ポジティブサイクルでつくるSDGs時代の幸せのかたち
「あなたはいま幸せですか?」
ときかれたら、みなさんはどう答えるだろうか。
「わたしは幸せです」とすぐに答えられる人はどれぐらいいるのだろう。
内閣府の世論調査によると、現在の生活に対する満足度は74%ほど。
(令和元年調査)
・満足している…11.5%
・まぁ満足している…62.4%
・やや不満だ…20.0%
・不満だ…5.0%
コロナウィルス感染拡大前とはいえ、予想より高い満足度だ。
では、未来に対してはどうか。
今後の生活の見通し
・良くなっていく…9.0%
・同じようなもの…62.3%
・悪くなっていく…26.9%
・わからない…1.78%
今と同じか、悪くなるとの考えが多数。
コロナ禍の現在は、悪化が進んでいるかもしれない。
「今はまぁ幸せだけど、これからもっとよくなるとは思わない。」
ちょっと寂しい気もする。
ただ、完全にドライなわけでもない。
心の豊かさと物の豊かさのどちらを求めるかの問いに対しては、60%以上が、心の豊かさやゆとりのある生活を望んでいる。
ならば、心が豊かでゆとりのある生活とはどのようなものなのだろう。
今はまぁまぁなわたしたちが、がっつり幸せな未来を迎えるには、何が必要なのだろう。
今、SDGs達成に向けて、世界中がよりよい社会を目指している。
個人が「心豊かでゆとりのある生活」を求めること
社会がよりよい状態を目指すこと
2つがたどり着く世界は、つながっているのではないかと考える。
「ウェルビーイング」
SDGs時代の幸せのかたち、持続的な幸福・健康をもたらすための要素を、ポジティブ心理学から学び、まとめてみた。
自分がポジティブであること、幸せであること。
この小さな点が、チームに広がり、そしてウェルビーイングな社会につながっていく。
水面になげた小石のように、そっと静かに、そして力強く広がっていけたら、とても素敵だなと感じる。
参考にした書籍
『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』
個人やチーム・組織の幸せを、ポジティブ心理学の研究や実証データから解き、行動・マインドを7つの法則に落とし込んでいる。