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つまんなかった、自分に拍手/「あなたラボ」のこと【1】

 だいぶ間が空いてしまいました。さとうです。
 「ZINEを作ろう」と思って、ここにも書いて、煮詰まりすぎて。でも無事に「まあまあよい◯」と思えるモノができました。そのZINEづくりについてもこれからゆるりと綴ります。
 その前に、この初めてのZINEを展示した、あなたラボ文化祭について、あなたラボについて残していきます。

「つまんない」

 コロナにいろんなことが阻まれて、仕事と家の往復、休みの日も疲れすぎて寝てるかぼーっとしてる。毎日毎日「つまんない」で頭がいっぱいだった昨年5月ごろ。でも、なんとなく、つまんないのは自分がそうしているから。実はおもしろいことってたくさんある、というのにも気づき始める。
 この頃の自分は、いろんなSNSで秋田の"なんかおもしろそうな人"を数珠繋ぎに捕まえていた。それまでも、そんな人たちをたくさん捕まえて見ていたけれども、「意外と秋田にもいるかも?」と思って、自己紹介のところに"秋田”というワードがある"おもしろそうな人"を捕まえ始める。
 単純な性質のため、1人を捕まえて「この人もいかが?」と言われたらもちろん、画面を押す。小さい頃、何も考えず大量に捕まえていたトンボみたいに。目に入ったモノはとにかくフォローしていた。

秋田、若者、おもしろそう、

 そんな乱獲みたいなことをしていて見つけた「あなたラボ」というアカウント。トンボ捕まえていたら、オニヤンマ捕まえた!みたいな感覚。自分がわくわくする「秋田」、「若者」、よく分からないけどおもしろそうなカタカナ、に今度は自分が捕まえられた。ちょっと躊躇して、でも締切も間近だったこともあり「とりあえず申し込んでおこう」とPCをカタカタしたあの時の自分に、拍手。


まだ、続きます。



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