ぽんこつの国試への道(当日と結果、感想編)
○当日
0時にはベッドに入って目をつむったおかげで意外と眠れた。
・Aブロック
緊張。ゆっくり丁寧に解いていたら意外と時間がなかった。
・Bブロック
臨床問題の緊張感、そわそわ感がすごかった。
・Cブロック
疲労を感じた。直前にひたすらおやつを食べてよかった。
・Dブロック
前日より難しく感じた。疲れが出たのか後半眠くなってしまった。ズボンの裾を上げて足首を出すと涼しくてよかった。
・Eブロック
集中し続けるのがきつい。
・Fブロック
これが終われば…ということが途中何度も頭をよぎった。
○結果
必修 約95%
一般/臨床 約83%
参考までに12月末のメディックメディア模試は必修87%、一般/臨床63%だった。
1月上旬のテコム模試4はもう結果が見られないので不明だが、記憶が正しければ一般/臨床は70%くらいだった。
○感想
模試の成績の割に本番はかなりよくできた。最初で最後の追い込みがうまくいったと思う。直前まで不安しかなくて冗談でなく死がよぎったが、初日を終えてきっと合格だと思えた。
Q-Assistの解剖や病態生理の説明がとてもためになった。Q-Assistの問題解説のおかげで疾患そのものだけでなく目の前の患者さんの状況を考えることに慣れたことも大きかった。
よく分からないけど状態は悪くないから経過観察、仮にaが○だとするとdに矛盾するからaは×、という風に雰囲気で解けた問題もあった。
ほぼ捨てた脳腫瘍やマイナー科の知識問題が運良くあまり出なかった。
そして何より冬期講習と直前Assistで勉強した内容がかなり出て救われた。
ギリギリの自分にとってはQBや回数別をやりきるよりずっと効率が良かった。
最も大事だとされる過去問3年分は直前2週間で解き、復習もろくにできなかった。それでも大丈夫だったのは過去問を分析した上でポイントをまとめて教えてくれた冬期講習のおかげだと思う。科目別の知識の総復習にもなってとても良かった。Q-Assistありがとう。
講習を取らずに過去問をよく復習するのも手だったが、時間がない中で気持ちばかり焦ってしまいうまく問題に向き合えなかったため動画を見ることを選んだ。
今思うと知識が増えていくフェーズのまま国試本番に突入したような感じだった。知識を維持する段階になる前に本番を迎えたのでなんとかなったのかもしれない。
結果としては上手くいったのでよかった。ただ、国試が近づくにつれメンタルが限界になった。つらいので今5年生以下の方にはここまでギリギリのやり方はおすすめしない。
大学に入ってから試験直前に勉強することに慣れてしまったが、本来はコツコツ勉強したいタイプだった。自分の理想とかけ離れた勉強法をしていることもストレスになった。
予備校という存在が宗教じみてくるのがよく分かった。他の予備校のことは全く知らないが、自分はQ-Assistを選んでよかったと心から思っている。講義動画を見て勉強する方法が自分には合っていたし、メイン講師お二人の授業スタイルを好きになれたことも良かった。
めちゃくちゃきつかったけど、最後1ヶ月の必死な毎日は少しだけ楽しかった。ボロボロのメンタルで頑張って本番を迎える感じ、結局医学生は受験というものが好きなんだろうなと思った(急に主語が大きい)。
終わってみたら楽しかったとか言い出すあたり、すっかり喉元過ぎたっぽい。
でももう二度とやりたくない。
清澤先生、盛永先生、瀬嵜先生、さとみな先生、Q-Assist様、本当にありがとうございました。
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