ビッグサー二日目 3-week road trip in the States #17
6月30日水曜日
今日はファイファー・ビッグサー州立公園へ。
でもその前に昨日見つけた、カフェへ行ってペーストリーとカプチーノでチャージをする。
ここカフェのペーストリーは、朝早く来て手作り、美味しかったです。
でもここで働いている人どこに住んでいるんんだろう?コーヒーも美味しかった。
ジュリア・ファイファー・バーンズ州立公園内にある観光名所マックウェイ滝を見に行く。
いや写真で見るとめちゃくちゃ綺麗なんですけど…確かに綺麗だが…札幌在住にはわかると思うが、札幌時計台を思い浮かべたよ。写真負けしすぎだよ。
マックウェイ・ウォータフォール・トレイルを歩いて10分ほどで着く。この滝までは、観光客の立ち入りが禁止されているため、砂の上には足あとも全くついてない。
多分時期にもよるんだろうなあ。海の色も写真のようなエメラルドグリーンじゃないし、砂浜も…でもここから眺める景色は綺麗、多分写真が綺麗すぎてかなり期待したからなんだと思うので、ここに行く機会のある方は、あまり期待しないでいくといい思い出になるかも。
ここに次は近くにあるジュリア・ファイファー・バーンズ州立公園内にあるビッグサーロッジからあるトレイルから数時間のハイキング。ここにも滝があって写真を撮ろうと思ったが、若いカップルが写真を自分たちが納得するまで撮り続けている。いいんだけどね。
天気もいいしうっすらと汗が出る、気持ちいい。
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キャンプ場に戻る前に、フランスから来たというヒッチハイカーを、ガスステーションやカフェがある場所で発見。旦那は載せたかったらしいが、彼はここからロスアンゼルスまで行きたいらしいので、残念ながら載せることはできない。キャンプ場に行くだけだし、ここにいた方が人通りもあるから。
でももう1日以上ここにいるらしいが、誰も止まってくれないとのこと。しかも近くのレストランオーナーに通報されたらしい。観光客が不気味勝手とのこと。まあねここアメリカそしてカリフォルニアならねえ…
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キャンプ場に戻り、少し休んで、近場を散歩。
でも木がなぎ倒されてて歩いて15分ほどで断念。誰もいなくてほんと手づかずの自然の中って感じなので、もっと行きたかったんだけど。
でも旦那はなぎ倒された木の上を登り突き進もうとする、でも途中で断念して四つん這いになりながら帰ってきた。
1時間後、旦那にねえここちょっと見てと頼まれて彼の上腕部を見てみると、何か黒いものが。
ここにホクロはなかったはず。んんと思いよく見てもぼやけて見えない。
よくわからないのでスマホで写真を撮ってみてみるとなんとダニ。
ダニが頭を突っ込んで旦那の血を吸い取っている状態、マジ気持ち悪い。
そして私たちは、州立公園で見つけた掲示板にここカリフォルニア州でもダニが媒介して起こる病気ナイル病が報告されているとのこと。
なので私たちはちょっとしたパニックに。
毛抜きでゆっくりと頭が取れないように抜き取る。結構頭がしっかりと皮膚ニア行っているので、頭が取れなかったらどうしようとビビりつつゆっくりと…
でもポーンと無事に抜けました。
一安心。
ナイル病は、ほっとくと神経障害を起こして、重い後遺症が残ってしまうという怖い病気。早い時期に気づいたら抗生物質投与で治るけども、気づかない場合がほとんど。
アメリカ北東部で見つかるケースがほとんどだけど、少しずつアメリカ全土に広がっている。ダニがいそうなところに行った場合は、体にダニがいないかをチェックするのが、アメリカでは基本となりつつある。
ダニは一度噛みついたら、3~4日は離れないので、24時間以内にマダニを除去すれば発症しないと言われているけど、噛み付いたすぐのダニの体長は1~2mmで、吸血中は分泌物が痛みやかゆみの感覚を抑制するので、噛まれたことに気づくのは残念ながら被害者のわずか2割。
コロラドに戻った後、病院の先生に抗生物質をもらって一安心。
今はとにかくダニに噛まれたらナイル病にかかっているかチェックはしないで、抗生物質を処方するのが一般だそうです。
ナイル病の検査結果があまり確かではないのが理由だそう。
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