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貫太君を応援する理由と海外遠征までの経緯

はじめに

初めまして☺️田口貫太騎手(以下貫太君)を応援している^_^と申します!
現在フランス遠征の記録を自分用にまとめているのですが「どうしてフランスまで行くことになったのか」というきっかけも一緒に伝えられたらいいなと思い、今回このnoteを書くことにしました。また、貫太君を応援するようになったきっかけを聞かれる機会が増えてきたので、自分用にまとめておきたいなという気持ちもあります☺️

競馬といえば、「馬が走るのを見ること」や「博打」を楽しむ場所というイメージが強いですよね。だからこそ、騎手を応援している人種があまりよく思われないことも、自覚しております。私もかつては馬券購入者に専念していたので「騎手を追っかける遠征費を馬券に使えばいいのに」と思っていました。

でも、今こうして貫太君を応援する理由があるからこそ、なぜ私が彼を応援しているのか、そしてどうして海外まで行くことになったのか、が少しでも伝われば嬉しいです☺️

ちなみに自慢ですが、私は国語で赤点を取りかけたことがある"本物"です。かなり読みにくい文章になるのと、本当に自分用の記録なので読んでて面白いかと言うと微妙です...!最後までお楽しみいただけたら嬉しいです☺️

貫太君との出会い

2022年の秋、私は馬券購入者として競馬の世界に足を踏み入れました。最初は単勝100円という小さな賭けから始めたのですが、その魅力にどんどんハマり、次第に三連複各500円、そしてメインレースでは三連単へと“キャリアアップ”していきました。

2023年の春頃には、平場のレースでも三連単を購入し、万馬券を的中させるまでに退化成長することができました☺️

1番人気の馬を軸にするとほぼ確実に勝ってくれる、そしてダートの三連単で2着・3着に穴馬を持ってきてくれる素晴らしい騎手がいました。そう、田口貫太君です☺️

実は、私は「結果だけ分かればいい」というタイプで、レース映像はあまり見ない派だったのですが、ある時ふと気になってレース映像を見てみたんです。すると、新人とは思えない堂々とした騎乗で、激しい追い比べを制している貫太君の姿がありました。そのレースを見て一気に魅了されてしまいました。(阪神のダートだったと思います)

それ以降も、貫太君は私の財布を潤してくれる存在で次第に、「生で見てみたい!」と思うようになりました。8月、思い切って、夏の小倉開催に遠征することを決めました。その月の博打の収支がとんでもないことになっていたので前日に博多のカメラ屋さんで30万円を現金一括でカメラを購入しました(笑)。

初めての遠征

馬券購入者は、騎手については馬券に関わる情報しか興味がないので新人だと言うことしか知らなくて正直顔はそんなに覚えてませんでした。写真で見た時の感想は良い奴そうだなーとかそんな感じだったと思います。

初めて貫太君をパドックでみてあまりの眩しさに"動悸"を感じてしまいました...。生で見ても良い奴そうでした。一目惚れって奴です...。私が撮った最古の貫太君の写真がこちらです!

動揺...笑


あまりの暑さで夏バテしていたため、実際に生で見ることはできなかったのですが、この日は、ニホンピロキーフ(3番人気)とタイセイウォリアー(8番人気)で2勝を挙げていました!天才ですね!☺️

騎手オタクになる

以降、私は馬券購入者としてではなく、スポーツ選手のファンのような感情で貫太君を応援するようになり、定期的に遠征をするようになりました。調べてみると、貫太君は両親が騎手というサラブレッドでした。ですが、彼が馬に乗り始めたのは中学3年の夏以降で、それまでは野球一筋だったそうです。最初は準備が足りず、1回目は試験に落ちてしまい、牧場に住み込みで働きながら定時制の高校に通うという努力人でした。

両親が騎手だったので、小さい頃から馬に乗ってサポートを受けていたのだろうと勝手に思っていたのですが、同期の中で一番遅く馬に乗り始めたという事実には衝撃を受けました。デビュー当初からは新人賞を目標に掲げ、その目標を実際に達成する姿を見て、努力の積み重ねで口にした目標を達成していくその姿勢に心から感動しました。

勝つ姿を見れることが喜びではあったけれど、貫太君の姿を見られるだけで翌週も仕事を頑張るエネルギーになっていました。癒しのない日々に頑張る騎手を応援するという楽しみができてそれが私の人生の救いになっていました。私は、誇れることも特技もない、胸を張れるようなことのない人間なので貫太君が頑張る姿を見て勇気をもらっていました。

関東オークスから始まったフランスへの旅

2024年6月12日、川崎競馬場で行われた関東オークスで貫太君が優勝しました💯
初めての重賞勝利を飾り、嬉しそうな姿を見た時「応援して来て良かった」と心の底から思いました🌟その後のインタビューでの「海外でも騎乗できるジョッキーになりたいと思っていますのでぜひ応援よろしくお願いします。」という言葉ががすごく印象的でした❕
一年以上応援してきてわかったのは貫太君は口にした目標を必ず叶える人だということ。
なので、このインタビューを聞いていつか貫太君が海外のレースに出る日が来たら、絶対に応援しに行きたい」と決意しました。その翌日、住民票を登録している埼玉県に行きすぐにパスポートを更新しに行きました。

フランス!?

その翌週のことです。なんと、貫太君が夏の小倉開催が終わったらフランスに行くという発表がありました…!おそらく、関東オークスの前にはフランス行きがほぼ決まっていて、正式発表前だったからスピーチで少し濁して話していたのかな、と今になって思います。

フランス行きの話を聞いた瞬間、現実的に自分が応援に行くのは無理だと思いました。オリンピックの影響で飛行機代は高騰しているし、フランス語は話せない、物価も高い上にユーロ高円安…。さらに治安面を考慮すると、どう考えても厳しい。結局、海外は諦めて、日本にいる間に貫太君を見届けようと決意しました。

小倉全通を決めた週には競馬とパチンコで20万円勝つという奇跡が起き、「愛の力は博打の運さえも動かすんだな」と感動しました。


4週間連続小倉に遠征して毎週貫太君を応援できたあの時間は本当に幸せでした。これは正直、体力的にフランス遠征より疲れました(笑)


私は弱い

貫太君がフランスに行って2週間でフランス初騎乗が決まりました。犬塚オーナーのsakurachanという馬でした。海外初騎乗、どうしても見に行きたかったけれどオリンピック真っ只中飛行機は直行便で安くて30万円でした。手元に40万円あれば行けると思いその週本気でギャンブルしたのですが5千円を20万円にするのが私の限界でした。


ちなみにその日の新潟の最終レースで団野君が笹川君にさされなかったら行けてましたね(笑)


デビュー戦当日、遠く離れた日本から見たレース映像で堂々と逃げた姿、最後に惜しくも交わされての3着。フランスという異国の地で、初めての騎乗でそれだけの結果を残した貫太君が眩しくて同時にその姿を生で見られないことが悔しくてどうしても応援したい存在なんだと再確認しました☺️

その後も貫太君はフランスで2回ほどレースに騎乗し、どれも人気以上の結果を出していました。日本では深夜、夜更かしして画面越しにその姿を追っていました。異国の地で、たった一人で戦い続ける貫太君の姿はとっても眩しかったです。

その一方で、わかったこともありました。フランスの競馬は、乗鞍が決まるのがだいたい3日前。それに加えて、競馬場はどれもパリから半日以上かかるような場所。フライトを3日前に押さえたとしても、その後ローカル行きの列車やバス、ホテルの手配をするとなれば、私の限られた所得と仕事のスケジュールを考えたら不可能でした。

しかし、今回のレースは少し違っていました。馬主さんがX(旧Twitter)で早めに告知してくださり、そのおかげでスケジュール的に渡仏が可能なことがわかったのです。しかも、貫太君が乗るのはデビュー戦で3着を決めた思い出の馬、sakurachanでした。さらに、馬主さんの投稿には「このレースが終わったら帰国する」とも書かれていました。心の中で「これが本当に最後かもしれない」と思うと、後悔したくない気持ちがどんどん強くなりました。何よりも貫太君が帰国する前に、彼の騎乗を見届けたい。そんな思いで渡仏を決意しました。

でも高いよなーと飛行機を調べているとなんと、エールフランスが9月限定のセールをしていることがわかったんです!羽田フランスの直行便が往復17万円でした。「これなら行ける!」と思い、迷わず搭乗3日前に飛行機を予約しました!


以上がフランスに行くまでの前置きです❕😭
生産性のない長文にお付き合いいただきありがとうございました❕フランス編はなかなかにファンキーな旅になったのでぜひ楽しんでいただけるかと思います!☺️

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