RE_PRAY佐賀公演 ライブビューイング
さいたまスーパーアリーナで見てから約2ヶ月。佐賀公演は流石に遠征できないのでライブビューイングにて参戦。
ライブビューイングは2日目のみだったので、2日目としての比較しかできませんが、進化、変化した事、改めて気付いたことなど記録しておきます。
まず鶏蛇はMIKIKO先生の振り付けがすっかり体に馴染んだ様子で、スケーティングと上半身の動きがよりキレキレになっていました。登場口から伸びるまっすぐなラインは、さいたまでは赤一色でしたが、佐賀では最初白〜薄紫っぽい色から赤に変わりました。
そのことで登場時の衣装がよく映えます。
さいたまで見た時のレポにも書いたのですが、トロッコ問題で5つを選択するとホプレガ、1つを選択すると阿修羅ちゃんになるのはなぜかわからなかったのですが、CS放送の録画で、1日目バージョンと2日目バージョンのここの語りを書き起こしてみたら、やっと理解できました!
5つは、自分以外の存在、1つは自分自身だと…!
「こんな命でも〜たった1人でも生きる。大切なものなどもうない」
これをちゃんと聞いていればわかったはずなのに、映像に引っ張られてしまったのかな。
自分以外の存在を救う選択をすると「戦いの決意」で、万物への慈愛を意識したホプレガ、逆に自分だけを救う選択をすると、「破滅への決意」となり反権威的で自暴自棄な阿修羅ちゃんになるのですね。
トロッコ問題そのものはどちらを選ぶのが正解というのはありませんが、自分自身を活かすかどうか、それによって感じる葛藤は違ったものになってきますね。
あと破滅への使者の前に過去プロのドット絵キャラたちが戦うシーン、以前はラスボスが最初から出てきましたが、佐賀公演から小さいモンスターからだんだん強いモンスターに変わっていくようになり、過去プロキャラ達もSEIMEIまでは正面スクリーンでモンスターを倒しますが、ホプレガ以降はリンク上にバトルが移り、モンスターに負けるようになります。最後のクジャ様衣装キャラがスクリーンの真ん中に移動すると、そこが開いて実物の羽生さんが出てくるという演出に変わっていました。ゲームを知らない人でもわかりやすくなった気がします。
破滅への使者の演技は本当に鬼気迫るもので、サルコウが抜けてどうなるか?と思った後半、4TからのEu3SEu3Sのコンビネーションジャンプを見事に決めてまさに命を削る演技でした。このプログラム自体はかなりキツイ構成なので、羽生さんの良さであるトランジッションが少なめなのですが、リズムの早い部分の軽やかなステップで進んでいくところがとても好きです。
プロジェクションマッピングの解像度も埼玉より上がったかな?いつか終わる夢の文字が映し出される部分がとてもクリアに見えるようになった気がします。
周りの命を喰らって戦いには勝ったけれど、セーブデータが壊れたことでRE_PLAYされるいつか終わる夢の神聖さよ…!壊れて良かったデータだったのだとわかります。
アンコールで私たちに向けられた言葉達は今後の応援への道標になりました。皆自分の人生の舵取りは自分でしつつ、まばゆく輝く星として私達ファンを照らし、勇気づけ、それによって得たエネルギーで自分自身の人生と羽生さんを応援していくポジティブな循環をしていきたいものです。
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