The Wild Tree 3-week road trop in the States #13
6月26日土曜日
今日でこの美しい神秘のレッドウッド国立公園を離れてまた南下する。最後にキャンプ場内にある散歩道を散策していなかったので、朝の散歩に。新たになんて美しいキャンプ場だと思っていると、旦那が一言、レッドウッドの墓場だと…
確かにその通り。周りには何十年も前に切り倒された巨木の切り株が高くそびえ立っている巨木の周りに至る所にある。
なんだろう、切り株あとはには気づいていたけど、実際に言われてみるまでは、それが、半世紀前に切り倒されたものだとの認識ができてなかった…
改めて私たち人間はなんて愚かで身勝手な生き物だと思わずにはいられない。もちろんこの巨木レッドウッドに恩恵を受け、繁栄したのも事実だけども…
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カリフォルニア州を南下するのに使うハイウェイは、カリフォルニア海岸沿いを沿って走るハイウェイ101。最高の景色だね。
出発する前にたくさんの友達にハイウェイ101は景色最高だけど、トロトロと走っている車や、キャンパーがいっぱいいるからイライラするかもよと言われていたけど、私たちもトロトロ走って景色を楽しんでいたから全然大丈夫だった。
とは言っても80キロ以上は出していたんだけどもね。コロナの影響そして、ハイウェイ101は地滑りの影響で通行止めになっていて、最近開通したばかりだから交通量が少なかったというのもあるんだけど。
全然渋滞にも会わずで良かった。
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今晩の泊まり先はどこにしようと、キャンプ場所があるかなと思いながらドライブ。
ビジターセンターに寄って聞くとどこもすべて満杯状態。
ここのビジターセンターで教えてもらった、日帰りピクニックも楽しめてキャンプ場もある州立公園へ。
州立公園を示す看板にはキャンプ場所は満杯のサインが。でもとりあえず料金所で聞いてみる。キャンプ場所の空きはないんだよね?と。
そうするとお姉さん、キャンセルが入ってこ今晩一晩だけ空いているよと。
もうなんてラッキーなの!
キャンプ場所に行って少し休んで、またレッドウッド国立公園に戻る。
いやー本当にレッドウッド国立公園は素晴らしい。
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今回のレッドウッド国立公園にいてガイドブックとして使ったのが知り合いに貸してもらった本。多分好きなんじゃないかなあと言って貸してくれたこの本は、本当にガイドブックとして使わさせてもらいました。
この本は、レッドウッドの木に実際に登って、どれだけの樹高があるのかを調べながら、レッドウッドの神秘的な生態やどうやって世界一高いレッドウッドが見つかったか、そして、レッドウッドの歴史を実際の学者たちを通して描かれている本。
実際にレッドウッドの先まで登ることにより発見された、レッドウッドのキャノピーに、ハックルベリーの茂みやシダやコケなどの植物、そして驚くことに約90メートルの高さのところに生息するサンショウウオ。
しかも、しかもですよ、90メートルの高さに、海で発見されるカイアシ類の甲殻類も発見!しかもこの生物は未知のカイアシ類とのこと。
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すごく読みやすくて、一気に読める。この本を読んだから余計にレッドウッドの凄さに感動したと思う。
偶然にも今回の旅行で、レッドウッド第一人者の植物学者とレッドウッドに関する情報を送り合っている州立公園のレンジャーと出会い話に花が咲いたのもいい思い出。この日のキャンプ場所の彼がおすすめしてくれた州立公園だった。
人との出会いに感謝。