Exam-5-1_企業法の論文式答案
おはようございます、パジャマです。
第5シリーズとして、論文式試験での答案用紙を公開したいと思います。
公認会計士協会から発表された令和2年度のスケジュールは下記のとおりです。
(出典:公認会計士・監査審査会『令和2年公認会計士試験(論文式)の実施日程等について』)
~答案用紙~
【第1問】
偏差値:46.4
とりあえず、第1問の問題から読み始めました。
しかし、何を書けばいいのかわからなかったので、まずは第2問から着手しました。
企業法は問題1~4しかないので、書くことがなかったときの焦りがとても大きいですよね。
結局、第1問はよくわからなかったのですが、およそ平均点です。
自分以外もよくわかっていなかったということです。
【第2問】
偏差値:49.7
第1問が難しそうだったので、第2問から解き始めました。
なるべく情報量を増やそうと、小さい字でギッシリ書いています。
ずいぶんと余裕もあるので、第1問に比べれば読みやすい字になっています。
偏差値60は超えるだろうと思っていましたが、結果としてあんまりな結果になりました。
~総論~
短答式で十分に対策した企業法ですが、成績はあまり芳しくありません。
模範解答を見ても、結論を外しているわけではありませんが、なぜでしょうか。
理由は下記の4つが考えられます。
(1)条文の指摘が足りない
(2)第1問での印象が悪かった
(3)結論にたどり着くまでのプロセスがダメすぎる
(4)形式を守っていない
(1)は、勉強不足が最も表れているところだと思います。
過年度生は、主要な条文の「〇条〇項」まで指摘できます。
それに比べれば、私の指摘は不十分だったと言えるでしょう。
(2)は陰謀論に近いものがあります。
採点者が第1問と第2問で同一の場合、第1問の出来栄が第2問の採点にも影響するのではないかという妄想です。
(3)は十分にありえるでしょう。
(4)については、自分の実力では判断できません。
論証のロジカルフローを暗記することが最優先でしたので、フォーマットを軽視してはいました。本試験もなんとなくで記述したくらいなので、もし形式的な部分を見られているとすれば、大きな減点を食らっている可能性はあります。
~まとめ~
採点結果については様々な理由が考えられます。
しかし、採点基準が明らかになっておらず、唯一解も存在しない以上は、資格予備校のガイドラインに従うしかありません。
論証を覚える他には対策がなく、ボーダーラインを目指すにあたっては、とりわけ暗記が重要になってくる科目だったという印象です。
特に有効な勉強法は提示できませんが、本記事から何かしら発見してもらえれば幸いです。
以上