YOASOBI ZEPP TOUR 2024 “POP OUT” @ Zepp Sapporo
ツアーが発表されたのは2023年10月入ってすぐのことだった。
国内としては『YOASOBI ARENA TOUR 2023 “電光石火”』ぶりのツアー。
そんなん行くしかない!
とは言え、会場はZeppという2,000~3,000人という規模。
申し込みにはファンクラブ加入かつ『THE BOOK 3』封入のシリアルナンバーの入力が必要といえど、申し込んでいた分はあっけなく全て落選。考えが甘かった。そらそうか。
そんな中、同伴予定のフォロワーがなんとか当ててくれた唯一の希望、札幌。
不安視されていた天候も問題なく、新千歳の上空には青空が広がっていた。
13時からYOASOBIの事前物販があるため、バスに乗りすすきのへ。
到着。
既に目の前の川を囲むように形成されていた長蛇の列――。
Zepp Sapporoの近くにあるSPiCEというライブハウスのフロアが購入場所となっていたけれど、待機列は全て外。
どう考えたって過酷度No.1。北の大地は厳しいね。
フォロワーと合流し、けやき すすきの本店へ。ゴチになります。
入場をスムーズにするため、事前のドリンク引換があったので一度会場へ戻り、ロビーで写真を撮ったり。
∠ 2024.02.01
開演前。
Zepp Sapporoのキャパは2,009人。こんなにパンパンに入っているのは初めて見た。今か今かとその瞬間を待ち侘びる。
10分ほど押して開演。
開幕から「セブンティーン」
リフトの上から見下ろすikuraちゃんの拡声器を通した声が良すぎッッ!!
からの「祝福」。その熱量はついさっきまで氷点下の世界にいたのがまるで嘘かのよう。
「知らないんですか、フリーレン様。ライブは百薬の長なんですよ」
本編最後の曲は『NHK18祭』で披露された「HEART BEAT」だ。
シンガロングとなれば「群青」の右に出るものはない、と思っていたけれど、度肝を抜かれてしまった。
曲は配信されていたもののの、この楽曲の真価には気づくことができずにいたんだな、って。
フロアにマイクを向けて「聞かせてーっ!」と叫ぶikuraちゃんと、それに応えるフロア。
YOASOBI のライブとか、そもそもライブハウスという場所が初めての人に「遊び方わからないかもしれないけど」って話す場面もあったけれど、その"遊び方"っていう表現も好きだし、もっとおっきくなってもきっと誰も見捨てないで、みんなまるっと連れてってくれるんだろうな、って。
「HEART BEAT」の一体感。こういう曲って一緒に歌ったら涙腺が緩くなってしまうし、フロアを見るikuraちゃんはとても良い表情をしていて涙出るよね。
「これが心音か……」感じたな。
Ayaseさんとikuraちゃんが映るところ、YOASOBI のこと好きで堪らなくなった瞬間。
MCのそれぞれで違う映像が映し出されているのも良かった。
∠ 2024.02.02
18:58くらいには「I Bet My Life」が流れ出す。
前日のセットリストとの違いを楽しみつつ、撮り逃した部分でカメラを構えられるのは2日参戦の強み。
このツアーではPOP OUTグラスをかけて観るブロックがある。不思議なYOASOBIの世界へ。
「Biri-Biri」「怪物」「もしも命が描けたら」「優しい彗星」「ツバメ」といった楽曲で、映像が飛び出てくる立体的な体験をすることができる。
突如降ってきた風船が飛び交う景色にワクワクが止まらない。
終盤に持ってくる「群青」「HEART BEAT」って凶器だよね。これでみんなやられる。
「雪合戦したよね 」と話すikuraちゃん、「あれ雪合戦だったんだ。投げられました雪」と話すAyaseさんのズレたやりとりにほっこり。
ケータリングで食べた石狩汁。YOASOBI クラスになるとどんなケータリングなんだろう。
アリーナを埋めた YOASOBI が魅せたライブハウスツアー、なんて贅沢な時間を過ごさせてもらったのだろう。毎度新しい驚きを届けてくれる彼ら。
京セラドームに、東京ドーム。次はいったいどんな冒険に連れて行ってくれるのだろうか。
∠ 2024.02.05
3日後のこと。
1日目のMCで話題になっていた夜パフェを求め、夜パフェ専門店 Parfaiteria PaLへ。
締めでもなんでもない18時に入店した甲斐あって、まだ誰もいないタイミングで席を選ぶことができたので、頼まれてもないのにサインして帰ったという構成用紙?が飾られている席に陣取る。
もちろん注文したのは『栗巣さんのYOASOBI』
ダメ元でお願いしてみたら、撮影のタイミングだけであれば、と動かしてもらえたのでパシャリ。