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アイドルからのサプライズ

「スンジュンの記憶に残るにはどうしたらいいかな〜?」
コロナ禍前のオネノプのリリイベの個別サイン会の数十秒での会話。
今思うとすごい図々しいことを尋ねているね??もちろんガチトーンではなく冗談的にへらへらした口調で尋ねてはいるけれど。

なんでこんなことをスンジュンに聞いたのかというと、わたしがびっくりするぐらい人の記憶に残らない顔をしているからです。
昔の推しは6年ぐらい応援していたけれど、お久しぶりです!と言ってくれたのはなんとわたしが最後に行ったリリイベ。最初で最後のお久しぶり…。
そして仕事で2、3回あったことがある人にある日メガネを掛けたときにあったら初めましてと言われたぐらいには顔の印象がない。
もうスパイが適職なのでは…?というぐらうに存在感皆無な顔をしています。

で、以前の推しのトラウマをくつがえしたい気持ちなども相まっての「いや〜どうしたら記憶に残るかな?」という問いだったわけなんですが、このあと返ってきた答えにわたしはびっくりする。

「もう覚えてます〜!」

え?!え?本当に????

予想外の返答が来て心の中はパニック。
上の言葉は実際に口からも出ていたような気がする…。なにせびっくりしてしまったので、このあとの細かい所の記憶が薄い。正直「たくさん会いに来てくれたら残ります〜!」とか「覚えられるようにこれからたくさん会いましょう〜!」という答えが返ってくると思っていて、それに「これからもたくさん会おうね〜」って答えよう!ぐらいのシミュレーションをしていました。(覚えてもらえたら嬉しいけれど、結局そこまでのことは本気では望んでいないシミュレーションをしているあたり、完全に図々しくはなりきれないオタク…)

びっくりしているわたしに構わず、スンジュンはキラキラした目をにこにことさせている。
だってこれまで会ったのは数えられるほどだし、直近で会話をしたのは韓国のサイン会(当時は100名参加で参加者が多い)の2回だけだったけど??

「あ…実は韓国のサイン会に行っていて」
「その時から覚えています〜!」

再度本当に?!と言ったかもしれない。
いや、今思い返すと相手の記憶力疑っていて失礼だな????

とにかくびっくりしたまま終了時間が来てしまって、またね〜と言って去ろうとしたのだけれど、最後にスンジュンが一言。

「今日、○○は僕をみて感動しま〜す!」
「???????」

え、どういうこと?と思いながらも聞き返す時間もなく、わたしはそのまま頭の中をはてなにしながらブースを後に。
僕を見て感動?リリイベのステージを見てわたしが感動したってことが言いたいのかな?たしかに感動したけれど。

そんなこんなでこのことはあまり深く考えずに、イベント後に友人たちと飲み屋さんでご飯を食べていたら、ホテルに戻ったスンジュンがライブ配信を始めました。
みんなで一斉に画面をつけてかわいいね〜と言いながら見ていたら。

「?!スンジュンが、プレゼントした服着てくれてる!?」

そうなんです。
なんと、先程の言葉はこれの予告だったんです。もう天才すぎるファンサに驚きと嬉しさと感動が入り混じって崇めたい気持ちがわきあがりました。

だって天才過ぎません?
プレゼントありがとう〜でもなく、プレゼント着てきたよ〜でもなく、なんならプレゼント着たからあとでVlive見てねでもなく、「このあと僕を見て感動します〜」ですよ。
なんだろう??と思わせておいてからのサプライズ!
アイドルからサプライズされることなんてあるんだ?!っていう新鮮な驚きがありました。

というわけで、すっかり天才アイドルスンジュンにハマってしまったわけだけども、今でも新鮮にスンジュンって天才だよな…と思うことが多いので、本当に天才なんだと思います。
大好きです。


そうそう、覚えてます〜は本当でした!
個別サイン会のあとは写真撮影だったのだけど、名札もなにもつけていない状態で撮影のところに言ったらちゃんと名前を読んでくれました。
っていうか、プレゼント(数ヶ月前に贈ったものだった)を誰からもらったものかまで把握してくれているわけですよね。
本当にありがたくてあらためて崇めてしまう…。

(この天才ぶりを知ってもらいたくて、過去の思い出を初めて書いてみました)

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