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近居生活始まる           義母闘病生活前章 #2

義母の闘病生活を書こうと思ったんだけど、近居生活数年の思い出の記録になってしまった…

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近居お試し期間中、アパートや55歳以上を対象とした施設などたくさん見に行った。でもどこもいまいち……なんかしっくりこない…

まあそう簡単に見つかるもんでもないよね。とりあえず、来年の春までには引越しを目標と決めた。もし、今年(2019年)の冬までに今住んでる家を出てコロラドに引っ越してきたいのなら、短期間の同居も考えようと話していた矢先、義母が家に帰る数日前…

旦那と義母がダウンタウンを散歩中に、なんと賃貸のサインが立っている可愛いこじんまりとした一軒家を発見!

旦那はその場で記されている電話番号へ電話、不動産会社とつながり、するとちょうど家のオーナーも帰省しているとのこと。

翌日にオーナー、不動産担当者立ち会いのもと家を見せてもらうことに。他にもこの物件に興味がある人がいるとのこと、彼らにも見せてから連絡しますと言われたらしい。私は仕事だったのでその時は立ち会えず。

義母はおしゃべり好き、一度会うとわかるけど、彼女は何か人を惹きつける魅力がある。もう一人のこの物件に興味がある人は、若い男性の学生さんだとのこと。若い男性よりはお金もあり落ち着いたおばあちゃんの方が、家を汚さないし、賃貸延滞などの心配もする必要が少ないはずだよねと話していた、その日の夕方に不動産担当者が連絡きて嬉しいニュース!


でもね、賃貸リースにサインをする前に、旦那そして義母に私は何度も聞いた。本当にいいんだねと。近居していいんだねと。今回の近居お試しは楽しかったけど、また喧嘩してせっかくの良い関係が壊れるかもしれない、もし関係が悪くなってしまっても、高齢の義母はもうどこにも行けない、最後まできちんと面倒を見なくてはいけない、ちゃんと覚悟はできているのと。

旦那と義母に、逆に私はどうなのと聞かれ、私は覚悟はできているよ、多分二人よりもと答えた。

二人は私の言葉を聞いて安心し、私が大丈夫なら私たちも大丈夫と。

と、いうことで本当に前からこういう運命だったんだ、と思わせるように、全てが一気に決まった、義母が買える二日ほど前のこと。

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義母が自分の家に帰ったのが9月初め、そして10月中旬に引っ越してくることに。

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ちょうど私たちの息子が、旦那の兄の家に用事があっていくことになったので、息子と義母二人で東海岸から30時間のドライブで引っ越してくる。

東海岸からコロラドまでの車での横断は義母の長年の夢。しかも彼女の孫と一緒、最高の思い出だよね。そして90歳近い年齢でまだ車の運転ができるという彼女の自信にも繋がった。息子は少しビビっていたけど…そして当たり前だけど、ほとんど彼が運転したけど…

そんなこんなで始まった近居生活。

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2019年の義母が引っ越してきて初めてのThanksgiving Dayには、長男家族や義母の昔からの知り合い含め、15人が集まってワイワイと賑やかに。

七面鳥も10キロ!丸ごと一話と七面鳥の胸肉、スタッフィングも2種類、その他のサイドディッシュに3種類のデザートと本当に私は頑張って作った、自分を褒めてあげたい。

とにかくみんなで楽しく過ごした、旦那も毎朝義母と2キロ近くの散歩を欠かさない、週に二日義母と夕飯、義母が作ってくれたり外食したりと楽しく近居生活を送っていた、自粛生活が始まる2020年の春までは…


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とにかく元気な婆ちゃん。

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