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好きなことを仕事にしていいのか?という話。

会社員経験を経てフリーランスになった私ですが、好きなことを仕事にしていいのか、私も悩んだ時期がありました。

それは、「好きな事を趣味に留める勇気も必要だよ」とよく言われていたからです。趣味を仕事にすると、どうしてもお金が発生してくるので、趣味から、商品・商売に変わっていきいます

商売になると、それに大半の時間をかけ、そこらへんの誰よりもその商品(モノ、ヒト、サービス問わず)に向き合わないといけないときが来ます。好き嫌いだけでは成り立たない時が来ます。

それでも、あなたは好きなものを仕事にする勇気があるのか、向き合う覚悟があるのか、そこが全てだと思っています。


私は好きなことで、それを仕事として、明確にやりたいことがあり独立しました。正直な話、表題の問いかけに関しては『時と場合による』と曖昧なお答えしかできません。

相当覚悟を決めて、フリーランスになったのですが、やはり段々と、商品やツールとしてしか私は『元々好きだったもの』を見れなくなっていきました。
私の場合は、食、です。

もちろん、食べる事は今でも大好きですが、前ほどの嬉しかったり、美味しいものを食べるためにどこかへ出かけたりする情熱は、減ってしまった様に思います。

ですが、実際に趣味を仕事にしてみることで、『食』はただ楽しいだけではなく、食問題の根深さ、食に関する色々なビジネスが行われていること、食に関わり色々な人が動いている事、環境の問題などなど、今まで分からなかったことが沢山見えて来たんですね。

それが今の食環境の現状であり、私ができること・私の使命は何なんだろう?と日々考えているところです。そこまでして私が向き合うべき問題なのかどうかも正直今はわかりません。


趣味を仕事にするということは、四六時中それに関わっていられるので幸せな事だと思います。好きな事であれば、学ぶことも突き詰めることも苦ではないかもしれません。

その反面、仕事にすると自分だけの問題ではないので、向き合わなければならず、逃げられない時もどうしても出てきます。

そうしてまでも、やるべきことなのか?できる事なのか?お金を絡ませてまで自分はやりたいのか?それをしっかり考える必要があると思います。

嫌いになるかもしれない覚悟を持ってまで、仕事にすると決めたのであれば、好きこそ物の上手なれという言葉がある様に、絶対に強いとも思うのです。唯一無二の存在になれるほど、突き詰めていけるとも思うのです。


まとめます。

①趣味と仕事を同じにして、大半の時間を割いて向き合う

②趣味と仕事は分けて、仕事で稼いだお金を趣味にあてる

この①と②はよく分けて考えた方がいいと思います。

まあ、とは言っても、結局何事も経験してみないと分からないことはありますから、何か考えるきっかけにでも慣れば嬉しいと思います。

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