潜在性甲状腺機能低下症・橋本病について(2)
お久しぶりです。
長らく更新ができない状態でした。
これからもゆっくりマイペースに続けられたらと思います。
これからお話する内容については1年前の出来事です。
下書き保存をしていたままでした笑
こちらもまた、みなさんのお役に立てればと思います。
甲状腺疾患が判明して約1週間。
病気との共存について悩まされたり、今後のことを考えさせられた1週間でした。
橋本病はよく耳にする甲状腺疾患・自己免疫疾患のひとつで、甲状腺ホルモンの量が不足して、新陳代謝が低下し全てが老けていくような症状です。また、特定疾患に指定されており、一部の地方では指定難病と同じ取り扱いがされています。
潜在性甲状腺機能低下症も、橋本病とよく似ているのですが、甲状腺ホルモンが不足しているのではなく、甲状腺刺激ホルモンが過剰に出過ぎている症状を現します。
両方の症状が出るのは、橋本病に罹っている人の2.3割だと言われており、私自身もまだ病気について理解しきれていない部分がたくさんあります。
そもそも、甲状腺外来を受けることになったきっかけは、職場の健康診断で検査結果に引っかかったことでした。
昨年から検査結果に引っかかっていたものの、まさかそんなはず、という疑いの気持ちがあり、約1年間特に触れずに過ごしました。
次の健康診断で検査結果が駄目なら再診察してもらおうと安易に考えていました。
しかし、その考えとは反面、すぐに診療を受けてくださいとの通告をされ、どうしていいかわからない状態になりました。
職場への報告
親への報告
これからのこと
たくさんの事柄が頭によぎるが、キャパオーバーな状態でした。
何も考えないのがベストですが、当然、そんなこともできない状態でした。
健康診断からの帰り、甲状腺についてネットで調べていると、原因不明の病であり、遺伝性もあると書かれていた。
しかし、ストレスが過度にかかったり、海藻類をよく食べる人等、そういった人が罹りやすい傾向があるとも書かれていました。
思い返せば、昨年の健康診断までの自分は
・職場の環境が変わった
・彼との同棲が始まったこと
・コロナで友人との関わりが少なくなったこと
・趣味がインドア系が多すぎたが故、無趣味になった
・結婚適齢期が近づいたこと
など、いろいろ考えたり環境が変わった年でした。
ここまでいろんな出来事が起こることはこれまでになかったので、耐えきれなかったのかもしれません。
現在の治療法は、生涯お薬を飲み続けること。
1日でも飲まなければ数値が元に戻り悪化すると担当医から説明がありました。
それから毎日、今も欠かさずにお薬を飲みつつ、定期的に検診を受けています。
診察では、最初に採血・エコー検査をします。
エコー検査は甲状腺の腫瘍の有無を調べています。
ちなみに私は右側に腫瘍がありましたが、肥大しない限りは陰性の腫瘍だろうと説明を受けています。(=癌などではない可能性)
肥大化していた場合は、甲状腺に針を刺して腫瘍の細胞を検査してもらうそうです。
採血から結果までに1時間かかり、通院する日は半日潰れます。
また、毎回採血やエコー検査があるため、費用は保険適用で¥8,000程度です(3割負担の場合)※診察のみ・処方薬代は別途
また、処方されているお薬は『チラーヂンS50mg』です。
元々は25mgからスタートでしたが、数値があまり下がらなかったので50mgに変更になりました。
将来、妊娠した場合は状況に応じてさらに増薬とも聞いています。
薬の飲み方は各医院で若干異なりますが、私は
・毎朝起床時に1錠飲むこと
・朝食は薬を飲んでから30分間隔を開けてから
と説明がありました。
一般的にはこのように推奨されていますが、ごく稀に朝食後に飲むように説明がある医院もあるそうです。
それぞれ医院の指示に従って飲んでくださいね𓍯
だらだらとお話してしまいましたが、橋本病と甲状腺機能低下症について、少しでも理解していただける内容であればと思います。
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