バハカリフォルニアで出会った犬と猫たち
バハカリフォルニアの最南端をレンタカーで回る旅ももう中盤。
太平洋沖に位置するトドサントスから、北東に位置するメキシコ湾沖の町ラパスへ、ゆっくりと車で約1時間かけて移動する。
ラパスはバハカリフォルニア州の州都。州都だから観光客も多く、リゾート感あふれる街なんだろうなあと思っていたら、意外や意外、ビーチ沿いにあるメインストリートには、自転車や散歩をしている人たちで賑やかだけど、全然人ごみを感じることなく、とても素敵な街。
ラパスで有名なのが、ジンベイザメと泳げるツアー!
10月から4月までがシーズンらしい。ちょうど私たちが訪れた時はシーズン中。が、諸事情により断念…
ちなみにジンベイザメは体長約18メートルまで成長し、魚類の中では最大の種。海面付近に生息しているプランクトンや小魚を食べるために、ジンベイザメも海面近くに生息し、そして、ジンベイザメの特徴の一つでもある、とてもおとなしい性質なため、シューノーケルで一緒に泳げるらしい。
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今回の旅行で気図いたのが、どこの街も綺麗なこと。たくさんの猫や犬が路上でウロウロしているのに、ウンチが落ちていない!よく見たら端の方にあったけど…でも、ヨーロッパの都市のように踏む心配がない!
そしてゴミもそんなに落ちていない!これにはびっくり。
大きい街ラパスや観光名所のカボサンルーカスはもちろんのこと、小さい山の中にある街もそう。とても綺麗でびっくりした。
カボサンルーカスに住んでいる友達に聞くところによると、街の清掃が夜中にされて、街を清潔に保っているらしい。
そしてもう一つ驚いたのが、たくさんの観光客で賑わっているのに、コロナのワクチンを証明しなくても入国できていること。その理由も旅をしてわかったことは、地元住民たちが徹底して感染対策を行っているから。
いく先々には必ず、簡単に体温を図れる機械とアルコール消毒液が置いてあり、道行く人々はマスクをしていること。車の中でもしているのには驚き。
これは日本に住んでいるなら当たり前かもしれないけど、アメリカに住んでいる私たちにしたらとてもびっくり。
レストランやスーパーマッケトに体温をチェックする機会なんてありやしない。消毒液は空っぽなんてことはざらにある。それがアメリカ…
シアトルやニューヨークなどに大都市は違うかもしれないけど、私たちの住んでいる街のほとんどの公共機関では、ワクチン証明書を証明しなくても全然利用できる。これだからアメリカの感染者数は、世界でワースト1なんだよなーと実感する。
今はマスクの規制がなくなった今、大半の人は室内ではもうマスクはしていないし…規制中でも、屋外でマスクをしながら歩いている人なんて見たことない…
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今回の旅行で楽しかったのが、動物たちとの巡り合わせ。犬や猫はもちろん、牛やロバがいたるところにいた。
外でのんびりゆったり暮らしている犬が人に吠えることも滅多にないし、餌欲しさにか近寄ってくる。でもどの犬そして猫たちも手入れが行き届いているというか、きちんとトレーニングされてる感が漂う。毛並みも綺麗だし。
旦那曰く、多分地元の人たちがゆっくりと朗らかに暮らしているから、その影響なんじゃないとなんか納得した。
ちなみに牛もいたるところにいて、ラパスのような都会にはいないけど、小さい街中を歩いていると、夕暮れあたりに不意に牛やロバが現れてびっくりすることもしばしばあった。
でも牛はやせ細っていたっぽいけど。でも可愛い目をしていた。また会いたいなあの可愛い牛たちに。