Dr.ドゥームというキャラクターの幅
アメリカンコミックの話をする。アメリカンコミックとはアメリカで描かれているコミックのことだ。
昔のバットマンシリーズを観て育ち、アニメのX-MENを観て、2002年のスパイダーマンの映画に衝撃を覚え、その他のアメコミヒーローは格闘ゲームで知った俺はそこそこアメコミのことを知っている。
その中でDr.ドゥームはお気に入りのキャラクターだ。『ファンタスティックフォー』の敵役。全身を金属で多い緑色のフードのようなものを被った禍々しい見た目をしている。
このキャラクターはめちゃめちゃ強くてアメコミでは有名なのだが、俺がこのキャラを知ったのは『マーヴルVSカプコン』という格闘ゲームでだ。キャラを3人選んで戦うし、使えるキャラクターがいっぱいいるのだが、誰もがこのDr.ドゥームをチームに入れていた。それほどまでに強いキャラクターだった。あと、かっこよかった。
非の打ち所のない完璧な悪役のDr.ドゥームだが、別の作品では話が変わってくる。『宇宙忍者ゴームズ』。これは『ファンタスティックフォー』の日本語吹替の作品なのだが、声優に味がありすぎて半ばコメディのようになっている。俺はこの吹替の結果コメディになってる系の作品が好きだ。『ビーストウォーズ』とか。
宇宙忍者ゴームズでDr.ドゥームは悪魔博士と呼ばれていて、なぜなのかわからないが名古屋弁で喋っている。アニメは比較的真面目に作られているが、昔のアニメだから雑味がある。そこに外連味たっぷりの悪魔博士の声がのるととても面白い画面になる。
俺はかっこいい悪役のDr.ドゥームが好きだし、コミカルな悪魔博士も同じように好きだ。そのDr.ドゥームが満を持してアベンジャーズの敵として映画に出てくることになっている。Dr.ドゥームの活躍が今から楽しみだし、悪魔博士っぽいところもちらっと見えたら楽しいだろうと思っている。