【ボボボーボ・ボーボボ:第1巻】
■奥義1:毛 ----------------------------------------------------------------
★話の概要★
1話の大まかな流れは下の通り
1.地球がマルハーゲ帝国に支配されている。
2.ボーボボ登場と同時にマルハーゲ帝国の雑魚(毛刈り隊)殲滅。
→技名:鼻毛真拳奥義「鼻毛激烈拳(はなげげきれつけん)」
3.ボーボボが毛刈り隊と戦うキッカケの回想シーン(※理解不能)
4.ボーボボがアフロ屋さんに変装し毛刈り隊(Gブロック)潜入。
5.ボーボボがGブロック隊長のハーゲンを倒し、謎の美少女ビュティと共に旅に出る。
→技名:毛魂(バーニング)
(※つけものという名前の生命体は旅に同行するのはNGらしい)
どうやら、話の内容はハゲが世界を統治していてボーボボが立ち向かっていく話のようだ。
★感想★
驚いた。話に脈略が一切ない。
どういうことだ。どういうことなんだ。
各話感想を書き残していこうと思ったが、これは想像以上にとんでもない道に足を踏み入れてしまったのかもしれない。
まだ1話なのに、読み終わって振り返ったがつかみ切れていない。
決して内容が薄いわけじゃない。読み進めていても怒涛の勢いで死角から何かが起きている。そんな感じだ。
1つコマを読み進めただけで想定外の話に進んでいる。
■奥義2:変態 ----------------------------------------------------------------
★話の概要★
2話の大まかな流れは下の通り
1.毛刈り隊Aブロックの隊長はところてんを擬人化したような生命体「ところ 天の助」。
2.謎の美少女ビュティがアヒルの頭が付いたパンツ一丁の変態(暗殺部隊隊員:キラリーノ)に遭遇する中、ドンジャラで遊んでいるボーボボ。
3.ボーボボが助けに来るが、変態のパンツは意思を持っていてパンツに説教を受ける変態とボーボボとビュティ。
4.パンツの親父が突如として現れ、アヒルの頭が付いたパンツはパンツとアヒルの交配種と判明。
5.アヒルの頭が付いたパンツはパンツとして生きる決意をするが、即座にボーボボに倒される。
→技名:メガネ一家
★感想★
相変わらず話は突拍子もない。
話の概要をまとめてはいるが、世界観は100%中1%程しか伝えられていない気がする。
見ていたコマから次のコマに読み進めた時には予想外の話の展開を見せてくるし、小ボケがギューギューに敷き詰められている。
ボーボボを見始める前はもう少し感想書いたりしようと思っていたが、読み始めた今は本当にザックリとしか表現できない。悔しい。
この後の話もザックリな感想になるかもしれないが、思った感想は残していこうと思います。。。
■奥義3:ハジけ祭り ---------------------------------------------------------
★話の概要★
3話の大まかな流れは下の通り
1.謎の美少女ビュティに引っ張られるハンバーガー状態のボーボボ達はハジケ村についた。
補足:ハジケ村)
・ハジケ村の住人は全員ハジけていて、今日は年に一度のハジけ祭りの日とのこと。
2.暴れ散らかすボーボボに勝負を挑むダイナマイト3兄弟。勝負内容はお互い、よりハジけた方が勝ちの勝負。
3.先攻ボーボボ。経験0の株取引をてきとーに5億突っ込み大暴落させ勝利。
(ちなみに、後攻のダイナマイト兄弟は自身の導火線に火をつけるハジけっぷりを披露するが、実は爆竹だったためそのまま小さく消滅)
4.新たな勢力「ハジケ組」登場。親分の名前は「首領(ドン)パッチ」。
5.首領パッチ登場するが、全然ハジけておらずシナシナしている。そしてどうやらボーボボ達の事を「カツラ組」という組織と勘違いしているらしい。
★感想★
漫画のタイトルページが、よくネタ画像で使われている人気投票の画像でテンションが上がった。
まさか3話というだいぶ前半の画像だったとは思いもしなかったが。
そして首領パッチ登場。こいつは有名すぎて知っている。CV:小野坂さん。
ボーボボ舞台の役者がキャラの恰好したビジュアルを公開したが、顔がそこにあるのかと度肝を抜いたのが記憶に新しい。
3話の感想としては、相変わらず話に脈略はない。とても突拍子。
作者はこの漫画を描いているとき、どんな思想で描いていたのか気になってしまう。
小学校の国語のテストで作者の気持ちを答えなさい。の問にボーボボの問題がでなくて本当に良かった。
3話にして話の展開に置いていかれる感じは少なくなってきた。
ボーボボの世界観に自分も馴染んできたのだろうか。
■奥義4:クリスマス ---------------------------------------------------------
★話の概要★
4話の大まかな流れは下の通り
1.犬(ポチ)が政治の世界を語るが、選挙で投票数0票のため落選。
2.部下たちからコーラを補給され首領パッチがボーボボの帽子として復活。
3.ボーボボと首領パッチがハジケ勝負をすることに。
勝負内容:上級者(エキスパート)ルール。お互い共通テーマでどちらがよりハジけられるかを競う特別ルール。
テーマ:クリスマース (※原文まま)
4.先攻首領パッチ。家が火事の為ちくわを売る少し切ない話を披露しボーボボを泣かせる。
5.後攻ボーボボ。作者が2000年のクリスマスに実際に過ごしたガチで寂しいエピソードを披露し首領パッチに圧勝。
6.負けを認めない首領パッチの必殺技(ドンパッチ手裏剣アタック)をボーボボが食らうも、
ボーボボ合体で飛んできた1~4号機の中の3,4号機(コタツと豚)とボーボボが合体し、よくわからないが話が終わった。
★感想★
3話の段階で段々とボーボボの世界観に馴染んできたかと思ったが、思い違いだった。
話の概要書いていて、なんだこの話って思ってしまった。
しかし、4話にして少し気になったことがある。
首領パッチがコーラを補給されて復活するシーンだが、これはボーボボと同じ週刊少年ジャンプで連載されているワンピースに登場するフランキーと同じではないか。
YouTubeでワンピースの考察をしている「ドロピザ」をよく見る私としては、この首領パッチがコーラで元気になるシーンは、もしや伏線なのではないか。と感じた。
今後もしかしたら首領パッチは、フランキーと同じく自身の体をサイボーグにしたりビームを出すようになったりする展開が来るかもしれない。
そして話の概要の5番目でも書いた作者のガチで寂しいエピソードだが、どうやら作者は2000年のクリスマスはアパートの一室でコタツに入りながら、
「こんなクリスマスはイヤだ」というラジオテーマに対して、彼女が欲しいとボヤキながら独りでハガキ書いていたようだ。
少年時代にこの話を見ていたら素直に笑えたのかもしれないが、30歳独身の私は少し複雑な気持ちになった。。。
■奥義5:神話 ----------------------------------------------------------------
★話の概要★
5話の大まかな流れは下の通り
1.ビュティが毛刈り隊(Hブロック副隊長:タラシ)にさらわれる。
2.ボーボボ咲く。そして咲き乱れる。
3.ボーボボと首領パッチが英会話教室に擬態しながら毛刈り隊Hブロック基地に突入。
4.Hブロックの隊員のみオシャレでカツラを許されておりバレンタインでもモテモテ。荒ぶるボーボボ。
5.Hブロック隊長(マイテル)登場。見たものを石にする能力がある。
6.石になっていく首領パッチ。にんじんになっていくボーボボ。そしてビュティを守る謎の少年が登場し話は終了。
★感想★
どうやらボーボボが連載されていた時も不況だったのだろうか。
話の中でボーボボが英会話教室に擬態している際、
不況を嘆くシーンがあったのだが今の2024年も続く不況はボーボボが連載されていた相当昔から懸念されていたのかもしれない。
4話まではクリスマスの話をしていたが、今回はバレンタインの話をしていた。
実際の連載時は何月だったのだろうかと少し気になってしまったが、もうその程度気にならなくなってもきた。
■奥義6:コンパ --------------------------------------------------------------
★話の概要★
6話の大まかな流れは下の通り
1.完全に石になった首領パッチとキャベツになったボーボボ(レタスがよかったらしい)。
2.演歌を流すと首領パッチ石化から復活。
3.わけのわからない展開ののちボーボボと首領パッチはHブロック隊長と一緒に男3人、女3人のコンパスタート。
4.突如始まるドンパッチゲーム(ルール不明)。そして突如目の前にある鍋を風呂と勘違いして入浴しだすボーボボ。
5.女性陣が呆れて帰りだす事に腹を立てたHブロック隊長マイテルは、ボーボボに襲いかかるが返り討ちにあい敗北。
6.話は切り替わり5話の終わりに出てきた謎の少年がピンチに。しかし隠し持っていた何かを使って大爆発で話は終了。
★感想★
6話の感想としては、話の概要の4番目でも記載した突然入浴しだすボーボボのシーンで思わずフフッと笑ってしまった。
今までの脈略のない展開は、あまりに非日常かつ突拍子もないぶっ飛んだ展開だった故に30歳の私はついていけていなかったのかもしれない。
しかし、居酒屋で目の前にあるあったかい鍋を見て「お、風呂わいてるじゃん」「はいろ」はシンプルで思わず笑ってしまった。
居酒屋で友人が同じ事言い出したら、きっと私は思わず笑ってしまうだろう。
■奥義7:思い出がいっぱい --------------------------------------------------
★話の概要★
7話の大まかな流れは下の通り
1.ビュティが狸の配達員に届けられて戻ってくる。
2.首領パッチは学校の卒業式に向かう。
3.教室の席から校庭を眺める首領パッチ。校庭ではいっぱいのクマとボーボボが謎の振付で「プルコギ」を唱えていた。
4.机の汚れが気になった首領パッチの所に、洗剤を届けるボーボボ。しかし笑顔の首領パッチに洗剤で目をつぶされてしまう。
5.卒業証書授与式にて、校庭でプルコギを唱えていたクマが授与を邪魔してくるもボーボボによって撃退。無事首領パッチは卒業証書を得る。
6.首領パッチはボーボボの旅に付いてくることになる。そしてビュティを助けた謎の少年はビュティに恋をしているようだ。
★感想★
6話までは話の概要を書いていて「自分はいったい何を書いているんだ?」と思いながら概要を書いていたが、
7話にして何も違和感を感じなくなった。慣れたのだろう。
7話の感想としては、耳にしたことがあるネタが出てきた。
私にはボーボボが昔から好きな友達がいるのだが、その友達の影響からか知っているネタが2つもあった。
1つが「プルコギ」と唱えるやつだ。
首領パッチの卒業式で~、校庭で~、クマがいて~、みたいな前提条件は知らなかったが「プルコギ…プルコギ…」というネタは知っていた。
有名なネタの元ネタを見つけた時の高揚感というのは「恐ろしく速い手刀…俺じゃなきゃ見逃しちゃうね」をハンターハンターのアニメを見ていて偶然見つけた時以来ぶりだろうか。
あの時は元ネタの作品がハンターハンターという事すら知らずに出会って思わずテンションが上がったものだが、
今回みたく、元ネタがボーボボという事を知った上で知ってるネタに出会うのもテンションが上がるものなのだとわかった。
2つ目が洗剤を届けるボーボボだ。
「奥さん、いい洗剤ありますよ」というボーボボのセリフだが、私の友人もよく言っている。
私はずっと「この素晴らしい世界に祝福を!」という作品のアクシズ教徒の真似だと思っていたのだが、ボーボボのネタだったらしい。
きっと世間一般に認知されているネタではないだろうが、友人の影響で印象深いネタだった。
■奥義8:サイクリング -------------------------------------------------------
★話の概要★
8話の大まかな流れは下の通り
1.旅を続ける3人(ボーボボ、ビュティ、首領パッチ)だったが、突然戦車になったボーボボに射撃される首領パッチ。
2.釣りに行ったボーボボがフナ(毛刈り隊)を釣ってくるが、実はボーボボへの刺客(毛刈り隊川ブロック隊長:コデブン)だった。
3.コデブンは人の心を読む能力を使い首領パッチを即無力化するも、現実離れした妄想ビジネスを繰り広げていたボーボボに対しては引き留めに入る。
4.狙いをビュティに切り替えるも、ボーボボに眠る「KING鼻毛さん」によってビュティは守られる。
5.「KING鼻毛さん」は夢であったサイクリングを謳歌し、後に続くボーボボ達一行。ここで話が終わる。
★感想★
不思議とボーボボの突拍子もない展開に違和感を感じなくなってきたし、心地よさすら感じるようになってきた。
どんどん新しいキャラが出てくるし、の割にすぐキャラが出てこなくなる。
ボーボボのリズム感がわかってきた気がする。
8話まで見たが、本当にこの漫画を舞台化するのだろうか。
頭がパカっと割れてリスが出てきたり、主人公が突然戦車になったりキャベツやナスになったりする漫画をどうやって舞台に落とし込むのだろうか。
そして不確定要素の多い舞台化を、文化庁が国の公金を使って18歳以下を無料で見れるようにするだと??
本当になんなんだこの漫画。
■奥義9:愛の迷宮(サブ・ラビリンス) --------------------------------------
★話の概要★
9話の大まかな流れは下の通り
1.ビュティに嫉妬する首領パッチ。しかしそれはドラマの撮影で、監督は映像監督ではなく野球の監督(意味不明)
2.突如現れる舞台。そんな中ボーボボはなぜか自信を失っているが首領パッチに勇気付けられて意気込む。そして着替えるも衣装は歌舞伎(意味不明)
3.舞台が始まると全然歌舞伎じゃないショーが始まりふざけ倒すボーボボと首領パッチ。
4.ビュティはずっと付きまとう謎の視線が気になるも、ボーボボが適当に言った「お茶づけ星人」が突如として現実に現れる。
5.お茶づけ星人はどうやら3話から出てきている謎の少年を探しているようだ。
★感想★
9話は話の意味はわからなかったが、遂にちょいちょい出てきている謎の少年について次から進展がありそうな予感がする。
謎の少年はボーボボの中のまとも枠な感じがするので個人的に期待値が高い。
ビュティもツッコミキャラという事以外全くもって謎のキャラではあるのだが、ボーボボ達が怒涛のボケを続けるのでなんやかんや気にならなくなっている。
■奥義10:湖畔の死闘 ---------------------------------------------------------
★話の概要★
10話の大まかな流れは下の通り
1.謎の少年の情報を渡してくれたら見返りにおいしいお茶づけを振舞うと言うお茶づけ星人に対して、洋食派のボーボボと首領パッチはお茶づけ星人を追い返そうとする。
2.しかしお茶づけ星人の「お茶づけビーム」により、無性にお茶づけが食べたくなってしまうようになってしまった首領パッチ。(次のコマではボーボボに瞬殺されていた)
3.お茶づけ星人との水中バトルを始めるボーボボ。鼻毛真拳で魚(ふんどしのおじさん)を召喚し味噌汁を運んでもらう。
4.味噌汁の中に入っていた「しじみ兄弟」の弟を食べたボーボボに仇討ちを仕掛ける兄に瞬殺されるボーボボ。に対して、ボーボボが弱ってる隙に攻撃を仕掛けるお茶づけ星人。
5.ピンチのボーボボは鼻毛真拳ver2で魚(羽衣を着たおじさん)を召喚し、お茶づけ星人を追い詰める。
6.しかしこれまで繰り広げていた戦いは舞台上の演出であった。
★感想★
なんとなく考察のしがいがありそうな話ではあった。
もしかすると、作者的には伏線をはっていたり、実は深い裏設定を隠していたりするかもしれない。
まだお茶づけ星人との戦いは決着がついていないので次回の話も期待が膨らむ。
【1巻を読んでの感想】
ボーボボの1巻を見きるのに、膨大な時間がかかってしまった。
ボーボボ1巻を見ている間にジャンプ+や、ジャンプ本誌なんかの漫画を読み進めてはいたが、
他の漫画を見た後にボーボボを見ると落差で頭がおかしくなりそうだった。
ボーボボがジャンプ本誌で連載されていた時、自分見たく落差で頭がおかしくなったりしなかったのかとても気になる。
(むしろ、その落差に適応できた者が現代のハジケリストとして暗躍を始めたのだろうか)
一旦、ボーボボ舞台の日付が近いので優先順位は以下の通り進めようと思います。
ボーボボ読破 > 感想書く
こんな、展開に一貫性のない漫画の話の各話毎の概要まとめる労力が、普段使ってない筋肉の筋トレしてる時みたいな重荷になっているので次回以降はもっと軽めに書いていきたい。。。
残りの漫画も駆け足で読み進めます。
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