Exam-5-5_会計学(午後)の論文式答案
~答案開示~
【第3問】
偏差値:54.7
問題1については、個別キャッシュフロー計算書です。
空欄補充は正答8問/10問です。
事前に出題が予想されており、対策をしていたおかげでぼちぼち解答できました。
ゴッパチ勢は、短答式時点の計算力を維持することが大切だ(向上ではない)と言われており、私も維持に努めていました。
しかし、キャッシュフロー計算書に限っては計算力はアップさせました。
出題が予想されているにも関わらず、短答式時点の理解では、ボーダーを確保できないと感じていたためです。
ただし、出題予想によってバランスを崩してしまっては本末転倒です。
得意科目の出題が予想された場合に、「得意科目をさらに伸ばしてアドバンテージを得よう」とは考えるべきではありません。
苦手科目の出題が予想された場合にこそ、苦手科目をつぶそうとするべきだと思いました。
理論については、それっぽいことを書けていると思いましたが、「投資活動によるキャッシュフロー」に区分しない理由を書いてしまっています。
それでは「営業活動によるキャッシュフロー」に区分される可能性を消すことができていません。
問題2については、ソフトウェアです。
空欄補充は正答5問/9問です。
ソフトウェアは短答論点だと考えられていたため、ゴッパチ勢に有利な出題だと言われていました。
一方で、個別キャッシュフローはゴッパチ勢には少し不利な出題であったため、総合的にはボーダーやや上くらいの点数になっています。
このように、ゴッパチだからといって不利なことばかりではありません。
逆に、ソフトウェアの対策ができなかった12月生や過年度生は個別キャッシュフローで得点して、解けないソフトウェアに固執しないことが大切だと考えます。
理論については、勉強していない内容でした。
評価項目が分からないので、何かしら書くことが大切だと思いますが、時間をかけすぎることもできないのが難しいところです。
私は3分間ほどでテキトーに書きました。
模範解答を見る限り、どれだけ考えても書けそうになかったので、テキトーに書くことが英断だったと思います。
【第4問】
偏差値:61.21(得点率:42.85)
難易度の低い空欄補充を確実に正答することは必須だと感じました。
見直しに、多少時間を使ってもいいと思います。
【第5問】
偏差値:50.0(得点率:35.0)
近年の第5問は「難しめの連結会計+企業結合の小問」が出題される傾向にありました。
つまり、「習熟している過年度生がやたら稼ぐ」一方で、私のような「習熟していない初年度生は簡単な数問を拾ってボーダーを守る」ことで十分だったわけです.。
幸いにして連結会計ではあったわけですが、連結会計が近年より簡単であると気がついたときには若干のプレッシャーを感じました。
以上