様、本当にありがとうございました。
物販も記念として買いたかったけど開演30分前でも行列で泣く泣く諦めたので事後通販を利用させてもらいました。
ライブ会場の8ホールに入って1番に思ったことが「縦長すぎて広い…」でした。当たり前(笑)
こんな大きな会場に圭ちゃんが立つのか、とドキドキしながら着席。クマの影ナレがとてもかわいかったです。
クマから無線制御ペンライトの説明を受けたんですが、長年何かしらのオタクをしていますが無線制御ペンライトの経験は初めて。その上基本的に推し色固定派なので慣れるか不安でしたが杞憂でした。カラフルなペンライトの海も素敵だけど無線制御で客席の一体感を得るのも1つの手段として有効なんだな〜と新しい発見ができました。
※注意点
以下、好きな曲・圭ちゃんが出ていた楽曲のみの感想となります。
作品ファンの方から見た場合、キャラや楽曲に対する解釈違いなどを起こしていたら申し訳ありません。ただの1俳優オタクの感想なので目を瞑って頂けると嬉しいです。
曲名の前の記号が★なのが圭ちゃん出演楽曲です。
●Wake Up, Get up, Get out there
1曲目はこの曲だといいな、と密かに思っていたのでイントロが流れた瞬間全力でガッツポーズ。メロディーがめちゃくちゃオシャレで、OP映像もかっこよくて好き……!!
そして何よりLynさんの歌声!想像以上のインパクト。音源よりも力強くバンドの音と重なって身体にガンガン響いて、ペルソナのライブに来た〜!って一気に世界観に惹き込まれた。
Lynさんの「心の中で叫んで!」という煽りに声を出したい気持ちをグッと堪えながら全力で心の中で叫ばせてもらいました!
●Pursuing My True Self
P4!!好きな曲を2連続で歌われて既にめちゃくちゃ楽しいし、この時点で最後まで全力で楽しめる!と確信。
平田さんの優しくも凛々しい歌声に度々ペンライトを振る手が止まってしまう程に見惚れてしまいました…「みんな〜」って手をいっぱい振る平田さんのお姿もかわいらしい♡
★Your Affection
5→4ときたから3曲目は5かな、と予想していたらバイオリンの音色と共に「Your Affection〜♪」と歌声が聴こえてきて驚きと嬉しさで鳥肌が。この曲も好き…
しかもダンサーさんが登場!陽介が自転車で颯爽とステージを駆け抜ける姿が既に本物すぎるし、菜々子ちゃん&クマペアの可愛さたるや……何より各々の踊り方が細部までキャラクターにぴったりで感動。2番からは千枝ちゃんも登場して、個性豊かな4のみんなが居る…かわいい…とほくほくしていたら落ちサビで番長がメインステージの中央からポップアップで登場。
ゲストなんだからいつかは登場するのは当たり前だけど、こんな序盤に出てくるとは思わなかったしいざ本当に出てこられるとシンプルに何が起きたかすぐには理解できなくて、気付いたら南圭介さん(鳴上悠)がステージに立っていた感覚だった…夢?(笑)
それと同時に客席から聞こえてきたどよめき。
とてもとても嬉しかったし、圭ちゃんの番長がこんな大きな会場で沢山の人に歓迎されたことに胸が熱くなり思わず涙が出そうに。
この瞬間は絶対に目に焼き付けなきゃ…!と思いながら推しを双眼鏡で凝視したんですが、
(知ってるけど)スタイルが良すぎるし、
(知ってるけど)脚は長くてお顔は小さいし、
(知ってるけど)お目目がぱっちりし過ぎだし、
(知ってるけど)久しぶりの銀髪&学ランも似合ってるし、
(知ってるけど)どう考えてもこの世界で1番かっこよくない!?
こんな遠くから見てもわたしの推しって本当に本当にかっこいいな…ってしみじみ思いました。(真剣)
ラスサビから番長も一緒にダンス!
……目線が一直線すぎる上に緊張している表情を隠しきれてないのがとってもとっても愛おしく、すごく頑張ってる…!とまるで子供の発表会を見守る親の気持ちに。(推しよりも歳下の癖に)
そんな圭ちゃんがメインモニターに何度も大きく映し出されていることに気付いてまた感動。現地に来て本当によかったなってこの曲だけで何回も思いました!
★Reach Out To The Truth
ペルソナ4と言えば(個人的に)この曲!平田さんのタイトルコールで一気にテンションが高まる!!!!
そして最初からセンターステージに番長が登場。フルで踊ってくれるの!?と更に大興奮。
しかもYour Affectionと時とは全く違う雰囲気の圭ちゃんで…少し緊張が和らいだのか、とにかく楽しもう!という気持ちが凄く伝わってきたし客席にも目線が向いて煽るような動きが増えて見ていてとても楽しかった!
この曲は特に圭ちゃんのスタイルの良さが活きる振付が多くて、中でもサビの「Can you set free from this dark inner world〜」の"this"からの右手の動きとターンが好き過ぎて目に入った瞬間配信の購入を決心。嬉しいことに配信でもしっかり映っていたのでカメラマンさんとスイッチングの方に個別で特別手当を渡したいぐらい感謝しましたありがとうございます来春発売の円盤でも是非よろしくお願いします(オタク特有の早口)
鳴上悠って感情があまり顔に出ないキャラクターだけど、仲間と一緒に居るこの瞬間が彼にとってとても楽しいんだろうなって伝わってくるような時折見せる優しい眼差しや他のダンサーさん(特に陽介)とのアイコンタクトも増えて、その表情も美しくて、とにかく圭ちゃんがキラキラしていて最高でした……
●Daredevil
ポップアップから登場してきたLynさんのオーラが半端なかった……イントロのかっこよさとマッチし過ぎじゃないですか??
Lynさんの「飛べっ!!」って煽りが本当に最高すぎて、めちゃくちゃ楽しかったです。
この曲でここまで自分が興奮したのは想定外でした。現地で聞いて1番好き度が増した曲!!
★Ying Yang
アトラスさん、これやりたかったから南圭介さんを鳴上悠として呼んでくれましたよね?本当に感謝しかないです。来てよかった……
足立さんの声が聞こえた瞬間の会場の動揺が凄かった。(わたしもびっくりしたけど)
3Dモーションだけかと思いきや足立さんご本人が登場。これは鳴上悠も来るパターンだと覚悟はしたけど後半本当に出てきた瞬間鳥肌が。
Lotusさんが「下手を向いた時は足立、上手を向いている時は番長を意識しながら歌った」とご自身のスペースで仰っていたのでそれを意識しながら配信を見るとより一層深く、見るたびに考察が止まらない曲だなと感じました。
配信と歌詞を同時並行すると歌詞の心情を2人が踊りだけで表現してて、見れば見るほど心臓を抉られる……
語彙力が無いので本当にしょうもないことしか綴れない自分が情けないんですが、何度も何度も足立さんに手を差し伸べる番長に曲中何度も何度も何かを求めて彷徨っているのに鳴上悠の手は絶対取らない足立さん、シンプルに関係性がやばい。
この曲の圭ちゃんが本当に美しくて儚くて、
わたしが圭ちゃんの「目」で表現する演技が1番好きだというのもあるんだけど、戦っている時も足立さんに手を差し伸べる時もとにかく"目"が凄く凛々しく、真っ直ぐに足立さんを見続けていたのが印象的でした。
言葉も無く表情とダンスだけでここまで気持ちを飛ばせる圭ちゃん(ダンサーさん)と楽曲のパワーって本当に凄いし、この曲だけはミュージカルの1シーンを見ているかのような気持ちでとにかく圧巻のステージでした。
●Never More
シンプルに泣いた
「何気ない日常がさよならを告げ 僕らの掛替えのない日失われてた」
って歌詞がいまのコロナ禍と重なってちょっと切なくなったり、
「見つけ出すよ 大事ななくしたものを NEVER MORE キミの声がきっとそう ボクを導くよ」
って歌詞に色んな気持ちで胸がキュッと締め付けられたり。
平田さんが言葉を丁寧に、心を込めて歌に乗せてくれているのが伝わってきて本当に感動しました……
生だからこそ届く空気感があることを再認識。
★True Story
アトラスさん、これやりたかったから南圭介さんを鳴上悠として呼んでくれましたよね?本当に感謝しかないです。来てよかった……(2回目)
ネバモアでしっとりとした雰囲気のままアンコールの拍手をしていたら急にりせちーの声が聞こえ3D(リアルすぎて本物かと思った)が登場し、そして流れたTrue Storyに客席がうわああああああ!!!!ってなっていたのが感情のジェットコースター過ぎてめちゃくちゃおもしろかったです。(褒めてる)
途中3Dで鳴上先輩とりせちーが踊り出すから「あ〜〜これ現実で見たかったな〜〜」って思ってたら「行こう!」って先輩がりせちーをエスコートしながら捌けたと思ったら本物が登場してきてわたしも結局うわあああああああ!!!!ってなりました。現実との境目はどこ…??
番長・陽介・千枝ちゃん・菜々子ちゃんの4人が全力でりせちーのオタクをしていたのが面白すぎたので一緒にオタ芸をしていたら途中で鳴上悠くんだけペンライトがVIP仕様なことに気付いてめちゃくちゃ笑ったし、オタ芸してても圭ちゃんの品の良さが隠しきれてなくて尊すぎて本当に最高……って天を仰ぎました。番長も圭ちゃんもめちゃくちゃ楽しそうで何よりです。
「明日のドア〜♪」でオタク4人が大きなハートをつくっていたのがあまりにも可愛すぎて拝んだ……
最後に前を向いてペンライトを胸の前でぐるって回す振付、配信だと背中だったけどここの圭ちゃんがめちゃめちゃ×373可愛かったから円盤では正面で映ってるといいなぁ。
●You Are Stronger
5の曲はライブ映えする曲ばかりで最高に楽しい!!イントロのドキドキさせてくれる感が異常。そしてBメロからサビにかけてのメロディが堪らない…!
アンコールでもまだまだ盛り上がれるよね!?と言わんばかりのLynさんの力強い歌声と煽りに乗せられて全力でペンライトを降りました。(翌日しっかり全身筋肉痛)
●GROOVY
本編でセトリ入りしてなくてちょっとしょんぼりしていたから歌ってくれて本当に嬉しかった〜!
サビの「Ballet」や「Rock'n'Roll」でバレエやロックのポーズをした振付がシンプルだけど好きでした。JazzとTangoのポーズもそれぞれあったのかな…?(ダンスは詳しくないので。。)
★Dance!
GROOVYが終わりダンサーが大集合からのジョーカーと番長が握手→イントロが流れ出して嬉しさのあまり悲鳴を上げそうになったし(必死に堪えた分その場でジタバタした)本当に来てよかったと、もし現地ではなく配信でこれを見ていたらわたしの中で一生後悔していたと思いました。
(配信を見たら堪えきれない歓声が聞こえてわかる!!!って首が取れるほど頷いた)
P4Dの映像を見る度に「圭ちゃんの鳴上悠でこの曲を踊ってる姿がいつか見れたらな〜」と思い続けていて、わたしがペルソナの楽曲の中で1番大好きで、1番ライブで聞きたくて、1番圭ちゃんに踊って欲しいと思っていた曲がこの「Dance!」。
曲中はとにかく一瞬も見逃したくない一心で双眼鏡を構え続けたんですが、センステに向かう前に番長が上の方見上げていて何でだろう?って思っていたら上に足立さんが居たことを配信を見て初めて知ってあまりの尊さに頭を抱えた。
そこに足立さんが居るって気付いたのは番長だけってこと……?
個人的に特に好きなサビの脚上げの振付を正面側で見れたことも嬉しくて感無量でした…
キャラクター大集合だったから配信だとあまり番長が映らなくて残念だったけど、その分現地で見れて良かったなって実感できたし最後の振付はちゃんと映ってて嬉しかった…!陽介との楽しそうなアイコンタクト(相棒〜〜)やジョーカーとスマートに目線を合わせながら花道を歩くのとか、すっごくかっこよかったなぁ〜
ここでもう大満足以上の気持ちだったし、これ以上は無いだろうと完全に燃え尽きた気持ちでした(フラグ)
★Break Out of...
イントロが流れた瞬間「!?!?!!!???」って脳の思考が一瞬止まった…
平田さんとLotusさんが拳をお互いに突き出すポーズがかっこいい〜痺れる!って思ってたらメンステに皆月が登場してP4U2だーーーーーー!?!?!?って大興奮した。この曲が聞けるとは思わなかったし、まさか…!?って思ったらやっぱり番長もステージに現れてそのまま皆月とのバトル。
圭ちゃんのとても綺麗な殺陣は相変わらず見応え抜群だし、楽曲の迫力も相まって本当にアツい展開だった…!
アトラスさん、これやりたかったから南圭介さんを鳴上悠として呼んでくれましたよね?本当に感謝しかないです。来てよかった……(3回目)
曲中、階段へ向かう平田さんを守るようにエスコートしていた鳴上悠くんがとてもキュンポイント♡
センターステージに行く皆月を追うように颯爽と花道を駆け抜ける姿も美しかったし、ラストでボーカル組と皆月鳴上で同じポーズをしていたのにも痺れました。かっこいい……!!!
また皆月鳴上のバトルが見れるなんて夢にも思わなかった。2016年のシアターGロッソでの舞台を思い出して懐かしさとか色んな気持ちが重なって胸が熱くなりました。
●ED
最後までそれぞれのキャラクターになりきって捌けるダンサーさん達の凄さ…足立さんと皆月くんがお辞儀もそこそこに早々と去っていった姿が解釈一致過ぎてクスッときました。
配信でも圭ちゃんのやり切った凛々しい顔が映っていて本当に嬉しかったです……
統括
オンライントークで「ペルライはどうですか?」と質問をした時、いつもポジティブな圭ちゃんから珍しく「たくさん練習してるけど、自分はダンスが上手い訳でもないから…」(ソンナコトナイヨー!!)「余裕ないよ〜大変!」と返ってきて、短い練習期間の中、本業のダンサーさんの中に1人俳優として飛び込んで、試行錯誤の日々で本当に緊張していたんだなと思いました。登場したときも凄く緊張してたのが目に見えて分かったから尚更。
だからこそその緊張を乗り越えた先に見えた新しい景色に感動したと思うし、本人も「凄く楽しかった」と言っていたので舞台で鳴上悠を演じてかなりの年月が経った中、素敵なご縁が生まれて良かったなと心から思いました。推しが楽しいと思えたのが1番。
踊るにしても1〜2曲かなと思っていたので想像以上に出番があって驚いたし必死に練習してくれた圭ちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです。
本人の声は一切聞けませんでしたが、ペルソナというコンテンツを楽しむ場所としてはそれが妥当ですし個人的には話さないことで捌ける最後の最後まで「鳴上悠」として存在する圭ちゃんを見られたのが凄くありがたいなと思ったのでむしろプラスだと感じました。
そして何より、わたしは圭ちゃんがステージの上に立っている姿が1番好きだなと強く感じた時間でもありました。
もちろん配信やイベントで見れる素の表情やオンライントークや接触でコミュニケーションを取ってくれる時間も好きだし大切なひと時ではあるけれど、1番は俳優として舞台上で役を、自分の力を最大限魅せてくれるその姿が大好きだから南圭介さんのファンで居るんだろうなって。
小劇場でも、大きな会場でも、客席から見る圭ちゃんの姿が1番輝いてると再認識できたので、これからもステージに立つ姿をファンとして見続けられたらいいな。
ペルソナを知るきっかけだった舞台には(主に大人の方々に対して)思うところもあり今回のライブへ参加するに伴って不安な面も正直ありましたが、それを吹き飛ばす程に演者やスタッフ、そして観客の熱量を肌で感じて「ペルソナ」というコンテンツは愛されている作品なんだなと思えたので現地へ赴いて本当に良かったです。P4Gのリマスター版、買います!
そしてペルライの円盤も来春発売予定との事、ありがとうございます!絶対に買います!!
特典映像にバクステとダンサーさん全員分の全曲マルチアングルの収録をお願いします!(欲の塊)
次回のペルライでも、南圭介さんの鳴上悠が見られますように。
……その時はもっと見えやすい会場でやってください!(泣)