![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133780532/rectangle_large_type_2_f7f36a6343343d7a9ac23245bbbc84ea.png?width=1200)
Photo by
soeji
CSS変数
例えば、
<p id="p1">p1の段落</p>
<p id="p2">p2の段落</p>
の文字の色を同じにする場合は、
#p1{color: red;}
#p2{color: red;}
とすればよいですが、いちいち書くのは面倒です。セレクタのグループ化を使えば、
#p1,
#p2{color: red;}
となりますが、値を頻繁に変えるケースだと、CSSの中の該当箇所を探さないといけないので、面倒です。変数の設定は一箇所にまとめたほうがいいでしょう。そこで「CSS変数」の出番です。
え、CSSに変数ってあるの?ですが、、、あるんですよね。
1.CSS変数の定義
まず、CSS変数の値を定義します。
:root{
--textColor: red;
}
「:root」は、<html>要素の中を示す擬似クラスです。ここでは単にhtml要素と考えましょう。
「--textColor」の「--」は変数の名前の前につける証、「--textColor」という変数の名前。それにredという値を代入している状態です。
2.CSS変数の埋め込み
次にCSS変数をCSS内に埋め込みます。
#p1{color: var(--textColor);}
#p2{color: var(--textColor);}
「var()」はvariable(=変数)です。
丸かっこの中に変数の名前を入れたvar(--textColor)は、redを示すことになり、文字のいろ(=color)は赤色(=red)になります。
使わなくてもWebページはできますが、値を:rootの中にまとめて格納できるので、見晴らしがよくなりますし、ちょっとかっこよいですね。
参考にしてください。