【櫻坂46】届けてくれたもの
櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024
新・櫻前線 -Go on back?-
3月2日に開催された福岡公演day1に参戦しました。
本当は翌日も行きたかったし、
大阪も愛知も神奈川も行きたくて堪らないのですが、
私の今回のツアーはこの1夜限りということになりそうです。
悔しいけどチケットが当たらないしそもそもお金もないので、悔しいけど泣く泣く諦めています。
悔しいけど。
大体いつもそうですが、いつも以上に感情的で纏まっていない記事になってしまいました。
軽い気持ちで流し読みしていただけたらと思います。
当ツアーのネタバレを含みますのでご注意ください。
いきなりですが終盤の話をさせてください。
今回お話したいのは最後の2曲です。
それまでは、
櫻坂46の音楽を全身に浴びながら、
大声でコールをしたりペンライトを振ったりして
私なりに全力でライブを楽しんでいました。
でも終盤、Start over! のパフォーマンス中、
急に大粒の涙が溢れてきたんです。
自分でも動揺するくらい突然。
普段は終演した途端に溢れ出すバカデカ感情と引き替えにライブ中の全ての記憶を失ってしまう私ですが、これだけは鮮明に覚えています。
落ちサビでした。
当時(今もですが)、人生を立て直したいと毎日色々考えている最中だったのが理由なのか?
はたまた単なる演出のせいなのか?
きっかけはわかりませんが、
視界の端が急に真っ暗になって、会場のペンライトの灯りや周囲の客の後頭部などが見えなくなって、目に映るものはステージ上のメンバーだけで
「『やり直せるなら何だってできる』と、
私だけに向かって直接語りかけてくれている」
と錯覚してしまうようなそんな感覚になりました。
ものすごく集中していたんだと思います。
とある子は力強く、とある子は笑顔でこの歌詞を届けてくれて。
この部分はもともと好きでしたが、こんなにビビっときたのは初めてでした。
お前の未来は明るくなるよ、
明るくしてやるよって、聞こえました。
気づいたら見えているステージは涙で歪んでいました。
ラスサビ。
お前はこのまま燻ってちゃいけない。
俯いて止まっていてはダメだ。
前を向け。頑張れ。
ここ、もうそういうメッセージにしか聞こえなくて。
全身全霊の心臓ダンスを目に焼き付けようとしても滲んで全然見えなくて。
Start over! は特に、センターの藤吉夏鈴さんの表情がその公演ごとに全く違うので色んな感情になるのですが、こんなに泣いたのは初めてでした。
「歌を届けるのが仕事です」
3期生のお披露目ドキュメンタリーでのダンサーさんの言葉です。
櫻坂さんへ。
歌、ビシバシ届いていますよ。
Start over!が終わって暗転し、続いて映し出されたのは「LAST SONG」の文字。
何の曲が来るかはわかっています。
このツアーで引っ提げている8thシングルの表題曲
『何歳の頃に戻りたいのか?』
YouTubeに上がっているDance Practice動画や
歌番組で披露された時の録画などを何度も見返し
「この部分を生で見たい!」
「ここの○○ちゃんの表情を見逃したくない!」
と色々決めて臨んでいました。
でも、イントロで涙腺がダメでした(でしょうね)。
この曲のパフォーマンス中は立っているので精一杯でした。
何色のペンライトを持っていたかも分かりません。
『何歳の頃に戻りたいのか?』は私にとって一番の救済の曲ですから、Start over! であのような泣き方をしていた私が冷静にパフォーマンスを観られる訳がなかったですね。
夢を見るなら先の未来がいい。
本当に、ね。
↑こちらの記事でこの曲への想いを綴っていますのでよろしければ…!
いつだって、
寄り添ってくれるのも背中を押してくれるのも
私にとっては櫻坂46で。
メンバーはほとんど全員が年下なのに、容姿も生き様も私とは比べるのもおこがましいレベルなので、
「○○ちゃんが頑張っているから私も頑張ろう」
みたいに同じ土俵で考えたこと、あまりないんですが。
楽曲は違います。
届けてくれるメンバーがどんなに年下でも、
詞を書いている人がどんなにオジサンでも、
曲、歌詞、振付、衣装、照明や映像などの演出に、
メンバーの歌声、ダンス、表情や仕草が加わって
ものすごいパワーを持って伝わってきます。
「私も頑張ろう」
かなりの熱量を帯びた活力を、この公演で頂きました。
ありがとう。ほんとうに。
私頑張るよ。
こんな今もいつの日か輝くように。
では。
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