![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160420582/rectangle_large_type_2_cd62c85679ff50f60cfb2da88dc29ee1.jpg?width=1200)
ステージに立つ君へ
初夏が訪れた雲ひとつない青空、
キラキラと光る静かな水面、
緑が美しいと感じるそんな季節のような、
爽やかで疾走感のあるメロディ。
ただただまっすぐ前だけを見て、
全力で想いをぶつけてくる、
でも全てを大切に優しく包み込んでくれる、
泥臭さの中に全ての青春がつまった語り。
自然と笑顔になり、心はじんわりとあたたかくなるのに、気づいたら頬を涙が伝う。
聴き終わった後にもう一度聴きたい、この曲を聴いて感じた自分の思いを大切にしたい。
こんなにも満足感のある、でも物足りない4:29があっていいのだろうか。
この曲はまるで、ファンへのラブソング。
これまで共に過ごしたファンへの感謝とそんなファンに愛される自分を誇りに思っていることを伝える最上級のラブソング。
「君は君を大切にしてほしい」
自分の好きな人がそんなことを思ってくれている、なんて素敵な関係なんだろう!
その関係性がとても羨ましく愛おしく、少しでも長くこの関係が続けばいいななんて思った。
この曲はまるで、アイドルたちへの応援歌。
他人とは違う人生だけど、ステージに立つことも悪くないよとステージに向かうその背中を押してくれる応援歌。
何もわからないままステージに立って歌い踊り、ただひたすらに走り続ける。この道が正しいのか、自分自身を幸せにできているのか、何度も失敗し壁にぶつかり、何かに迷い葛藤し、苦しむ日だってきっと少なくない、そんなアイドルたちを支えてくれるお守りのような曲だと思った。
初めて聴いた時は正直に言うと、芸能をしていない世界線の貴方を想像して胸が苦しくなりました。本当は過ごせたかもしれない甘酸っぱい青春や苦い思い出があったかもしれない貴方の可能性を、貴方を応援するという形で奪ってしまった事実を、見て見ぬふりをしていた“それ”を、突きつけられた気がしました。
でもそれと同じくらい、ステージに立つアイドルであることを誇りに思い、ファンに「ずっとついてきていいからね」と応援し続けることを否定せずにいてくれているようで、勝手に救われてしまいました。それがいいことか悪いことかはわかりませんが。
この曲を聴いて、少し貴方のステージ上のパフォーマンスやこだわりを理解できた気がします。
ただひたすらにひたむきに、貴方が伝えたいメッセージをずっと一貫して届けてくれていたんだね。
自分が伝えたい思いをステージ上で全力で表現する貴方が好きです。
ファンに愛されて、少し恥ずかしそうに笑う貴方が好きです。
私は貴方が辛い時悲しい時、自分を大切にできないと思った時、隣で支えたり声をかけることはできないけど、
貴方が何かに怯えることなく笑っていてほしいな
何かあった時に頑張れと声をかけてくれる人がそばにいてほしいな
貴方が貴方自身を乱暴に扱うことなく、
貴方自身をいちばん大切にしてほしいな
ステージに立つことをいつまでも楽しんでくれたらいいな
ずっとそう願っています。
大好きな矢花くんへ、愛を込めて。