11,アンタッチャブル(推し100)

実に2年ぶりに自分の好きなものを語りたいと存じます。

大学生のとき片道2時間半かけて大学に通ってた。

理由はギリギリ通えるので親に一人暮らしを認めてもらえんかったから。

まぁマジギリギリ通えるだけで、通ったからどうということはない。

当然のごとく学業に専念することはなく、できるだけ大学に行かなくても卒業できるのかをRTAするだけになってしまっていた。

結局地元でバイトをして、そのバイト先の人間と麻雀したりスロットしたりしていたわけだ。

さて、卒業するためにはなんとかして学校に行かなければならない。

片道2時間半の学校への道程をどうやって楽しいものにするのか、これが課題である。

通学がつまんなければ行かなくなる。

詰んでしまう。

電車に乗っていて長く楽しめ、なるべく金がかからないコンテンツとはなにか?

俺の答えは深夜ラジオだった。

深夜にやっているラジオをわざわざ録音して、通学の際に聴いて時間を忘れて楽しんじゃおう。

深夜ラジオは平日2時間が5回、合計10時間にもなる。

毎日行くわけでない大学(なるべくなら行ったほうがいい)への道程、十分に間を持たせるコンテンツだ。

当時は便利なアプリなどない。

ICレコーダーを電波のいいところに置いてタイマーをセットする、なんてアナログな作業を毎日していたのか。

というわけで『アンタッチャブル』である。

ここではお笑い芸人のことだ。

山崎、柴田の2人。

毎週木曜日に2時間喋る、アンタッチャブルのシカゴマンゴ。

これがおもしろいと言ったらない。

山崎がボケまくり柴田が突っ込みまくる。

そしてそれに呼応するハガキ職人たち。

毎週一番の楽しみが木曜日のラジオを聴くことだった。

でも終わりは突然に。

柴田謹慎。

ラジオはそのままフェードアウトしてしまった。

しかし

10年もの長い時間がかかったが、2人の掛け合いがまた観られるようになった。

現在フジテレビで冠番組をやっている。

スタッフは絶対にラジオの元ファンだ。

明らかに意識して作られてるのがわかる。

俺が好きだったラジオは時を経てバラエティ番組になって戻ってきた。

もし面白そうだと思ったならテレビを観てみてほしい。

100のネタはもう出てるので飽きるまでまた更新していこうかな。


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