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冬を探して

冬らしからぬ天気が続きます。京都は盆地で、冬の間は時折日本海から雪雲が流れて来て盆地の北半分を雲て覆って暗くし雪や雨を降らせるといった感じですが、今冬はそんな冬らしい天気は精々数日です。矢張り温暖化の所為かと、気象庁発表の気温と日射量を昔と比較してみます。残念ながら京都の気象台は日射量を測定して無いので大阪のデータです (リンク)。

まず、気温ですが2005年と2024年の通年の日平均気温に2025年の今日までの気温を重ねたグラフです。青の十字は2024年ですが、オレンジの2005年と比べると、確かに秋の気温上昇が顕著で「秋が無くなった」という感覚と一致します。赤が今年(2025年)ですが、2024年と同じ様な処に居る様です。

大阪の日平均気温

一方、全天日射量ですが、今年に入って高い値が続いてる様です。一つには日射量の減る日、例えば、曇りや雨・雪の日が少ない所為も有りそうですが、何れにしても水分が足りて無い様です。又、2024年を見れば2005年と比較して天気の良い日の日射量が増えており、日傘が必要なのは「科学的」測定でも裏付けされてます。

大阪の全天日射量

自分の街の温暖化が気になる方は気象庁のウェブサイトに行けば各都市毎のデータが見られますのでダウンロードしてエクセルに流し込めば見れます。リンクは 「過去の気象データ・ダウンロード (気象庁)」です。順に「地点を選ぶ」 「項目を選ぶ」 「期間を選ぶ」 を選べばCSVファイルがダウンロ=ド出来ます。

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