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金の家・銀の家より我が家

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

日本国憲法

 個人の価値観は一人一人違う。とすると、「個人として尊重される」は、如何に政府が、国民各個人の生活に干渉せずに、国家維持・発展の為の政策を実行するか?常に考える様に求めている。其観点からすると、我が家から強制的に避難させられるのが一番大きな個人への干渉です。

お侍さんなら、「百姓・町人はグダグダ言うな、御上のお達しだ」で済ませた様ですが、個人主義が認識される時代になっても、頭を切り替えられ無い人達が居る。千万人の為の電力だから、多少の不便は我慢するのが当然、銭なら出す、って感じです。一方で、日本国開闢以来、住民を長期に渡り我が家から避難させたのは、自然災害を除けば、戦争と原子力発電所事故だけです。

今一度、「個人として尊重される」の意味を見直すしてみても良いのかと。

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