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8.ファイナルファンタジー6を推す。(推し100)

ファイナルファンタジー6

我々の世代では説明不要のRPGである。
スーパーファミコンで発売されたファイナルファンタジー(以外FF)は4,5,6の3つで、そのどれもに人それぞれの思い入れがある。
そのなかでわたしはFF6がとくに好きなのである。

勇者じゃない誰か

RPGというものは性質上誰かになりきって何かを成し遂げるのが目的となる。
例えば『勇者』となって『世界を救う』
こういうことが求められるわけだ。
しかしFF6にはなりきれる勇者は存在しない。
シナリオの軸となるキャラはいる。
しかしそのキャラは途中で離脱してしまい、なんならいなくてもゲームをクリアできてしまう。
クリアに必須なキャラは3人だが、そのキャラのいずれも途中参加なのですべてのシナリオで必須なキャラはいないのだ。
その群像劇にずっとこころ惹かれている。

世界を救えなくても

1994年のゲームにネタバレもくそもないとして話してしまうが、ゲームの中盤で世界は崩壊する。
我々は世界を救うことに失敗するのだ。
そのあと1人のキャラを使用することになるが、孤島で他の仲間もどうなったかわからない。
絶望の中いかだを漕いで仲間を少しずつ見つけて、最後の希望を取り戻しに行く。

ここの盛り上がりがヤバい。

我々は1度失敗した。
だが希望は残っている。
世界に散らばる希望をかき集めて。
もう1度瓦礫の塔に行き妖星と舞うのだ。

という謎ポエムを書いてしまうくらい好き。

本当はフィガロ兄弟の話を書こうとしていたのに、書き始めたら全然違うことになってしまった。
まぁノリなのでいいですね。
あと音楽が神とかこの演出がとか愛されしバグとかめちゃくちゃいろいろあるんですが。
このくらいにしておくのがいいと存じます。
今ならピクセルリマスター版がおすすめなのかな?
やってみてもらえると嬉しいですね。


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