彼氏は14億円の家に住みたいらしい
お仕事の休憩中、
「 アリアナ・グランデ結婚して
14億の家に住んでるんだって」
と、携帯のニュースで仕入れたであろう情報を
彼氏が共有してくれた。
こういう些細なニュースとかを教えてくれるところがいちいち可愛くてしょうがない。
おっと、危ない。
彼氏の惚気を書き始めたら時間が秒で溶けるので今回はこの辺でやめておこう。
なるほど。14億円ね。
・・・なるほど。ピンと来ない。
ただ大金だということは分かる。
私は億単位のお買い物をしたことがある海外のセレブではないので、具体的にイメージすることは難しいけど、とりあえずセレブな気持ちで考えてみた。
腐るほどあるお金。知名度のある自分。
セレブに憧れる自分のファン。
色々考えてみたけど、私は幸せなことに
やっぱり私だった。
14億の家には住む理由がない。
とは言っても、お金があればやりたいことは
ある。
まずは自分の暮らしを快適にしたい。
私は面倒くさいことがとにかく嫌いなので
(14億円の予算で)それを解消する為に
以下のことに即取り組む。
業務用の食器洗浄機を家に設置する
→洗い物を極力したくないから
全室床暖にする
→クイックルワイパーだけで掃除が済むから
→掃除機を家に置きたくないから
→ラグやカーペットを敷きたくないから
→暖かいから
コインランドリー部屋を作る
→洗濯、乾燥ができる機械を設置
(理想は2台ずつ)
→ランドロイドが無事完成たら、購入したい
→購入できたら、コインランドリーのお部屋に設置して、ランドロイドをチェストとして使用する
トイレを複数箇所に設置
→可能であれば住居者の人数分欲しい
→防音の個室にする
うん、めちゃくちゃいいお家。
私の求める理想のお家。
やっぱり14億円は必要ない。
自分の理想の家には14億円も必要ないことが
分かったので、彼氏やその他の人間で14億円の
家に住みたいと思う理由を考えてみる。
考察①
14億円の家に住んでいると言いたいだけ
→説明するまでもない、そのまま。
考察②
広い家に住んでみたいという願望がある
→未体験を体験してみたい知的好奇心だと推測。
もしくは実際にこれまで居住してきた場所が体育館くらいの広さでも狭いと感じたことがあるのかもしれない。
考察③
自己顕示欲
→「私、こんだけ成功してます」って家主に会わずとも、家を見た人にアピールできる
他人から「すごい」と思われたい
考察④
→慣れることを忘れている
ディズニーランドや有名ホテルに泊まりにきた
ゲストが「最高〜!!ここに住みたぁい!!」
とハイテンションで言っていることがあるが、
私の場合、絶対飽きる。
全ての人が飽きると断定できないけど
慣れは恐ろしいもので、
『最高』も慣れれば『当たり前』になる。
14億円の家がどんな家なのか分からないが
暮らしやすくて快適な家に住む方が
GDPが高くていいのではないかと思う。
結論
私は14億の家に住みたいと思わない。
理由
・身バレしたり命を狙われる可能性がある。
・14億円掛けてメリットよりデメリットの方が多いと感じたから。
・例え自分が大きな家に住むとしても、お手伝いさんなどの他人を家には入れたくない。
→お手伝いさんが居なくても管理できる大きさである必要がある
・自分で家を建てるなら、住みやすい、暮らしやすいに注力したい。
せっかくだから彼氏に14億円の家に住みたい
理由を詳しく聞いてみようと思った。