『奇跡講座』は、ケン(ケネス・ワプニック博士)の解説で学ぶ!と決めている私の考え
ここから書かせていただくことは、
『奇跡講座』を長年、FACIMでケンの解説から学び、実践してきたアメリカの方々の
その在り方というか、学び方について
直接皆さんにお会いしたり、今もオンラインでコンタクトをとらせて頂いている
私の個人的な経験や、感想を
日本で『奇跡講座』を学んでいる皆さんにお伝えして分かち合いをすることで、
『奇跡講座』の学習をすることへの先入観や
『奇跡講座』のティーチャーを
偶像崇拝の対象にしてしまう罠や
『奇跡講座』優等生にならなきゃ!という
私がしばらくの間ハマっていた
ある意味では日本人らしいともいえるような
自我のトリックに
皆さんは陥らないで済むのではないか?
と思っての内容のシェアリングとなります。
多分に、私のフィルターも入っていると思いますので、
その点は、ご了承の上でお読みください。
当然、FACIMに直接行き、グロリアや、ローズマリー、ジェフに会って、直接、数回学んだからと言って、私の理解が深いわけではありません。
まず、そんなことは言われなくても、私の文章を読めば、わかると言われそうですが(笑)
まず、はじめに、ケンは、『奇跡講座』の教えていることの精髄の理解はもちろん、赦しの実践と普遍的体験が伴っていた数少ない『奇跡講座』のティーチャーであり
『奇跡講座』以外の純粋な非二元論へ至るための情報の知識(グノーシスや、原始仏教などの知識)も素晴らしかった博識な方だったのだろう
と、ケンの著書を読んだり、ケンの功績を調べたりした方は、既にご存知だと思います。
私の経験として
FACIMに当時、一緒に学ばせて頂いていた『奇跡講座』の学習グループの皆さんと一緒に伺ってクラスを受講したり、ケンと直接働いていた方とお話しをさせていただいたり、長年FACIMで学んでいる生徒の方々とお茶をしたりしながらお話しをさせていただいたりする中で、素直に、ニュートラルに、ケンは、本当に素晴らしい『奇跡講座』の教師のお一人なのだと思います。
そういう意味で、別格の先達だ、と思います。
ただ、私の人生のシナリオにおいて
私が『奇跡講座』を知った時には、既にケンは、亡くなられた方でしたので、直接お会いすることは、叶いません。
ただ、ケンが生前に講話してくださったもので、録音はされているけれど、まだ、書き起こされていないものを、今現在も、ボランティアでコツコツと書き起こししてくださっているご夫妻がいらっしゃいますので、
これからも、ケンの講話や、著書の数々を手掛かりにして、学んでいく道の途中に、個人の私はいるところです。
4年ほど前に、ローズマリー(ローズマリー・ロッソ先生)にプライベートで質問をさせていただける機会があった際に
普段のケンの様子について、質問をさせて頂きました。
※アメリカ在住の日本人の『奇跡講座』学習者の方が通訳してくださいました。
個人としてのケンは、普通に社会人として、生活をしている、私たちと同じ人間なので、ケンを崇拝するべきでは無いのですが、
近くで、共に働いているチームの方々は、間違って恐れを知覚してしまうことは、あるようでした。
「ケンは本当に普通に生活していた。グロリアの頼みで、スーパーにクーポン券を持って行き、卵を買ってきたり。友人とバスケットボールをしに行ったり。冗談で、生徒を水辺に突き落としたりしていたり。授業の合間に、下手なクラリネットを生徒に弾いて聴かせたり」
と、ケンは、とても普通であることをローズマリーは教えてくれました。
また、一方では、ローズマリーはこうも言っていました。
「いつもケンは正しい。いつもケンのことが怖かった。罪悪感から行動をしようとすると、それは、何のために?と、聞かれたり、いつも心を読まれているようだった」と。
また、FACIMの近くに移り住んで本気で人生をかけて『奇跡講座』を学んでいらっしゃった、長年の生徒であったご夫妻のうちの奥様から伺った話では、ご主人様が亡くなった際には、ケンは、プライベートでの具体的な相談にもアドバイスをくれていたようですし、ご主人様を亡くしたその方を、毎日のように電話で励ましてもくれていたそうです。
ですから、『奇跡講座』実践者の皆さんの、その、在り方というか、デモンストレーションから学んだことは、ありがたいことに、本当に、たくさんあります。
ローズマリーは、今も、とあるケンの解説で学んでいるACIMの自主学習会に、参加者として参加しているという事実は、皆さんに知っていてほしいことだ、と、私は、強く、思います。
FACIMでファシリテーターをしていたから、自分は特別だ、もう、学習会なんて、出なくてもいい、なんてことは、ローズマリーは少しも思っていらっしゃらないと思います。
一時期は、ご入院されている時でさえ、病床から、オンラインで学習会へ参加していらっしゃいました。(今はお元気に回復されています)
本当に、偉大なる『奇跡講座』の生徒のお一人だ、と思います。
私は、今のところ、このような人生のシナリオがあっていて、直接、ケンやローズマリーから学んだ、サンフランシスコのCACIM(Center for ACIM)の代表、マリアからは「ケンの解説で『奇跡講座』を教えてね!」と、私の所属していた学習会のグループメンバーは、いつも、ケンの解説から学ぶように、そして、ケンの解説を教えるように、と、言われ続けています。
そのくらい、私自身は、ケンの解説で、自分の都合の良いように歪曲せずに学ぶのだ!と、真剣に学んできたこと、
徹底して、ケンの解説から学んできたことにだけは、たくさんの方が、そうしなさいとアドバイスをくださったおかげで、ブレなかったので、本当に感謝です。
(だからといって、歪曲しなかったわけではなく、途中いろいろ紆余曲折しましたし、なんなら、今も個人の私は、どうかしている(笑)でしょうし、都合の良いところだけを受け入れて、普遍化なんて出来ていないと思います。そこのプロセスは長くなり、今回の記事でお伝えしたいことの本題からは脱線してしまいますので、割愛させていただきます)
ただ、誤解を恐れずに正直に言いますが
ゲイリー・レナード著『神の使者』や
アレクサンダー・マルシャーン著『この宇宙は夢なんだ』
ジェラルド・ジャンポルスキー著『愛とは恐れを手放すこと』などの本には
ここまでのプロセスで、とても助けられました。
ゲイリー・レナード著の4冊は、全て読んでいますし、読み物として、とても面白く、世界中の人々が『奇跡講座』に触れるためのきっかけをつくる役割を、全うされているのだなと思います。
また、アメリカ本国では、ケンの解説に対する批判のコメントも多くある、ということは、もちろん、存じ上げています。
直感に従って、誰の解説から学ぶのか?
誰からサポートを受けて考察を深めるのか?
皆さんのここからの人生の目的と
『奇跡講座』を学ぶことの目的を明確にした上で
真剣に考えることは、大切だと思います。
[撮り終えたフィルムを観ているだけ]
起こることが起こる
とは、いえど、、、。